焼き芋みたいな
エッセイ・シリーズ (35)
『カーペンターズを聴きながら』
エッセイなどを書くのが昔から好きで、
落ち着いて書ける時はダダダっとペンを走らせていた。
今はパソコンのキーボードを打ちながらだけど、
それでも調子の良い時は、同じように話の先が進む。
で、さっき、ふと思ったのだが、
書く時はカーペンターズを聴きながらの時が多い。
そう言えばそうだ。カーペンターズだ。聴いているのは。
カレンの歌声は、何と言うか、
耳に入って来た瞬間にふっと気持ちが落ち着く。
初めてカレンの歌声を聴いたのは布団の中だった。
中学生の時、深夜放送を知り、
毎晩布団の中でシャープの小型ラジオで聴いていた。
(そうだ!シャープ製だった!銀色で、
手のひらサイズの長方形のやつだった)
その時「スーパースター」という曲が流れてきて、
初めて聴くカレンの歌声に、
なにか宇宙銀河の渦の中を漂っていくような、
そんな感覚に包まれた。
当時、北海道はラジオの電波の入りが悪く、
カレンの歌声が遠ざかったり、また戻って来たり、
聴くのもひと苦労だったけど、
ラジオのDJが微かに「カーペンターズ・・」と言ったので
「これはカーペンターズという人の曲なんだ」と思った。
あの晩以来、
カーペンターズは無くてはならないものになり、
疲れた時には、結局カレンの歌声を求め癒されている。
ちょうど今、このブログを書きながら、
部屋のスピーカーから流れているのは、
♪Yesterday Once Moreだ。
イイな。他にはないな。今も。
s,y
星空Cafe、それじゃまた。
皆さん、お元気で!
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