焼き芋みたいな
エッセイ・シリーズ⑩
『もし生まれ変わっても』
水の都、運河の街、
オランダのアムステルダム。
この街では夜になっても、窓のカーテンが閉められる事はほとんどない。
(もちろん就寝時は別)
時おり、窓越しにお互い手を振り合ったりしながら、
運河沿いの住人達は、
市内に網の目状に広がる運河の美しい夜景を楽しみながら夜を過ごすそう。
けどこの街も、やがては時流に沿い、多くのセキュリティで監視されてゆくことになるでしょう。
長年ここに住むというご夫妻が、穏やかな笑顔でインタビューに答えていた。
「もし生まれ変わったとしても、
そんなアムステルダムなら暮らしたくありませんね」
今、この日本、とりわけ東京も、
いつの間にかびっくりするくらいの監視システムが敷かれ、
確かに「安心」上のメリットはあるだろうけど、
あまりにもがんじがらめに監視されるとなると、これは僕も嫌だな。
生まれ変わったら、その街には暮らしたくないです。笑
というか、地球以外に生まれるしかなくなるか? 笑 どうでしょか。
星空Cafe、それじゃまた。
皆さん、お元気で!
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