焼き芋みたいな
エッセイ・シリーズ (33)
『まち』
エッセイ・シリーズ (33)
『まち』
「おいっ、今からちょこっとまちまで行っか!」
子供の頃、よくそう言って爺ちゃんが僕を呼んだ。
「行く行く!爺ちゃんちょっと待っててよ!」と
慌てて僕は身支度をして飛び出したものだ。
慌てて僕は身支度をして飛び出したものだ。
「まち」というのは、
つまりは片田舎で一番ひらけた駅前辺りのことだが、
僕は長い東京暮らしの今でも
「ちょっとまちまで行って来るわ」と言って、
妻や子供達から笑われることがある。
まちに行くと何でもあったんだわ。
フルーツパーラーも、本屋さんも、おもちゃ屋さんも、
電器屋さんもあって、
そこに行くと東京などの都会から届いた
新しい物がいろいろ揃っていて心が躍った。
何か見つかるかも知れん。
まち。いい響きだなあ。
「ちょっと、まちまで行って来るわ」
星空Cafe、それじゃまた。
皆さん、お元気で!
一週間、ちょっと留守にしていました。
つまりは片田舎で一番ひらけた駅前辺りのことだが、
僕は長い東京暮らしの今でも
「ちょっとまちまで行って来るわ」と言って、
妻や子供達から笑われることがある。
まちに行くと何でもあったんだわ。
フルーツパーラーも、本屋さんも、おもちゃ屋さんも、
電器屋さんもあって、
そこに行くと東京などの都会から届いた
新しい物がいろいろ揃っていて心が躍った。
何か見つかるかも知れん。
まち。いい響きだなあ。
「ちょっと、まちまで行って来るわ」
星空Cafe、それじゃまた。
皆さん、お元気で!
一週間、ちょっと留守にしていました。