《見えてるようで見えてない人》
筆者が何の罪で逮捕され、鈴木宗男とどうからんでいて、なんてことは全然理解してないまま、人に勧められて読みました。
「外務省」といっても、"しゃれたワイシャツを着ている人達"というテリー伊藤の本でのイメージが限界だったので、若干の不安を抱えて読み始めたのですが、この面白いこと!リアル・スパイドラマです。
宗男氏・真紀子氏などのスターや、強烈なキャラの外務省の役人たちが登場し、筆者との丁丁発止のやりとりはスピード感もあってなかなか読ませます。
国内外の情報を扱うこの部署内では、職員同士も情報戦を繰り広げているのです。
おちおち冗談も愚痴も言えない職場です。
だけど、読後感は必ずしもよいとはいえません。
筆者があまりにも自分をかっこよく書きすぎているからです。
目端が利いて鋭いようでいて、意外に"見えてない"人。
もしかしたら彼が「罠」にはまった原因の一端はここらへんにあるのかもしれません。
■1/10読了
筆者が何の罪で逮捕され、鈴木宗男とどうからんでいて、なんてことは全然理解してないまま、人に勧められて読みました。
「外務省」といっても、"しゃれたワイシャツを着ている人達"というテリー伊藤の本でのイメージが限界だったので、若干の不安を抱えて読み始めたのですが、この面白いこと!リアル・スパイドラマです。
宗男氏・真紀子氏などのスターや、強烈なキャラの外務省の役人たちが登場し、筆者との丁丁発止のやりとりはスピード感もあってなかなか読ませます。
国内外の情報を扱うこの部署内では、職員同士も情報戦を繰り広げているのです。
おちおち冗談も愚痴も言えない職場です。
だけど、読後感は必ずしもよいとはいえません。
筆者があまりにも自分をかっこよく書きすぎているからです。
目端が利いて鋭いようでいて、意外に"見えてない"人。
もしかしたら彼が「罠」にはまった原因の一端はここらへんにあるのかもしれません。
■1/10読了