ハーモニカを演奏するとき
重要な事は一杯ありますが、
「唇を舐める」と言う動作は非常に重要です。
初心者の方は、
唇を舐める頻度が非常に少ないので
唇がマウスピースにくっついてしまい
穴移動の時に唇を離してしまうのです。
そのため
穴移動は遅く
フレーズが途切れてしまいます。
私は
「カメレオンのように唇を素早く舐める事」と
表現します。
舌をチョロっと出して
上下の唇を同時に瞬間に
ペロっと舐めるのです。
「チョロペロ」です。
フレーズとフレーズの間の
短い空白の瞬間に
「チョロペロ」を必ず行ってください。
さて今日の曲ですが、
１９６９年のビージーズのヒット曲
「メロディーフェア」です。
映画「小さな恋の物語」の
テーマ曲としても使われています。
上から下がってくるスケール練習を
しているような感じの曲ですが、
とても爽やかで気持ちの良い曲です。
キーはＤ（シャープが２つ）です。
一音一音を出来るだけ滑らかに
演奏することが重要な曲です。
唇をよく舐めて
ハーモニカを滑らかに滑らせています。
エンディングの最後は
１１番穴のＡの音をシェイク
（ベンドを小刻みに繰り返す）をしています。
これはクロマチックハーモニカならではの
奏法です。
それでは聴いてください。
クロマチックハーモニカの演奏で
「Melody Fair」です。
Melody Fair..Harmonica Tokunaga
