こんばんは
本日は、ヒヤリハット報告書を出していただけたので、それを話題にします。
高齢者施設では、日常に多くのリスクが存在しています。机の上に置かれた花が異食事故につながる可能性もありますし、床に落ちた小さなごみも転倒事故を誘発する可能性もあります。現に、季節を感じて頂こうとして用意した柿をかじってしまう入居者さんもおりました。
今回出して頂いたヒヤリハットは、居室に行かれた時にベッドに移ろうとしたというヒヤリハットです。
職員さんが付いて行かれたので事なきを得ましたが、車椅子からの転倒のリスクがありました。
このような時に起きるのが、「怪我をさせてはいけない」という思いと「行動を制限しすぎてはいけない」という思いの、倫理上のジレンマです。防げるであろう介護事故は少なければ少ない方がよいですが、かと言って「あれはダメ」「これもダメ」と行動を雁字搦めにしてしまうのもよい介護とは言えません。
今回のように事故を未然に防ぐヒヤリハット報告書を出してもらうことで、かかわる人間がどういったリスクがあるのかを頭に入れて行動することができますので、行動を制限しすぎるという事態も防げるのではないかなあと思います。
本日は、ヒヤリハット報告書を出していただけたので、それを話題にします。
高齢者施設では、日常に多くのリスクが存在しています。机の上に置かれた花が異食事故につながる可能性もありますし、床に落ちた小さなごみも転倒事故を誘発する可能性もあります。現に、季節を感じて頂こうとして用意した柿をかじってしまう入居者さんもおりました。
今回出して頂いたヒヤリハットは、居室に行かれた時にベッドに移ろうとしたというヒヤリハットです。
職員さんが付いて行かれたので事なきを得ましたが、車椅子からの転倒のリスクがありました。
このような時に起きるのが、「怪我をさせてはいけない」という思いと「行動を制限しすぎてはいけない」という思いの、倫理上のジレンマです。防げるであろう介護事故は少なければ少ない方がよいですが、かと言って「あれはダメ」「これもダメ」と行動を雁字搦めにしてしまうのもよい介護とは言えません。
今回のように事故を未然に防ぐヒヤリハット報告書を出してもらうことで、かかわる人間がどういったリスクがあるのかを頭に入れて行動することができますので、行動を制限しすぎるという事態も防げるのではないかなあと思います。