特別養護老人ホームやすらぎの里川部苑

入居者さんと行う行事や日常生活などの様子、介護現場で感じる入居者さんの暮らしぶりについてお伝えします。

酷暑が続く日々に思うこと

2020-08-20 15:37:24 | 日記
連日の酷暑に、介護職員も入居者さんも体力を奪われがちです。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、ワイドショーなどでは、熱中症で救急搬送されたり命を落としたりする方がいると話題になっています。
特に『高齢者』『室内』『エアコンをつけない』などをよく耳にしますし、専門家を名乗る人間も「高齢者は暑さを感じにくいので、周りにいる人が調節してほしい」と言われます。
実際に、入居者さんはエアコンの風に寒いと言い、クーラーを切ってと訴えてきます。しかし、エアコンを切ってしまうと室温はぐんぐん上昇し、熱中症待ったなしの状態になってしまいます。そのため、介護職員は心を鬼にして、室温を適度に保てるようにエアコンを入れています。
『昔からエアコンが苦手だった』『汗をいっぱいかいて過ごしていた』と言われようと、『命を守ること』を最優先するのが専門家の倫理なのかなあと思います。
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