今日は、新たに即位した天皇陛下が即位を内外に宣言される即位礼正殿の儀がありました。
お天気は雨☂です。
先日、何気なく観ていた番組が「谷内六郎」さんの美術館のことを紹介していました。
幼い頃から週刊誌の表紙絵を描いていた谷内六郎さんのことを知っていた私。
私は、その絵が大好きでした。
今日、家族と車で行くことになりました(⌒∇⌒)
場所は、横須賀美術館。
こちらで「谷内六郎展」~昭和というたからもの~が、12月15日までやっています。
谷内六郎展は、カメラ撮影OKでした。
谷内さんの絵は見たことがある方も多いと思いますが・・・
見ているだけで、なんだか懐かしい気持ちと、とっても優しい気持ちに包まれていきます。
それは自分がその絵の中に入っていくような感覚です。
たとえばこちらのタイトル「店先」の絵。
花火よりもテレビに夢中になってる子どもたちの中に私もいるような気持ちになったり(笑)
タイトル「月夜の蚊帳」では・・・
幼い頃、田舎の祖父母の家に泊まった時、蚊帳の中で寝たことがありました。
蚊帳の中は薄暗くて、怖い気持ちもありましたが・・・
この絵を観て「そうよ。そうよ。深い海の底にいるような感じもしたわ」と思ったり・・・
こちらのタイトル「ミシンの音」では・・・
子どもの頃、家にもこんなミシンがあったなぁ~という懐かしさと・・・
ミシンを踏む音は確かに汽車のリズムにも聞こえるし、緑色の生地が畑にも見えてきて
ミシンの汽車がどこまでも畑の平野を走り続けているような空想をしているこの坊やの気持ちが
「うんうん、確かにそうだよね~♪」と嬉しいくらいに共感出来たり(⌒∇⌒)
表紙絵や本でしか観た事のない谷内六郎さんの絵を身近で観ていくうちに
とっても幸せな気持ちに包まれ、なんだか涙がこぼれそうになりました。
それほど谷内六郎さんの絵は温かい。とっても温かいんです。
どんな人にも温かく、そしてその人の心を優しく包んでくれる谷内六郎さんは本当に素晴らしい人です。
大人になって、谷内六郎さんの絵をとても懐かしく感じられるのは
自分が子どもの頃、谷内六郎さんが描いている絵の世界にいたからなのかな~と思いました。
令和という新しい時代が始まったけれど・・・
昭和の時代を知っている私は、谷内六郎さんの絵の世界「昭和というたからもの」を
ずっとず~っと大切にしたいです。
ちなみに今日は「即位礼正殿の儀」のお祝いで入館料が無料だったんですよ~
知らなかったのでラッキーでした