JR西日本の電車脱線事故について、もちろん鉄道会社側の責任は重大でしょう。
ですが、考えなくてはならないことは、まだいろいろとあるはずです。
たとえば、スピード競争にさらされていた他の鉄道会社の状況。
そのスピード競争を始めさせるに至った「利用者の要望」。
エトセトラ、エトセトラ。
朝の通勤時間帯においては、
確かにダイヤが乱れてほしくはありません。
あまり待たされることなく、次の電車に来てほしいとも思います。
しかし、そのメリットを求める代わりに、
どんなデメリットが生じるのか。
またこうした事故が繰り返されてもいいのか。
有形無形の強いプレッシャーを運転手にかけることで、
誰が得をするというのか。
僕は、職場が近いせいもあって、余裕を持った通勤ができます。
電車→バスと乗り継ぐのですが、
乗りたいバスの発車時刻から7, 8分前に着くよう電車に乗ります。
多少電車が遅れたとしても問題がないように。
仮に大幅に遅れたとしても、
「そんなこともあるさ」程度に受け流そうと自分に言い聞かせています。
いま自分にできること最善のことをやる。
完璧にこなせなくても、気づいたところから、少しずつ。
「利用者」である自分ができる、はじめの一歩です。
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