とみしゅう日記

こん@太公望

「こんこん」には、下心というものがないのではないか。
そう思う。

「こんこん」は、女の子が大好きだ。
その思いをまったく隠そうとしない。

普通、そういう場面で女性は「引く」ものと相場が決まっている。
でも、こんこんは特別。
あからさまなのに、下品ではない。
だから、きっと「こんこん」はもてるのだろう。
推量表現を使った理由のひとつは、合コン的な場面で彼と一緒にいたことがほとんどないから。
もう一つの理由は、彼はまだ新婚さんだから。

「こんこん」と「もりま様」は、いわゆるツーカーの仲。
二人とも酒好きで、エッチで、おバカさん。
かれこれ10年近くの付き合いになるはず。
ここ数年は、ブットバスターズというバンド仲間として、音楽論議も相当に交わしていることだろう。

実は最近まで、「こんこん」を親友と呼んでいいのかどうか不安があった。
「こんこん」と僕との接点がとても薄い気がしていたからだ。
僕はそれほどお酒を飲まないし、音楽や車のこともよく知らない。
テレビゲーム大会にはいつも来てくれるけれど、それはやっぱり「もりま様」という接点があったからこそのことなんだろうな……と、勝手に拗ねていたように思う。

でも、そんな僕に「こんこん」は大役を任せてくれた。
自分の結婚式の二次会で、僕に司会をやってほしいと言ってくれたのだ。
幹事の「もりま様」が、二次会のメインイベントである「ブットバスターズ・ミニライブ」で忙しいから、という理由があったからかもしれない。
でも、「こんこん」が僕を親友だと認めてくれていたからこそ、人生の一大事における大切なイベントに僕を招いてくれたのだ。

恥ずかしかった。
今こそ、自分の勘違いをきちんと正すべきだと思った。
「こんこん」は僕の親友なんだ。

最初に書いたように、「こんこん」には下心がない。
それを勝手に邪推していたのは、こちらの弱い心だったのだと気づいた。

新妻である「けぺ」の肩を抱いて、「結婚だー」と唄う「こんこん」の姿はとても楽しげだった。
もちろん、本当に彼は嬉しかったのだろう。

隠し事をしない友人に対して、こちらも臆することなく接するべきだ。
そう思って、彼の誕生日にプレゼントを贈った。
引っ越しを控えて、仕事も山場にさしかかっている彼に、直接渡すのはさすがに難しい。
そう思って、「けぺ」から渡してもらうことにした。

その夜、さっそく彼から「ありがとう」のメールが来た。
忙しさからくるであろういらだちや疲れを一切感じさせない、暖かで思いやりのある言葉。
あぁ、こんな素敵な男を友人にもてて、自分は幸せだとつくづく思う。

これからもよろしくね。
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