それにつけても♂ってやつは

ここのところ、友人から“AV評論家”と呼ばれています。
何をそんなに熱く語ることがあるのか、自分でもよく判りません。
麻生まりもさんのファンだからでしょうか。
ファンといっても、作品を何本か持っていて、ブログをたまに読む程度なのですけれど。

どんな職業であれ、プロフェッショナルは尊敬されるべきだと思っています。
優れた技術、暖かなサービス精神、愛される人柄…
エトセトラ、エトセトラ。

AV女優も同じ。
「いい仕事」をしている女優さんは人気が出てしかるべきだし、
ギャランティも上がって当然でしょう。
ただ、こういう業界は活躍できる期間が短いわけで、
「生涯AV女優」というわけにはいかないでしょうね。
太く短く稼ぐしかありません。

その短い華の時期にうまく巡り会えた「観客」は、
その幸運を喜ぶべきなのでしょう。

圧倒的に男寄りの作りにならざるを得ない状況の中で、
それでもスターになれるのは、ほんの一握り。
身体を張っただけの甲斐があるのかどうか、
それはもちろん女優さん本人しか判らないでしょう。

画面のこちら側にいる自分としては、
他人様にさらせない格好のまま、
「ありがとう」と思うしかないんだろうな。

もちろんお金を出して作品を買った上で、ってことですけどね。
いい仕事には相応の対価を。
それが常識ですから。