2004年に公開された、M.ナイト・シャマラン監督の作品。
主演は…やっぱりブライス・ダラス・ハワードになるのかな。
彼女の存在感が、この映画の大半を支えているわけですから。
ホアキン・フェニックスは影が薄い。
台詞が少ないせいもあるし、
そもそもそういう役柄だから仕方ないけれども。
ウィリアム・ハートは巧いなぁ。
父として、男として、そして人として、
様々な苦労を感じさせてくれました。
『アンブレイカブル』で失望させられて以来、
シャマラン監督作品は見るまいと決めてました。
が、『ヴィレッジ』はなぜか心惹かれるものがあったので、
DVDを借りたわけですよ。
やるじゃん、シャマラン。←脚韻
一言でいうと、愛の物語ですね。
“ラブストーリー”ではなく。
つまり、愛とは強く、儚く、時に残酷であるということです。
人という生物と、愛という概念とのギャップ。
“こうありたい”という願いと、
“こうするしかなかった”という諦め。
そうした様々な矛盾が、104分の上映中、幾度となくぶつかります。
“村”と“街”、そしてその間に横たわる“森”。
僕が住む場所はどこになるのかなぁ。
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