食べ合わせ

仕事帰りに、よく行くラーメン屋で夕食を取りました。
あっさり味の塩ラーメン。大好きな味です。

店の出入り口から、女性の一行が入ってきました。
耳慣れない言語。
おそらく東南アジア系＆水商売の女性でしょう。
（服装が派手＆薄着だったので）
僕の両隣に腰掛けました。

その途端、強烈な香水の匂いが漂ってきました。

いや、漂うなんてものじゃない。
鼻から口から、有無を言わさず侵入してきたのです。

繊細なラーメンの味が台無しです。
まるで香水を食べているかのよう。

さっきまでのささやかな幸せが消し飛んでしまいました。

8割方食べ終わっていたのが不幸中の幸い。
それでも、なんだか損した気分です。

化粧も商売道具なのでしょうけれども、
あんな強烈な香水を嗅いで、喜ぶ男性が多いのかなぁ、
（いや、いない）
などと訝るわたくし。

もちろん、ラーメンの恨みが8割混ざっていますとも。