まぁ、深くは気にせずに。
hiromuというハンドルネームを初めて見たのは、たぶんキチソンくんの掲示板でだったと思う。
(キチソン's wifeのakichi嬢も、たぶん同じ)
古くからの友人という暖かな雰囲気が、厚かましくない程度にほどよく感じられて、「さすがはキチソン。いい友人を持っているな」と思ったことを覚えている。
その後、hiromuさんが自分のブログを作ったという書き込みをしていた…はず。
で、それを見て、何気なくリンク先を訪れたのが最初…のはず。
とにかく、「友達の友達」の文章を眺める程度の気分で、僕はhiromuさんのブログの読者になった。
率直な人だなぁと思った。
教師という多忙な職業で、苦労したことや悩んでいることを、そのままにつづっていた。
「甘えてはいけない」と自分を律しつつも、「それでも誰かに励ましてほしい」と呟いてみる。
社会人としての自分、教師としての自分、妻としての自分、母としての自分。
いろんな自分に翻弄されながらも、「それが自分の選んだ道」と歩いていく。
布団をかぶって泣くこともあるし、ダンナさんと喧嘩することもある。
言うことを聞かない子どもに切れることもあれば、そんな自分を責めることもある。
教師にやりがいを覚えつつ、限界を感じたりもする。
つまり、hiromuさんは「きわめて真っ当な人間」なのだと、読んでいるうちに判った。
厚かましいなと思いつつも、「キチソンの友人ですが」という「効果があるんだかないんだか判らない」証文を持ち出して、メールを書いてみた。
正体が判然としない男からのメールに、戸惑わないはずがないと思う。
ネットでは、その手のトラブルが頻繁に起こっているとも聞く。
返事が来なくても、それは仕方のないことだなぁと諦めていた。
しかし、やはりhiromuさんは誠実な人だった。
苦し紛れに書いた「そうめんと冷や麦、どっちが好きですか」という愚にもつかない質問にも、堅苦しくない空気を持たせつつ答えてくれていた。
「また、メールいただけると嬉しいです。」
という言葉で、そのメールは終わっていた。
常識ある人間ならそこでやめておくのが普通だが、言葉を真に受けた僕はまたメールを送ることにした。
これだけ丁寧なメールを書ける人と友達になれたら楽しいだろうな、と思ったからだった。
それから約1年。
いろんなことをメールで語り合えるようになった。
厚かましい言い方だけれど、hiromuさんは僕の「友人」だと胸を張って紹介できる。
一度も会ったことがないのに友人とは…と思わなくもないけれど、それはそれでいいんだと納得している。
自分が心地よくなれる空気を持っている人。
話していて楽しい人。
この人と知り合えてよかったなぁと思える人。
そういう人は、先輩・後輩まとめ「友人」って呼んでしまっていいんだ。
今はそう思える。
いつhiromuさんと会えるかは判らないけれど、言葉だけの男だと思われないよう、真っ当に生きていきたい。
100点はもらえないかもしれないけれど、60点はもらえたら嬉しいな。
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とみしゅう
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