パスワードに設定した場合、
あなたはそれを覚えられますか?という問題が生じます。
「大丈夫!ちゃんとメモを取ってあるから」
…何の解決にもなってませんね。
メモを盗まれたら水の泡。
うーむ、もっと便利に使えて、かつ安全なパスワードはないものか?
ということで(いや過程は違うかもしれませんが)考え出されたのが、
「ワンタイム・パスワード」という考え方です。
ある法則に基づいて、毎回異なるパスワードが生み出されるわけです。
で、それを一度入力してしまったら、もう用済み。
二度とそのパスワードは使えません。
実際に市販されているものだと、
ポケベル状の機器を使う技術があります。
その機器には小さな液晶画面がついていて、
そこに随時、6桁ほどの数字が表示されます。
(デフォルトだと、1分間隔で変更されるらしい)
で、認証を求められた場合に、
現在表示されている数字を打ち込むわけですね。
この機器の場合「時刻」を法則の基準
(“暗号の種”とか呼ぶらしいです)にしてるそうで、
たとえば2005年5月18日の0:00~0:01に表示されるのは「123456」よ、
みたいな計算を(もちろん実際はもっと複雑ですよ)
おこなっているんですね。
時刻の管理は端末と認証サーバ
(門番というか審議官というか、そんな機械)が
それぞれやっている…のかな?(ちょっと怪しい)
ま、興味がありましたら、
いろいろネットで調べてみてください(と逃げておく)。
<後編に続く>
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