浜松市中央区舞阪の鍼灸院 院長日記

肩こり、腰痛だけじゃない?!舌痛症や抜け毛など特殊な鍼灸治療をご紹介します。

秋から冬になる時期に多い皮膚炎~今年はよく見かけますあなたの手足は大丈夫ですか?~

2024-11-21 19:51:10 | 日記

ともろです

浜松も急に寒さが出てきて
久しぶりに冬らしい
遠州の西風が吹くようになりました

今回のお題は皮膚炎です

今年は例年以上によく見かけます
原因がわかっている患者さんもいれば
驚いて皮膚科に駆け込む患者さんもいます

皮膚科でわからないと言われた患者さんも
少なからずみかけます

見た目はやけどのような内出血のような
痛みが強いわけではなく
皮膚がん???と間違われる方もいます

今までは当院の地域柄
三ヶ日農家さんの患者さんも多く
例年何人かに目撃している
よくあるものです

今年は夏頃より全国的に
原因のものが大量発生していると
ニュースで取り上げられていました

お気づきの方もいると思いますが
そのは「カメムシ」です

皮膚科医の解説には

~~~~~~~~~~~~~~~
カメムシの皮膚炎は、多くの場合2~3日で
色素沈着を残して治癒します。
ただし、症状が強い場合は早めに皮膚科を
受診しましょう。 カメムシの皮膚炎は、
カメムシが分泌する悪臭のする液体が皮膚
に付着することで起こります。

この液体の主な成分はトランス-2-ヘキセナ
ールというアルデヒド系の物質で、毒性が
あります。

カメムシの皮膚炎の対処法としては、すぐ
に分泌液を洗い流すことが大切です。カメ
ムシの臭いは水に溶けやすいものと油に溶
けやすいものが混ざっているため、油性と
水性の2段階で落とすのがポイントです。
~~~~~~~~~~~~~~~

とのことです。

一般的には素手で意図的にカメムシを
潰す人はいないと思いますが
予期せぬ出来事で踏んづけてしまうこと
手をついたときにカメムシを潰してしまう
といったことは起こり得ることです

みなさん

カメムシの皮膚炎は
体調不良には繋がりにくいですが
こんな手の異常があっても
驚かないようにしてくださいね

以上

 

~~~~~~~~~~
ともろ鍼灸院
浜松市中央区舞阪町舞阪2683
~~~~~~~~~~


暑気払い、お清め

2024-08-08 16:58:54 | 日記

ともろです

 

今年の夏の土用は2回ありました

あまりにも暑すぎたので
毎年恒例の「ほうろく灸無料体験」
はお休みしました
機会を見てまた実施したいです

以前の様子は ↓ ↓ こちらから
満員御礼!ほうろく灸無料体験

ということで
今回は夏の大掃除です
舞阪漁港の目の前にある鍼灸院なので
外は潮風にさらされて
中はお灸のヤニですぐ汚れてしまいます
こまめに定期的に大掃除が必要です

玄関から床から壁から
できる範囲で中も外も掃除しました

浜松顔面神経麻痺専門鍼灸院

最後の締めくくりに
水回りと玄関のお清めです
鍼灸院は病にお悩みで来る場所
病を治す場所
言い方変えれば病を捨てる場所です

そのため
定期的に綺麗にして清めることで
患者さんが早く良くなってくれます

浜松薄毛外来設置治療院

駐車場の看板も
潮と車のタールと
蜘蛛や鳥の糞がよくかかるので
綺麗にしてスッキリしました

夏の汚れは夏のうちに
夏の病気も夏のうちに

以上

浜松市ともろ鍼灸院診療時間

~~~~~~~~~~
ともろ鍼灸院
浜松市中央区舞阪町舞阪2683
~~~~~~~~~~


今年は暑い!いつのまにか土用の丑も...

2024-07-26 14:52:06 | 日記

ともろです

忙しさを理由に更新さぼっていました

気がつけば土用の丑の日も過ぎてた
と思いきや

そもそも土用とは
「季節の変わり目の約18日間」のこと

本来は夏だけではなく
立春・立夏・立秋・立冬
の直前に年4回あります


「丑の日」は?というと
干支の十二支からきていて
十二支ということで
12日ごとに繰り返されます

そのため約18日間の土用の期間中に
丑の日が1~2回発生します

今年の場合はというと
土用の丑の日は
7月24日(水)と8月5日(月)

今年は2回あります
昔からの風習に習いゲン担ぎすれば
「まだ間に合う」ということです

当院では
今年は恒例の「ほうろく灸」ができませんが

夏の土用にはうなぎの代わりに
鍼灸治療もいいですよ

最近は

などの患者さんも多く来院しています

お体の悩みはお気軽に早めにご相談下さい

診療時間のご案内

 
午前
午後

午前 10:00-12:30
午後 15:00-19:30
休診日:火・水・土・日
※祝日は通常診療

以上

~~~~~~~~~~
ともろ鍼灸院
浜松市中央区舞阪町舞阪2683
~~~~~~~~~~


今年の花粉症はもう出ています~花粉症対策~

2024-02-01 11:00:15 | 日記

ともろです

 

今年は年明けすぐから花粉が飛んでいます
その原因は昨年台風も雨も少なかったから

スギ花粉でお悩みのみなさん
今年の花粉症対策はお済みですか?

花粉症対策といえば
目薬に飲み薬
近年では舌下免疫療法

そして知られていないのが
鍼灸治療です

鍼灸治療は
肩こりや腰痛といった
整形外科的な病気のイメージが
あるかもしれません

しかし
スギ・ヒノキなど花粉症の
治療にも効果的です
意外と即効性も期待できます

トップ画像にあるのは
「孔最(こうさい)」という
肘のところにあるツボ

そして↓ ↓ ↓

花粉症のツボ

眉毛の内側にあるツボ「攅竹(さんちく)」
この2つがよく効きます!

とくに鼻づまりに苦しむ人は覚えてください

そして花粉所の治療で使う鍼(はり)は
髪の毛と同じ0.1mmくらいの細いはりです

今年の花粉は今年のうちに

 

以上

 

 

 

~~~~~~~~~~
ともろ鍼灸院
浜松市中央区舞阪町舞阪2683
~~~~~~~~~~


ホスピス・緩和ケアについて

2023-12-14 17:23:18 | 日記

ともろです

みなさんホスピスという言葉を
聞いたことがありますか?

WHOでは

「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることで、クオリティー・オブ・ライフを改善するためのアプローチである。」

と定義していて

ホスピス(緩和ケア病棟)は、癌の終末期(余命約半年以内で治療が難しいと考えられる時)の

患者さんの身体の苦痛や精神的な苦悩を和らげ、残された大切な時間を、その人がその人らしく過ごせるようにする

ための医療施設です。

日本では1981年に浜松の「聖隷ホスピス」がはじめて開設されました。

そこでは、必要な医療とともに人生の最期をより有意義に、悔いなく過ごすためにあたたかいケアを提供することを目的としています。

ホスピス・緩和ケアの勉強会

今回の講師は
日本一の緩和ケア病棟病床数を達成した
国立病院機構 豊橋医療センター
緩和ケア部長だった佐藤Dr.が
現在 成田記念病院で第二の緩和ケア病棟を開設しました
もう一人の講師は、長仙寺住職で
認定スピリチュアルケアワーカー
でもある渡辺さん

それに伴いテーマは
ホスピス運動とボランティアについて
「ホスピス運動の目指すものは命の質の向上と患者さんを主人公とした心温かな医療の構築、生と死の文化と命の教育の創造です。ホスピスの似合う街、ふれあいのある温かい豊かな街へ。僧侶と医師の講演」

というものでした

当院でも ホスピスの考えを尊重し
近年できる限り住み慣れた在宅での
生活を続けられるように
心身ともにケアすることを重要視しています

鍼灸師は
医師のように手術や薬の処方
などはできませんが
病気や症状の重症度に関わらず
体や心の痛みなど幅広い治療
をおこなうことができます
だからこそ
そこに関わる皆さんの
治療に携わることができます

鍼灸師だからこそ
患者と家族の身近な存在として
全人的な苦しみを支え
より一層患者さんのために
つながるよう治療に臨む
必要性があると感じています

 

以上

 

~~~~~~~~~~
ともろ鍼灸院
浜松市西区舞阪町舞阪2683
~~~~~~~~~~

※R6年1月より浜松市行政区の再編により住所の名称が変更となります。
 新住所:浜松市中央区舞阪町舞阪2683