浜松市中央区舞阪の鍼灸院 院長日記

肩こり、腰痛だけじゃない?!舌痛症や抜け毛など特殊な鍼灸治療をご紹介します。

夏休み 生活リズムの変化から体調不良になる子どもの治療

2024-08-29 10:40:25 | 起立性調節障害

ともろです

お子様は夏休み
いかがお過ごしでしょうか?

夏休みを過ごしているうちに
学校に行っていた時と違い
生活リズムが乱れていませんか?

新学期のスタートや
長期休暇に入った時
休み明けは
生活リズムが変化して
体調を崩しやすい時です

なぜかというと
体内時計や
精神的な緊張
自律神経の乱れなど
さまざまな要因が
重なってしまうからです

よくある症状としては

  • 朝起きれなくなる
  • 寝起きは頭が痛く動けない
  • お昼過ぎると元気になる

など
いわゆる起立性調節障害
の症状があらわれやすいです

最近 お子さんの調子が変だな
と気がついたら
お気軽にご相談下さい

浜松起立性調節障害の治療

起立性調節障害に対する鍼灸治療は
小学生でも中学生でも高校生でも
治療をおこなっています

治療は
お子さんが痛がらない
嫌がらない治療法になります

気になる方はお気軽に
ご連絡下さい

以上

浜松市ともろ鍼灸院診療時間

~~~~~~~~~~
ともろ鍼灸院
浜松市中央区舞阪町舞阪2683
~~~~~~~~~~


起立性調節障害の自宅での過ごし方と鍼灸治療

2023-03-13 14:00:39 | 起立性調節障害

ともろです

 

朝は起きられないのに夕方は元気になる

学校の授業はいかないのに部活や遊びに行ったりする

 

「うちの子はなまけているの?」

「行かないだけなのか…」

親御さんは悩まれると思います

 

こういった

「午後から動けるようになる」

というのは

起立性調節障害の特徴的です

 

起立性調節障害は

自律神経のバランスがとれず

朝起きられない

気持ち悪い

頭痛がする

などの症状が出る病気で

交感神経が上がりにくい

午前中に症状が悪化する

傾向にあります

 

また自宅で安静にしすぎると

交感神経が刺激されない状態が続き

より体調を崩しやすくなります

 

1 家に引きこもりがちになる

学校を休む日が増えていくと

教室に入りづらくなったり

友達とも疎遠になってしまうため

外出することをためらうようになります

 

2 運動不足

横になっていたり座った状態が多いと

運動不足から筋肉量が減っていき

血液循環の低下につながります

 

3 生活リズムの乱れ

自宅にこもりきりになると

夜更かしや昼夜逆転など

生活リズムが乱れてしまい

自律神経の乱れを助長します

 

 

当院にも

午後から遊びには行ける

夕方の部活は参加できる

という患者さんが多いです

できる範囲で

どんどん行動をしていくことは

良い出来事と捉えていただきたいです

 

 

また自宅での過ごし方のほかに

鍼灸治療を並行して行うことで

症状の緩和や改善がより期待できます

 

鍼灸刺激により自律神経が

良い状態に調整される効果があるため

自律神経の機能失調が原因である

起立性調節障害に対して

有効な治療手段といえます

 

当院の鍼灸治療では

自律神経への刺激のほかに

乱れを引き起こしている原因を

改善するように治療をしていくことで

症状の改善を目指します

 

 

・朝に調子の悪い日が増えてきた

・立ち眩みやめまいがする

・立っていると気分が悪くなる

などの症状が出ていたら

自律神経の乱れが起こっているかもしれません

 

不安な症状があれば

お早めにご相談ください

 

以上


頭が痛い・体がだるい うちの子はなまけもの?

2022-08-12 23:26:31 | 起立性調節障害

ともろです

 

朝起きれない子供学校に行けない起立性調節障害

として紹介しました

 

今回も起立性調節障害のお話です

 

起立性調節障害とは

末梢血管交感神経活動が低下する病気で

主に小学生から中学生の思春期前後

に多くみられる自律神経の病気です

 

自律神経は

体を動かす神経「交感神経」と

リラックスさせる神経「副交感神経」

があります

 

この2つの神経がバランスよく働くことで

元気なカラダを維持しています

 

今回は起立性調節障害の子にも多い

「頭痛」についてです

思春期前後の体は成長とともに

大きな変化が起こります

・急激に身長が伸びる

・初潮を迎える

など体が成長することで

自律神経が敏感に反応してしまい

バランスが崩れてしまうのです

 

頭が痛くなる原因も

交感神経と副交感神経のバランスが大きく左右されます

 

人間は立っている状態から

重力の関係で下半身に血が溜まりやすく

下半身に溜まった血を心臓に戻すために

筋肉を動かしてポンプ作用の働きで

上半身に血が戻ってきます

 

体を動かす際に働く神経は「交感神経」です。

 

起立性調節障害の場合

筋肉を動かす交換神経が低下しているため

血流を上半身に戻す機能が弱くなります

そのため血流を上半身に

残す機能も低下してしまいます

 

このとき体では

休める「副交感神経」が

優位になってしまっているのです

 

「頭痛」はこの交感神経と副交感神経の

バランスが崩れてしまうため、

脳血管の収縮・拡張が乱れてしまい

痛みが発生します。

 

鍼灸治療では

交感神経と副交感神経のバランスを整え

下半身から上半身への

ポンプ作用を高めていきます

 

交感神経を高める治療と

日常の活動量を上げていくと

脳血流量が安定し頭痛の症状も楽になります

 

起立性調節障害もここ数年で

うつ病より診断されることが多くなりました。

 

元気に過ごすためには

お父さん、お母さんの

「お子さんの体について理解すること」

が大切です

・うちの子、最近元気がない

・ずっと頭が痛いと言っている

 

それはなまけものではなく体のバランスが崩れているサインです。

 

一度鍼灸治療を取り入れてはいかがでしょうか?

お気軽にご相談ください

 

 

以上

 

 


学校に行けない起立性調節障害

2021-05-20 16:14:31 | 起立性調節障害

ともろです

 

前回 朝起きれない子供
というタイトルで記事を書きました

そう

起立性調節障害についてです

起立性調節障害とは
末梢血管交感神経活動が低下する病気で
主に小学生から中学生の思春期前後
に多くみられる自律神経の病気です

前回と見方を変えて
日常生活の中で
具体例として上げると

  1. 朝調子が悪くて学校に行けない
  2. 朝礼で立っていると貧血を起こす
  3. 起立、礼をすると気持ち悪い
  4. 頭痛や腹痛で授業に集中できない
  5. ふらつきがあるので階段が怖い
  6. 持久走や水泳で吐いてしまう
  7. 給食をおいしく食べられない
  8. 修学旅行や職場体験に行けない

などがあげられます

 

気になるお子さんがいたら
鍼灸治療をお試しください

※写真は小学生に対してのお灸の様子です

以上

 


朝起きれない子供

2021-04-21 12:29:37 | 起立性調節障害

ともろです

 

4月20日の仰天ニュースで
「朝起きれない中学生」
の病気ということで
起立性調節障害が紹介されました
 

起立性調節障害とは
 

  • 朝起きれない
  • 立ちくらみやめまいがする
  • 頭痛がする
  • 食欲不振
  • お腹が痛い
  • 入浴後に体調が悪くなる
  • 起床時に体温が高い
  • 脈が速い

などの症状を訴え学校に行けず
病院を受診したところ
診断されるケースがよくあります

起立性調節障害の多くは
末梢血管交感神経活動が低下する病気で
主に小学生から中学生の思春期前後
に多くみられる自律神経の病気です


この病気の治療法は
血圧を上げる薬や
不安を和らげる薬を使用します

しかし
薬だけの治療では
いつになったら治るのかわからず
親子ともに不安になります

実は起立性調節障害という病気
鍼灸治療がよく効きます
 

鍼灸治療は
リラックスする時に働く副交感神経や
活動時に働く交感神経の働きを
調節させることが可能です

そのため

起立性調節障害の症状に対して
機能低下している交感神経活動を
活発にさせることで

病気に伴う
めまい
頭痛
食欲不振
朝起きれない
などの症状が楽になります

鍼灸は薬と違い
副作用も依存性もなく
自分のチカラで自立できるよう
促してくれる治療法です

起立性調節障害や自律神経失調症
を疑う症状で学校に行けない時

鍼灸治療をお試しください

 

以上