イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

嘉義1日目の食事

2025年03月22日 | 台湾

今日22日から4月の3日まで台湾旅行です。今回は初めての訪問地である嘉義からスタートです。

ホテルに入ったのがもう17時頃(日本との時差は1時間)だったのでやはり観光は出来ず、PCなどのセットアップを

してから晩御飯へと繰り出しました。

 

・嘉義の駅
ホテルは駅の真ん前です。実は高鐵の嘉義駅と台鉄の嘉義駅は物凄く離れていてバスで30分以上かかります
(台湾の高鐵あるある…台北以外はどの駅も台鉄の駅とはかなり離れています)。おまけに連絡バスは嘉義駅の裏側に
留まるんですが、表側までは駅の構内をかなりの距離移動しなくてはならないんです。構内に入場するためのチケットを
無料で発行してくれました。
 
■嘉義火鶏肉飯
 
・お店の外観
晩御飯はこれまた駅の真ん前(ということはホテルからも至近距離のこちらのお店で頂きました。
 
・お店の内部
出来合いの小皿料理や鶏肉をご飯に載せたりは手前で、火を使う料理や具材を入れる冷蔵庫は奥になっているようです。
 
・注文した品々
 
・肝連肉
豚の肝臓に引っ付いている肉の部位です。台湾ではとてもポピュラーな小皿料理です。
 
・虱目魚肚湯
台南名物の養殖魚の虱目魚(サバヒー)の半身を入れたスープです。サバヒーはミルクフィッシュとも呼ばれる通り
柔らかで癖のない美味しい魚です。皮の裏側の身には隠し包丁が入っていて、きれいに箸でほぐれた身を付けダレ
(醤油膏に摺りニンニクとワサビ)をつけて頂きます。スープ自体はかなりの薄味ですが、塩とサバジョーの風味と
生姜の刺激が効いています。
 
・現炒青菜
空洞の茎があったので空心菜かと思いましたが食べた感じはどうも別の青菜だったようです。でも野菜をタップリ
食べられるのは有難いです。
 
・魯(鴨)蛋
鴨となっていますが台湾では普通に鵞鳥を鴨ともいうのでおそらく鵞鳥の玉子です。固ゆでした玉子に出汁を
しっかりと染み込ませています。
 
・火鶏肉飯
鶏肉飯(ジーローハン)と言えば鶏の肉を茹でてから割いたものを載せるのが一般的ですが、嘉義では鶏ではなく
七面鳥を使っています。七面鳥独特の風味と旨味と香が実に美味しいご飯です。
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マルケ国立考古学博物館…アンコーナ

2025年03月16日 | イタリア

アンコーナの第8弾では、旧市街の16世紀のフェレッティー宮殿内に設立されたマルケ国立考古学博物館を

ご紹介します。

マルケ国立考古学博物館は1958年に設立され(最初の博物館は別の建物に1868年に開館しています)、旧石器時代からローマ時代までの

マルケ地方の遺物、出土物のコレクションが集められています。特に紀元前9世紀~紀元前4世紀)の発見物のコレクションは、現存するものの中で

最も完全なものとされています。

博物館の見学コースは 3 階に渡って広がり、 1階には古典時代のピチェーナからの品々と、セノネ ガリア人とマルケ州における彼らの証言に

特化したセクションが、2階では旧石器時代から青銅器時代末期までの出土品を鑑賞できます。3 階にはピチェーナ セクションと、鉄器時代初期から

東洋化時代までの墓地からの豊富な副葬品が展示されています。

 

 

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旧サンタ・クララ修道院…コインブラ

2025年03月09日 | ポルトガル

コインブラの第1弾では、コインブラの旧市街とはモンデゴ川を挟んだ対岸に建つ旧サンタ・クララ修道院をご紹介します。

この旧サンタ・クララ修道院は1286年に設立されたクララ会の小さな修道院に代わるものとして、1330年に当時のコインブラ司教で

あったドン・ライムンド・エブラルト2世とアルコバサ修道院を手掛けた建築家ドミンゴス・ドミンゲスにより完成、奉献されました。

しかしこの修道院は度重なるモンデゴ川の氾濫によって被害を被ったために、1667年により高台に新サンタ・クララ修道院を建てて

修道女たちは移転、九修道院は廃棄されてしまいました。

その後廃墟となっていた修道院(と教会)の再建計画が立てられ、2009年に修復が完了、展示室、発掘調査で発見された遺跡や

考古学的発見物、映画を上映する講堂、ショップ、カフェテリアを備えた博物館を併設して後悔されています。

修道院部分はその名残を感じさせる廃墟ですが、その隣には3身廊のゴシック様式の教会部分が廃教会として見学できるようになっています。

教会内部は装飾品は一切残っていませんが、ゴシック様式の天井を支える柱やリブが残り、2階部分へも上ることが出来るようになっています。

 

 

 

 

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サン・エウフェミア教会…ミラノ

2025年03月02日 | イタリア

ミラノの第24弾ではサンテウフェミア教会(聖堂)をご紹介します。

ミラノ地下鉄のサンタ・ソフィア駅から2~300mほど、コルソ・イタリア沿いにあるセンテウフェミア広場の奥に建つサン・エウフェミア

(サンテウフェミア)教会は、はじめは殉教者エウフェミアの遺体を収めるために472年に当時のセナトーレ司教によって建てられていますが、

後援者の援助によって改修工事が加えられ、15世紀に再建されています。さらにその後1870年に建築家エンリコ・テルザーギによって改築

が施され現在のネオロマネスク様式のファザードが完成しています。

単身廊の内部はネオゴシック様式となっており、左右には礼拝堂が並んでいます。教会内部は全体がモザイク画とフレスコ画で美しく飾られています。

中央祭壇の上部にはルイージ・カヴェナーギによるフレスコ画が描かれています。またそれと対峙して入り口側には20世紀初頭に設置された

パイプオルガンを見ることが出来ます。

 

 

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ヴォルテッラ市立美術館…ヴォルテッラ

2025年02月23日 | イタリア

ヴォルテッラはトスカーナの西にある古都で、シエナからフィレンツェ行きのプルマンに乗り、途中のコッレ・ディ・ヴァル・デルサで

ヴォルテッラ行きのバスに乗り換えて1時間半から2時間ほど掛かります。

ヴォルテッラの街は東西に細長く広がっていますが、市立美術館は北側のローマ劇場跡の近くに建つミヌッチ・ソライーニ宮の中に

設けられた美術館で、主として14世紀から17世紀にかけてのトスカーナ地方(フィレンツェ、シエナ、ヴォルテッラ等)の画家の

作品を集めています。

 

・彩色十字架 トスカーナのマエストロ(ビッビア・ディ・バルディモーラ?)

 

・聖ウーゴ モンテロトンドのマエストロ

 

・聖ジウスト モンテロトンドのマエストロ

 

・聖ベネデット 作者不詳

 

・トレンティーノの聖ニコラスと聖ペテロ タッデオ・ディ・バルトーロ

 

・ピエタ ヴォルテッラのフランチェスコ・ネリ

 

・諸聖人と聖母子の3連祭壇画 チェンニ・ディ・フランチェスコ

 

・諸聖人と聖母子の3連祭壇画 エヴォラのアルバーロ・ピレッツ

 

・作者不詳(フィレンツェの画家) キリストの磔刑と聖母マリア、聖ヨハネ

 

・天使に囲まれた聖母子 ヴァンニのステファーノ・ディ・アントニオ

 

・聖セバスティーノ、聖バルトロメオ、バーリの聖ニクラス ネリ・ディ・ビッチ

 

・受胎告知 ルカ・シニョレッリ

 

・栄光のキリストと聖人たち、寄進者ボンヴィチーニ修道院長 ギルダンライオ

 

・諸聖人と聖母子 ルカ・シニョレッリ

 

・十字架降架 ロッソ・フィオレンティーナ

 

・嘆きの死せるキリスト ピエール・カンディーノ

 

・羊飼いの巡礼 ピエール・カンディーノ

 

・聖母の誕生 ドナーと・マスカーニ

 

・聖母子 作者不詳

 

:聖母子ろ聖パウロ、聖ルチア コジモ・ダッディ

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ベレンの塔…リスボン

2025年02月16日 | ポルトガル

リスボンの第4弾では、リスボンの中心部からテージョ川沿いに6kmほど西、有名なジェロニモス修道院とならんで世界遺産に

登録されているベレンの塔をご紹介します。

ベレンの塔は1515年に着工し5年後の1520年に完成、元々はテージョ川を行き交う船の監視、河口を守る要塞でした。建物は要塞とその北側にある

4階建ての塔の2つの部分に分かれています。この16世紀の塔は、ポルトガル後期ゴシック、マヌエル様式の主要作品の一つと考えられています。

建物の平面図は長方形の塔と、南に突き出した細長い側面を持つ不規則な六角形の稜堡から成っています。塔のすべての角には丸屋根の監視塔が

設置されています。

4層の塔は1階が総督の間、2階が国王の間、3階が謁見の間、4階は礼拝堂となっています。張り出したテラスの下は保堡となっており、

大砲が並ぶ砲台となっています。

 

 

 

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シエナの街並み

2025年02月09日 | イタリア

シエナの第9弾では、20年前に初めてシエナを訪問した時の街並みの写真を集めてみました。

主な見どころであるドゥオーモやカンポ広場などを除くといくつかある大きな教会(サン・ドメニコ教会、サン・フランチェスコ教会など)も

当時は内部の撮影禁止(その後の訪問で撮影は実施)でしたが、それでもシエナの街並みの優雅さ、美しさは十分に楽しむことが出来ました。

なかでもシエナの旧市街の周辺を取り囲むように存在する泉の一つ、ブランダの泉の美しさは特に記憶に残っています。

 

 

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スカルツォの回廊…フィレンツェ

2025年02月02日 | イタリア

フィレンツェの際23弾ではスカルツォの回廊をご紹介します。

サンマルコ修道院の建つサンマルコ広場から修道院の左手のカミッロ・カヴール通りを少し進んだ所にあるスカルツォの回廊は、

サンマルコ修道院の人気の陰に隠れて訪問する観光客も少ない小さな回廊ですが、聖ヨハネ洗礼者聖徒会の修道院の小さな入り口を入って

直ぐの所にあります。この回廊には聖ヨハネの生涯のエピソードを描いた16点を含むモノトーンのフレスコ画が描かれています。作者は

フィレンツェ出身の画家アンドレア・デル・サルトで、1509年頃~1523年にかけて描かれたものです。

天上からの光が差し込む下で、モノトーンのフレスコ画は静かに崇高な雰囲気を醸し出しています。じっくりと鑑賞するための椅子も

いくつか用意されていました。

 

 

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サキソフォンのふるさと…ディナン

2025年01月26日 | ベルギー

ディナンの第1弾では、サキソフォンの生みの親、アドルフ・サックスの出身地ディナンの街並みをご紹介します。

ベルギーの南東、ムーズ川沿いに広がるディナンは、ベルギーの首都ブリュッセルから電車で1時間45分、ナミュールからは30分

ほどの所にある街です。サクソフォン発祥の地らしく街中のいたるところにサックスのオブジェが飾られています。

ムーズ川越しにみるディナンの街並みは、玉葱型の尖塔が特徴的なノートルダム教会や、その背後にそびえる山の上に建つシタデル(城塞)が

素敵な美しさを見せてくれます。シタデルへは細く急な階段もありますが、ロープウェイを使って上ることも可能です。ロープウェイの頂上駅の

辺りからはディナンの街の風景を一望することが出来ます。

ムーズ川では遊覧船によるミニクルーズも楽しむことができ、河岸に残る塔や教会などの風景を満喫できます。ディナンにはクック・ド・ディナン

と呼ばれる名物の固焼きビスケットがあり、街中のいたるところで見かけることが出来ました。蜂蜜と小麦粉だけでできているこのビスケットは

様々な型を使ったものがありますが、実施にはとんでもなく固いので注意して食べる必要があるとのことです。

 

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サンタゴスティーノ教会…グッビオ

2025年01月19日 | イタリア

グッビオの第1弾ではサンタゴスティーノ教会をご紹介します。

インジーノ山の麓に広がるグッビオの旧市街を取り囲む城壁の東の端、ロマーナ門を出てすぐの所に建つ聖アウグスティノ隠者修道会の

一部としてサンタゴスティーノ教会は13世紀の中ごろに建設が始まり、18世紀に再建されています。レンガ造りのシンプルなファザードは

1790年まで遡ることが出来るそうです。

教会の内部は単身廊となっており、左右には礼拝堂が並んでいます。主祭壇にはヴェントゥーラ・メルリーニ作と言われる15世紀末の木製の十字架が

掲げられ、その上部には最後の審判、後陣には全面に渡ってヒッポの聖アウグスティノス(354-430)の生涯の物語がフレスコ画として描かれています。

 

 

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