オストゥーニの第10弾では、丘の上に広がる旧市街、白い街を取り囲む城塞の写真をお送りします。
オストゥーニの旧市街は、大聖堂を頂上に広がる丘の上に広がっていますが、その周囲を取り囲むように古代の壁が取り囲んで
います。この城塞都市の壁は独立したものではなく、旧市街の建屋の一部として違いを取り囲んでいます。旧市街の一部に残る階段を降りると、
この城塞を見上げる形で旧市街を一周することが出来ます。
ごつごつとした岩の上に続く城塞は美しく、敵を寄せ付けない威容を感じさせてくれます。
城塞のすぐ下には、ファザードに4本のコリント式半柱とカルメル会の聖人エリギウスとエリシアを祀る壁龕を備えたサンタ・マリア・デル・カルミネ教会が、
少し離れて20世紀初頭に建てられたアラブ・ビザンチンの影響を受けたモダン・ロマネスク様式のマドンナ・デッラ・グレタ教会を見ることが出来ます。
旧市街から少し離れて町の全景を眺めると、オストゥーニの旧市街が丘の上に王冠のように広がる白い街であることが良くわかります。