イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

ベレンの塔…リスボン

2025年02月16日 | ポルトガル

リスボンの第4弾では、リスボンの中心部からテージョ川沿いに6kmほど西、有名なジェロニモス修道院とならんで世界遺産に

登録されているベレンの塔をご紹介します。

ベレンの塔は1515年に着工し5年後の1520年に完成、元々はテージョ川を行き交う船の監視、河口を守る要塞でした。建物は要塞とその北側にある

4階建ての塔の2つの部分に分かれています。この16世紀の塔は、ポルトガル後期ゴシック、マヌエル様式の主要作品の一つと考えられています。

建物の平面図は長方形の塔と、南に突き出した細長い側面を持つ不規則な六角形の稜堡から成っています。塔のすべての角には丸屋根の監視塔が

設置されています。

4層の塔は1階が総督の間、2階が国王の間、3階が謁見の間、4階は礼拝堂となっています。張り出したテラスの下は保堡となっており、

大砲が並ぶ砲台となっています。

 

 

 

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シエナの街並み

2025年02月09日 | イタリア

シエナの第9弾では、20年前に初めてシエナを訪問した時の街並みの写真を集めてみました。

主な見どころであるドゥオーモやカンポ広場などを除くといくつかある大きな教会(サン・ドメニコ教会、サン・フランチェスコ教会など)も

当時は内部の撮影禁止(その後の訪問で撮影は実施)でしたが、それでもシエナの街並みの優雅さ、美しさは十分に楽しむことが出来ました。

なかでもシエナの旧市街の周辺を取り囲むように存在する泉の一つ、ブランダの泉の美しさは特に記憶に残っています。

 

 

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スカルツォの回廊…フィレンツェ

2025年02月02日 | イタリア

フィレンツェの際23弾ではスカルツォの回廊をご紹介します。

サンマルコ修道院の建つサンマルコ広場から修道院の左手のカミッロ・カヴール通りを少し進んだ所にあるスカルツォの回廊は、

サンマルコ修道院の人気の陰に隠れて訪問する観光客も少ない小さな回廊ですが、聖ヨハネ洗礼者聖徒会の修道院の小さな入り口を入って

直ぐの所にあります。この回廊には聖ヨハネの生涯のエピソードを描いた16点を含むモノトーンのフレスコ画が描かれています。作者は

フィレンツェ出身の画家アンドレア・デル・サルトで、1509年頃~1523年にかけて描かれたものです。

天上からの光が差し込む下で、モノトーンのフレスコ画は静かに崇高な雰囲気を醸し出しています。じっくりと鑑賞するための椅子も

いくつか用意されていました。

 

 

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サキソフォンのふるさと…ディナン

2025年01月26日 | ベルギー

ディナンの第1弾では、サキソフォンの生みの親、アドルフ・サックスの出身地ディナンの街並みをご紹介します。

ベルギーの南東、ムーズ川沿いに広がるディナンは、ベルギーの首都ブリュッセルから電車で1時間45分、ナミュールからは30分

ほどの所にある街です。サクソフォン発祥の地らしく街中のいたるところにサックスのオブジェが飾られています。

ムーズ川越しにみるディナンの街並みは、玉葱型の尖塔が特徴的なノートルダム教会や、その背後にそびえる山の上に建つシタデル(城塞)が

素敵な美しさを見せてくれます。シタデルへは細く急な階段もありますが、ロープウェイを使って上ることも可能です。ロープウェイの頂上駅の

辺りからはディナンの街の風景を一望することが出来ます。

ムーズ川では遊覧船によるミニクルーズも楽しむことができ、河岸に残る塔や教会などの風景を満喫できます。ディナンにはクック・ド・ディナン

と呼ばれる名物の固焼きビスケットがあり、街中のいたるところで見かけることが出来ました。蜂蜜と小麦粉だけでできているこのビスケットは

様々な型を使ったものがありますが、実施にはとんでもなく固いので注意して食べる必要があるとのことです。

 

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サンタゴスティーノ教会…グッビオ

2025年01月19日 | イタリア

グッビオの第1弾ではサンタゴスティーノ教会をご紹介します。

インジーノ山の麓に広がるグッビオの旧市街を取り囲む城壁の東の端、ロマーナ門を出てすぐの所に建つ聖アウグスティノ隠者修道会の

一部としてサンタゴスティーノ教会は13世紀の中ごろに建設が始まり、18世紀に再建されています。レンガ造りのシンプルなファザードは

1790年まで遡ることが出来るそうです。

教会の内部は単身廊となっており、左右には礼拝堂が並んでいます。主祭壇にはヴェントゥーラ・メルリーニ作と言われる15世紀末の木製の十字架が

掲げられ、その上部には最後の審判、後陣には全面に渡ってヒッポの聖アウグスティノス(354-430)の生涯の物語がフレスコ画として描かれています。

 

 

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国立考古学博物館…スポレート

2025年01月12日 | イタリア

スポレートの第18弾では、旧市街の旧サンタガタ修道院内に設立されている国立考古学博物館をご紹介します。

博物館は1985年に設立され、古代ローマ時代までさかのぼるローマ劇場も敷地内に包含しています。博物館の1階には

紀元前千年紀からローマ時代以前まで、ウンブリア人の重要な定住地となったスポレートの都市の発展のさまざまな段階の

出土品が展示されています。特に中期青銅器時代 (2 世紀半ば) における人間の存在の最初の証拠や、 7 ~ 6 世紀の副葬品によって

証明されるウンブリア期の集落の発展などが目を引きます。

また2 階には、古代にサビニの領土の一部であったにもかかわらず、スポレートと文化的に密接な関係があったヴァルネリーナ地域

からの出土品が展示されています。

ローマ劇場は紀元前1世紀にに建てられ、部分的に後の建物に組み込まれましたが、中世に部分的に解体されました。 しかし1950 年代に

始まった計画的な修復作業により、階段が復元され、複合施設全体が復元されています。

 

 

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国立古典絵画館(バルベリーニ宮)その2…ローマ

2024年12月29日 | イタリア

ローマの第59弾では、第58弾に引き続いてバルベリーニ宮(国立古典絵画館の写真を取り揃えました。

1633年に完成したフィレンツェの貴族バルベリーニ家の私邸を利用した、ローマにある美術館として、1949年に国立古典絵画館として

一般の公開が始まっています。

 

読書するマグダラのマリア…ピエロ・ディ・コジモ

 

ヘンリー8世の肖像…ハンス・ホルバイン

 

ステファノ4世・コロンナの肖像…ブロンズィーノ

 

キリストの洗礼、羊飼いの崇拝…エル・グレコ

 

我アルカディアにあり…グエルチーノ

 

 

ホロフェルネスの首を斬るユーディット…カラヴァッジョカラヴァッジョの追随者

 

ヴァニタス…キャンドルライトマスター(カラヴァッジョの追随者)

 

ベアトリーチェ・チェンチ…グイド・レーニ

 

 

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リオーネ・モンティ地区のトゥルッリ…アルベロベッロ

2024年12月22日 | イタリア

アルベロベッロの第11弾では、お土産屋やレストランが並び、観光客にも人気のリオーネ・モンティ地区の様子を

お届けします。

石灰岩を薄く加工した石板を積み上げたとんがり屋根のトゥルッロ(複数形はトゥルッリ)の家並みで人気のアルベロベッロには

トゥルッリの集まる2つのエリアが町の東西に存在していますが、西側の丘に広がっているのが、お土産屋やレストランが並び観光客にも

人気のあるリオーネ・モンティ地区です。リオーネ・モンティ地区はなだらかな丘の斜面に沿って数本の道が並んでいます。

一番の賑わいを見せているモンテ・サンン・ミケーレ通りの先には、1926年建立、伝統的なトゥルッリの屋根と鐘楼を持つサンタントニオ教会が

建っています。東側の主として居住地区のアイア・ピッコラ地区のトゥルッリも屋根の造りは殆ど同じですが、リオーネ・モンティ地区のトゥルッリ

のとんがり屋根には月や太陽、ハートなどの紋章が描かれている家が多いのが特徴です。これらの紋章の正確な意味はよく分かりませんが、キリスト教

が浸透する以前の異教や魔術信仰のシンボルや、魔除けなどの意味があると考えられているようです。

 

 

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台北5日目(帰国日)の食事

2024年12月08日 | 台湾
台湾5日目(帰国日)の食事です。
 
帰国日の午前中はホテルでスーツケースの荷造りをしてチェックアウト。近くの晴光市場で昼食を取った後、足つぼマッサージをしてから空港に向かったので
観光の写真はありません。
 
■三媽臭臭鍋
体調もほぼ戻ったし、台湾最後の食事はお鍋を頂くことにしました。
 
・香茅咖哩鍋全景
店名の通り臭豆腐を入れた臭臭鍋が有名な店なんですが、小生はスパイスの刺激が欲しくてカレー鍋を頂くことにしました。鍋にはセルフサービスで白飯や魯肉飯、
アイスクリームなどが付いてきます。右側の白い棒状のものはお餅(追加注文)です。
 
・香茅咖哩鍋の基本セット
カレースープの中は野菜、アサリ、蝦、豆腐、豚肉、練り物、春雨、カニカマなど具沢山です。
 
・追加注文の牛肉
 
・追加注文の豚肉
お肉を一皿ずつ追加しました。
 
■双妹嘜養生甜品
昼食後、足つぼマッサージの施術を受けてまだちょっと時間的な余裕があったのでデザートを頂きました。
 
・紅豆紫紫米
ヘルシーなデザートを提供することを追及している人気店です。小生は黒餅米を使った冷たいお汁粉を頂きました。
 
■松山機場ラウンジ
前回(4月)以降、台北松山空港のラウンジがリニューアル、規模もかなり大きくなっていました。フライト前にちょっと頂きます。
 
・フルーツ、焼き芋、茶葉蛋
台湾滞在中あまり食べていなかったフルーツを頂きます。メロン、パイナップル(この後スイカも)頂きました。台湾の焼き芋は日本の様なホクホクなタイプではなく、
ねっとりとしています。茶葉蛋というのは紅茶や烏龍茶、ジャスミン茶などの茶葉で煮込んだ茹で卵です。
 
・アイスクリーム
新しいラウンジではアイスクリームも提供されていました。小生はマンゴー、ストローベリー、チョコレートを頂きました。
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台北4日目の食事

2024年12月07日 | 台湾
台北4日目の食事です。
 
昼食は東海岸ツアーの途中、蘇澳港で頂きました。1時間ほどのフリータイムで南店宮金媽祖廟の前に並ぶいくつかの
屋台に毛が生えたほどの小さな店の一つに飛び込みました。
 
■港町小吃
 
・酥炸白帶魚
白身魚のフリットです。
 
・鹹酥蝦飯
小海老の唐揚げや牛蒡のほぐしたもの、ブロッコリー、鶏肉のほぐしたもの、コーンと人参の煮込みなどがたっぷり乗った
お重です。これは予想を大きく超えてきました。美味しいし、バランスも良いし、さらに値段もリーズナブルで大満足でした。
 
昼食を頂いた後、出発まで未だ時間があったので、近くの豆花店で軽いデザートを頂きます。
 
・紅花湯
よぼよぼのおじいさんが一人でやっている(商売っ気は全く無し)お店です。小豆を煮込んでいたので、冷たいものを食べたいと
かなり苦労して伝えました。小豆に氷を入れて冷やしてくれました。甘さも控えめでとても美味しい上に、サービスで芋圓
(タロイモ団子)をトッピングしてくれました。
 
■噶瑪蘭威士忌酒廠
カバランウィスキーの試飲です。
 
・4種類のテイスティング
左から、トリプル・シェリーカスク熟成、ワイン樽熟成、ポートカスク・カスクストレングス、最後はこの蒸留所だけで
販売しているモルト・ピーティー・カスクストレングスです。最近はウィスキーをほとんど飲んでいないので、以前のような
細かな評価は難しいんですが、いずれもとっかかりの華やかで甘い薫りが特徴的ですかね。ただ揮発成分が多いのか、
ちょっと時間が経つと印象がかなり変化、地味な感じになっていました。
 
・アイスクリーム
テイスティング、ショップ巡りを終えた所にあったアイスクリームショップでアイスを頂きました。選んだのは抹茶、マンゴーです。
 
晩御飯はツアーから台北に戻って、ホテルまでの帰り道で気になっていたお店に入ってみました。
 
■威士威酒食超市
少なくともこの1年以内に出来たお店です。はじめはワインやウィスキーのショップだと思っていたんですが、中でお酒と
つまみを楽しむことが出来ることに気が付いて興味があった所です。
 
・SELVANEVADA 2021
スペイン、リオハの赤ワイン、ブドウはテンプラニーリョ、グラシアーノ、ガルナッチャ ティンタ 、マズエラです。赤いベリーや
シナモンの薫り、ややドライで樽香がかなり出ています。
 
・生牡蠣
台湾の小粒なものではなく、広島産の牡蠣でした。
 
・ドイツ産ソーセージ
なんと200gの大盛りです。しっかり詰まった肉肉しさが美味しいけれど、ちょっと食べ疲れです。
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