1月28日に埼玉県八潮市で道路が陥没し、トラック運転手が巻き込まれる事故が発生し、現在も救出作業が続いているようです。運転手の無事を祈りたいと思います。
報道によりますと、原因は下水道管の腐食ということですが、なんでも40年位前に埋設したものだそうです。この話を聞いて真っ先に思ったことは「40年くらいで今回のようなことが起こるのだとすると、私の出身地も同様の危険があるのではないか」ということですが、もっと危険だと思ったのは「仮に危険があるとわかっても、財政的にメンテナンスできるのか」という点です。
以前も書きましたが、私の出身地の過去の写真を見ると、80年代にものすごくきれいになっています。下水道整備がどのように行われたかわかりませんが、子供の頃にくみ取り式のトイレがそれなりにあったことを考えると、おそらく80年代以降に集中的に整備されたのだろうと思います。要するにこれから40年を迎えることになる訳です。当時は田舎といえども人が増えていて、経済も今より好調だったと思うのですが、当然今はそのようなことはあり得ません。むしろこれからは危険があると思われる場所は立ち入り禁止にするという方向にするのかもしれません。八潮の様に首都圏に近く、人がある程度住むことが期待できそうな場所ならともかく、過疎が問題になっている地域にまでまんべんなくインフラのメンテナンスをする資金は捻出できないと思います。
今後このような話が増えてくるのかもしれません。今はとにかく運転手の無事を祈りたいと思います。
Sim:4738301
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます