[2021年6月11日 更新]
昨日の記事にあった「文化・スポーツ等特別推薦」(以下、文スポ)
今日は吹奏楽部の文スポを実施している高校一覧をお見せする。
◆杉並、片倉、藤森が人気
吹奏楽をやっているならご存知かもしれないが、都立一の強豪高校と言えば片倉。文スポでも腕自慢が集まり、毎回高倍率になる。
杉並高校もそれに準ずる高倍率になっている。
吹奏楽の文スポは男女枠がない。
男子でも女子でも優秀な人材が合格するようになっている。
例えば2021年度の結果は、
杉並高校
男子 応募7 合格1
女子 応募17 合格5
片倉高校
男子 応募8 合格0
女子 応募18 合格6
他年度を見ても、女子の方が男子より合格者が多い。
これは「通知表の点が女子の方が高い」からだ。
公式発表ではなく私の知る情報からの推理で恐縮だが、中3の男女では通知表の点数が2~3は差がある。もちろん女子の方が高い。
文スポはあくまで推薦入試であり、調査書点(内申点)は重視される。
杉並高校は総合得点の50%、片倉高校は43%が調査書点である。
実技検査の得点比重は杉並高校が30%、片倉高校は19%しかない。
学業成績の良くない子は受かりにくいのである。
余談だが、大崎高校(硬式野球・バスケ。ともに男子のみ)の文スポは実技検査の得点が50%を占めている。学業成績が悪くても実技しだいで合格が狙える。
これはレアな例だ。文京、城東、江戸川などある程度お利口な高校は調査書点を重視している。
文スポを考えているとしても、今は通知表の点を第一に考えておくべき。
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