ぬいぐるみではありません。
ペットショップのネコです。
ご覧の通り・・昼寝中です。
残念、デジイチ無くてポケットからiPhoneを取り出しカシャ!
ひっくり返って無防備に眠る姿は何だかとても幸せそうです。
でも・・ここは街のペットショップのガラスケースの中・・・
買われずに売れ残ってしまうペット達はどこに行くのだろうか?
ちなみに犬猫は、生後3ヶ月を過ぎると多くのペットショップが
値段を下げてバーゲンセール・・、売れ残り回避策をはじめます。
半年近くにもなると、ペットの命を左右する時期がやってきます。
1,店が里親を探す。
これはまだ良心的な方で、地域的なショップかもしれません。
2,大学、専門学校、獣医や製薬会社等に『実験用動物』として
引き取られていく。
(必要悪と言われますが、動物にとっては最悪)
3,保健所や動物愛護センターなどの機関にて殺処分される。
年間数十万匹(ほとんど)のペットが、ここで殺されて、
何の為に生まれたのか、幼い短い生涯を終えていきます。
悲しいかな・・これが現代のペットブームの陰に隠された現実で、
生身のおもちゃ(商品)として売買されるペット達の姿なのです。
ちなみに、こんな命の投げ売りをする流通システムは、先進国では
日本だけなのだと聞いたりしますと・・複雑な気持ちになります。
ところで・・
幸せそうに昼寝をしている、この子は幸せになれるのだろうか・・
こんな素敵な寝顔がいつまでも、いつまでも・・続きますよう----。