前回に続き和服のお話。
先日、テレビで放映された映画「さくらん」を録画し、それを観ながら
作品を描きました。(まったく影響は受けず、ずいぶんほのぼのとした仕上がりでしたが。)
始めて「さくらん」を観たのは運良く、試写会に行く事が出来たので
大スクリーンだったのですが、その際は生意気に
百点はあげられなーい。
花魁さんの華やかさの裏にある悲しみを堪能するなら、やはり「吉原炎上」じゃないかしら。
という感想でした。
映像が綺麗なのは蜷川実花さんが撮ったのなら、当たり前でしょう。
などと思ってしまって。
しかし!チラ見、または聴いてるという感じでしたが2回目に観た今回は
なんだか、すごーく楽しめました。
女優さん達が着こなす艶やかな着物は勿論の事、花魁さんの運命を比喩で表現した
金魚。金魚越しの花街。うーむ。美しい。
きよ葉のお子が流れてしまうトコロなんて、土屋アンナちゃんは
本当にお子さんがいらっしゃるので、その辺りを思うとなんともやるせない気持ちでいっぱいに。
そして、何よりも感激したのは、安野モヨ子さんの原作があって
蜷川さんがメガホンをとって、土屋アンナちゃんというはまり役がいて
椎名林檎さんの音楽がバッチリ盛り上げるという特別の和音。
私の無知でお名前をあげられない、その他諸々の方々が運命的に同じこの時代に
生まれて出来上がったのですね。と痛い程に感じさせられてしまった事でした。
いつか、私もこの仕事をする為に生まれてきたのだ。
この仕事は私がする為にあるのね。とせめて自分だけでも思えるような
お仕事が出来たらイイナ。
そんな風に思えるまで、日々精進して行こう!と
襟を正した次第であります。
先日、テレビで放映された映画「さくらん」を録画し、それを観ながら
作品を描きました。(まったく影響は受けず、ずいぶんほのぼのとした仕上がりでしたが。)
始めて「さくらん」を観たのは運良く、試写会に行く事が出来たので
大スクリーンだったのですが、その際は生意気に
百点はあげられなーい。
花魁さんの華やかさの裏にある悲しみを堪能するなら、やはり「吉原炎上」じゃないかしら。
という感想でした。
映像が綺麗なのは蜷川実花さんが撮ったのなら、当たり前でしょう。
などと思ってしまって。
しかし!チラ見、または聴いてるという感じでしたが2回目に観た今回は
なんだか、すごーく楽しめました。
女優さん達が着こなす艶やかな着物は勿論の事、花魁さんの運命を比喩で表現した
金魚。金魚越しの花街。うーむ。美しい。
きよ葉のお子が流れてしまうトコロなんて、土屋アンナちゃんは
本当にお子さんがいらっしゃるので、その辺りを思うとなんともやるせない気持ちでいっぱいに。
そして、何よりも感激したのは、安野モヨ子さんの原作があって
蜷川さんがメガホンをとって、土屋アンナちゃんというはまり役がいて
椎名林檎さんの音楽がバッチリ盛り上げるという特別の和音。
私の無知でお名前をあげられない、その他諸々の方々が運命的に同じこの時代に
生まれて出来上がったのですね。と痛い程に感じさせられてしまった事でした。
いつか、私もこの仕事をする為に生まれてきたのだ。
この仕事は私がする為にあるのね。とせめて自分だけでも思えるような
お仕事が出来たらイイナ。
そんな風に思えるまで、日々精進して行こう!と
襟を正した次第であります。