繊維万歳!!

１０月の14日からグループ展「オータム・バッグ展」に参加するので
材料の布地を買いに、日暮里に行って参りました。

日暮里は繊維街として有名で駅を出てロータリーを抜けると
右も左も沢山の生地屋や、ラインストーン屋、ボタン屋、革屋等
繊維とそれにまつわる材料屋だらけ。

否が応でも、私の鼓動は高まります。

逸る気持ちを抑え抑え一つずつお店を周り、布地やレースやおリボンを
しこたま買って来ました。

その一部をちょこっとだけご紹介。



しかし、その安さには驚きました。
あたりまえだけど、安くないモノは安くないのだけれど、
上手く行くと1mで50円のレースや1mで100円の布地等が見つかります。

完全にトキメキが隠せません。
絶対にまた行こうっと。

例えばこれが、1mで100円の布地。



しかし、これには思わぬ落とし穴が・・・。


呪いのようなシミが！！

というような事もありますが、きちんと綺麗でお買得なモノも
ざっくざく発見出来ます。
手芸好きは是非一度足を運んでみて下さい。


それにしても、布地屋やホームセンターや東急ハンズに行くと、
無闇矢鱈と苦しくなりますよね。大好きな筈なのに。

きっと、材料屋に行くと、どれとどれをチョイスして、どういう組合せで使うかという、
無限にある可能性の海に溺れてしまいそうになるからでしょうね。


と言う事で告知です。

10/14（火）から24（金）いつものたまプラーザで
「オータム・バッグ展」に参加します。20（月）はお休みです。

書き下ろしイラスト原画付のオリジナルバッグを
なるべくお安く販売します。

ちょっと、郊外ですがお近くにご用の際は、是非お立ち寄り下さい。

Gallery DIVA　〒225-0002　横浜市青葉区美しが丘1-12-3　第7松美ビル203号
http://www.g-diva.com

ファンシーデー

昨日、どしゃぶりの雨の中、東急池上線の「洗足池」に行って来ました。
「洗足池」に降り立ったのは始めてで、ホントに池があるのでちょっとびっくり！




駅を出て左手の歩道橋の下をくぐり、少し行くと風合いのある白い建物があり
その中にあるのがギャラリー・ラ・ボルヌで、とっても素敵な雑貨屋兼ギャラリーです。
マリーニ＊モンティーニさんという方のファンシーなグッズが沢山売っています。



そして、昨日はお友達のコラージュ作家の林美奈子さんの展示のオープーニングパーティで
沢山作品を堪能させてもらいました。
ちょっとシュールでロマンティックな作品達はどれも素晴しく
美奈子さんの楽しい妄想と苦悩で、出来上がっていると思ってジロジロ観てると
時間がいくらあっても足りません。
手が混んでいて、本当のアンティークの包装紙等を使っていて
すごく稀少価値のある作品なのに、激安で販売していて、思わず一つ
購入してしまいました。

わたし、写真がひどくへたっぴなので、ちっとも素敵さを伝えきれてないのが
悔しいです。




それから、美奈子さんに紹介してもらった、かわいい絵を描くかわいいイラストレーターの
女の子達（金川かもめちゃん、長谷川洋子ちゃん、竹井千佳ちゃん、木村奈緒ちゃん、ree＊roseeちゃん）と色々おしゃべりさせてもらって、都合の良いモノ４人でお茶をしに行きました。
各々、人も作品も素敵に個性的な皆さんなのに、まとめて「カワイイ」なんてつまらない一言で
片付けてごめんなさい。

とにかく一日中、ずーっとファンシーな人、モノのめじろ押しで、満腹中枢ならぬ、
カワイイ中枢などというものがあったなら、それがもういっぱいいっぱい刺激された日でありました。

わたしったら、とんだカワイイ目に会っちゃったわよー。


※林美奈子さんの展示は10月6日まで開催してます。
興味のある方はこちらまで↓
http://galerie-laborne.com

ら

「ら」抜き言葉ってのは、いつの間にか市民権を獲得したのだっけかな？

私事ですが、「ら」抜き言葉が憎いのです。


百歩譲って、女学生達が謎の新しい言葉をあみ出すのは許す事に決めたのです。
もともと日本人は、漢字を崩しに崩してひらがなを作ってしまったような人種ですから、
崩す文化なのだと思う事にして。

私も学生の頃は、習いたての慣用句を無駄に使ったり
アレンジしたりしたものです。


ですが！「今時の若いモンは・・・」と
非難する側の大人達が平気で「感じれる」とか「教えれる」等と
言うのを聞くのはちょっと気分が悪い。


かく言う、私もどれだけ正しく日本語を使っているのかと
問われても、知りません。


でも、どうかこれを読んだ方は「感じられる」「教えられる」と
言って下さい！出来る事ならば。

ラムネさん

私の行っているバレエ教室は小さなお子さんのいるお母さん達向けの
教室でなので（私のみ気ままな独身貴族で）、レッスン中に小さな子供達がキャッキャッ！と
ウロウロしています。

そこに、小さな赤ちゃんが泣き出すと、抱き上げてあやそうとしたりする
３歳にも満たないのに、とてもしっかりした女の子がいます。

私なんて、「アハハー！泣いてるーっ」と見てるだけなのに。

そのしっかりした、お嬢さんがギャアギャア泣いている日がありました。
理由は、ナント！ラムネのお菓子がなくなってしまったからです。
いつも、お姉さんらしくふるまっているあの子が、なんとも情熱的に
ラムネを欲して泣いてました。


大人達はピエール マルコリーニやゴディバのチョコレートだの
花畑牧場の生キャラメルだのクリスピークリームドーナッツだのに
目の色変えて行列したりしてしてる昨今に、なんとも純粋なありさまでは
ありませんか。

その涙に私はなんとなーく、大事な何かを思い出したような気がしました。
小さくて、身近な所にこそ幸せがあるというというような。そんな事をね。

それにしても、私が小さい頃は50円くらいだった、あの森永製菓さんのラムネ。
今は80円くらいするんですって。

ゲリラ

今日の雨はシトシトしているけれど、ちょっと前は、ドカンドカンと
激しく一瞬の雨が降りました。
あれを「ゲリラ豪雨」と名付けたのは誰なんでしょう。
上手い事いいやがる。

「ゲリラ豪雨」は自然環境の均衡が乱れた事による地球の叫なんだとしたら、
重大な問題なのですが、わたしにとってはちょっとしたアトラクションです。


日課の散歩中、青い空にもうもうと白い積乱雲が見えて、
それはそれは大きな大きな入道雲で。

見とれていると。

いつの間にか世の中がねずみ色に染まってきて、ポツ・・・ポツ・・・
ドドドドー！と猛烈な雨が降ってきました。まさにゲリラ！

洗濯者を干したまま出かけてしまった人や、お勤めの間のランチタイムに
外出した際、降られちゃったら午後は色の変わったベタベタ張り付く
スカートで過ごさなくてはならなくなったりして、とても不幸な気持ちに
なると思うんですけど。

在宅勤務の私は、帰れば着替えはあるし
すぐにもお風呂に入る事ができますから、痛い程に叩き付けてくる雨に
「あははー！」と笑い、強風に飛ばされそうになっては「キャッ！キャッ！」と
濡れ鼠で雨と戯れて遊べました。
人っこひとりいなくなった町中では大きな声で
「あーめあめーふれふれ♪」って歌っても恥ずかしくないしー。

また、やって来るのかなあ。「ゲリラ豪雨」
次は今年流行に流されて購入したお洒落長靴を履いて出かけてみよう。