トシダナルホの余談の時間♪

イラストレータートシダナルホのお仕事紹介と戯れ言

腥い

2009-04-18 | インポート
「腥い」ってなんと読むかわかりますか?

小説を読んでいたら、「腥い」という漢字が出てきました。
漢字の読みにはわりと自信があるのですが、流石のわたしも読めなかったので
漢和辞典で調べてみました。

「腥い」も読めないなら、自信持つなって?

まあ、厳しい。

「ナマグサ-イ」と読むんだそうです。

そう「月」と「星」が合わさって生臭い。
月とか星なんて、かなり無機的な存在なのに、ナマグサイなんて
最も有機的な意味なんですね。
マイナス×マイナスはプラスって事かな。

「月」は「肉」から変化した「にくづき」だという事、
あらゆる臓器や身体の名前に使われている事は知ってたけど。

「心臓」とか「肝臓」とか「腕」とか「皮膚」とか。

そういえば、肝臓の「肝」も「月」と「干」ですぜ。
あんな、真っ赤ーでおどろおどろしい臓器の事
随分とドライな組み合わせで表しちゃってるのだなー。

ああー。漢字って果てしなくオモシロイ。