トシダナルホの余談の時間♪

イラストレータートシダナルホのお仕事紹介と戯れ言

作品紹介

2011-01-04 | インポート
大変遅くなりましたが、昨年の10月に展示した
「9人のお姫様」作品のご紹介です。

まずはDMで皆様にお届けした「くるみ割り人形」
チャイコフスキーの音楽でバレエの演目として有名です。




クリスマスの日、沢山のプレゼントの中でもクララは
おじさんにもらった古いくるみ割り人形が気に入ります。
ハツカネズミに襲われたくるみ割り人形を助けたクララはお礼に夢の国に招待されるのです。


次は皆様お馴染みの「白雪姫」


7人の小人をスタンプで押したようにしたかったので、線で描画しました。


「シンデレラ」



これは特に運命みたいに集まった素材で
構成されているので、わたしもお気に入りの1つです。
パリの蚤の市で見つけたお皿に描いてあった絵柄
「踊ってくれませんか?」と言っています男の人の絵を王子様に見立てました。
なんて事ないカボチャの写真に紙ナプキンの柄だった靴を乗せて、
パールで飾り付け、代々木公園で撮ったバラの写真を車輪にしたらホラ!カボチャの馬車。


「眠れる森の美女」



こちらの王子様は「受胎告知」の名画から1人、こっそりいただきました。
わたしのもっとも気に入っている部分はパリの林が紫色に染まっていた写真を
イバラに見立てたトコロです。


「赤頭巾」



恵比寿の古本屋で買った外国のお家の写真。これはおばあさんのお家。
オオカミの写真も帽子と蝶ネクタイで、まるで紳士風のオオカミ。


「親指姫」


古着屋さんで買ったチューリップ柄のスカーフと
壊れたピアスの蝶々、チェコスロヴァキアのカエルの切手で親指姫の大冒険!!


「ラプンツェル」

ラプンツェルとはレタス科の食べられる植物の事だとか。
高い塔に閉じ込められた長い金髪の乙女のお話。
麻の紐で金髪を表現してみました。


「人魚姫」

切り絵で王子様の乗る豪華客船を作って、
水色のレースとサンゴで深海の雰囲気にしたつもりです。
人魚姫のお話のキーワードは真珠とナイフです。


「不思議の国のアリス」


パリで買ったノートに描いてあった紳士をちょこっと飾り付けて帽子屋さんに。
ウサギの絵を描いて懐中時計を持たせて、アリスを不思議の国に誘います。
不思議の国への扉は、わたしがフィレンツェ滞在中に住んでいたお家のドアです。
わたしを楽しい国に連れて行ってくれました。