釣キチ日誌

フランス料理“ビストロ・パリジャン”のシェフは、仕入れと称して釣りに出かけます。その釣果記録です。

2007年5月15日

2007年05月15日 | 5月の釣果
今日は天草、御所浦へ。
今回も 『親切丁寧』な“だいわ観光”を利用。

前日、船長に電話をすると
「何処に行きますか?」と聞かれ
「59cmが出たところに もう1匹残ってないですかね」と話すと
「そこへ行きましょう」と気の良い返事をいただいた。

いざ出船。
走る走る、遠い事。
私の頼んだ場所は こんなに離れているとは知らず、また無理をさせてしまった。

今日は大潮、朝から下げ。
着いた場所は、大分 西ノ浦の湾の奥の景色そのままである。
御所浦にも こんな入江があったとは。
こういう場所は、稚魚が成育するところ。

まず、オキアミで第1投、水面で餌をとられる。
次はボイルで2投目、サバ子が掛かる。
ヤバイ、ヤバ過ぎる
ダンゴに変えて 3投目、それでもエサが落ちない。
波止なら即座に場所替えだが、船長に無理をさせているので替われない。

2時間ほどで サバ子も大分お腹が溜まったようで、ダンゴが下に落ちるようになってきた。
しかしその下は、フグ・ベラの猛攻だった。

その頃船長より電話が入った。
だいわ観光は「瀬替りしますか」と1日に4回ほど電話が入る。
瀬替りを断り粘る。
結局7時間、マキエを入れ続けたが 変化は見られず断念。
次の電話の時に 瀬替わりすることにした。

次の場所も 59cmが出たところ。
本当に気を使ってくれて、ありがたい。

夕まず目に向けて、上げ潮が入っている。

期待を込めて 第一投、生のオキアミが残ってくる。
あ、れれ・・・・・
それから回収の夕方7時前まで マキエを入れ続けたが、オキアミを取られる事は無かった。
よく甑で経験した『冷水塊』でも上がってきたかのようだった。

本日、完全ボーズ
船長が「申し訳ない、申し訳ない」と謝られたが、あれだけ気を使ってもらって 釣りきらない私が 申し訳なくて仕方なかった。


来週は石鯛釣りの予定。
また釣果写真無しかも


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