釣キチ日誌

フランス料理“ビストロ・パリジャン”のシェフは、仕入れと称して釣りに出かけます。その釣果記録です。

2007年2月6日

2007年02月07日 | 2月の釣果
大分、大入島へ渡る予定だったが、友人の仕事の都合で船が出ず、佐伯の岸壁で竿を出す事に!!
(私の脚力が強ければ、大入島まで定期船で行き、5mも飛べれば渡れるのだけれど・・・残念)

先週釣りを休んだ分まで 頑張って仕入れしないといけない。

AM5:30、早くも目が覚めてしまった。
目覚ましは6:40にかけておいたので、まだ1時間以上ある。
ぶらぶらと暇つぶしながら 早めにマキエを入れ始める。
AM7:00過ぎ、チヌもお目覚めのようで、50cmオーバーがかかる。

おかしなことに、今日の潮は19枚釣った先々週と同じなのに まるで動かない。
満潮のAM10:00を待たずに潮が止まってしまった。
帰るにはちと早い。
この釣り場は、上げ潮のみで下げ潮はまるでダメ。
他に上げの温かい潮が残りやすくて、じわりじわりと動くところで、風裏の場所はないかと 思いつくところをうろうろ車で走り回り、いかにもという場所を見つけて 竿を出してみる事に。

ここは、足元から10mまで極端に浅く、その先がスコンと落ちていて1本半ある。
マキエを落ち際に打てば、底まで効くはずだ。
まずは3ヒロから探りを入れてみる。
10投程入れてアタリが無いので、一挙に底狙いに。
それから10投ごとに 60cmづつ棚を浅くしていく。
今日の潮は澄み切っているので、3ヒロより浅くするつもりは無いから、3ヒロまでいったら 今度はまた60cm刻みで深くしていけばいい。

2時間ほどで 待望のアタリが出た。
棚は、竿1本ちょい。
落ち壁にエサが擦れながら流れている時だった。
メチャメチャ引く!!壁際沿いに、右に左に走り回る!!!
糸を出したら 擦れてハリス切れは間違いないだろうから これ以上出せない。
我慢比べは チヌに軍配が上がり、チモトから切れてしまった。残念。
その後、4枚釣れて納竿とした。

そういえば、周りを見て回った時に、古船の下に団扇のような尻尾が見えた。
3匹いる。
チヌか?チヌがこんなにデカくなるはずがない。
よく見ると スズキだ。
日本記録に迫ろうかというほどの モンスターだ!!

ロープが縦横無尽に張ってあり、とても竿を出せる場所ではない。
スズキも永く生きていると 安全な場所を知っているんだなぁ。

それと、今日生まれて初めて “うみうし”を釣った。
針を外してすぐに逃がした。
元気に動くかな?と見ていると、周りに6匹もいた。
うみうしだらけだ。
珍しいので観察していたら、アワビの身に見えてきて 美味そうだなと思ってしまった。
うみうしって食べられるのだろうか?
大分の「カンダイな人」に聞いて見なければ。
あの人ならば何でも知っている。
私のクロ釣りの先生です。(通信教育しか受けていませんが)

51cmを頭に キビレ交じりで8枚



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