釣キチ日誌

フランス料理“ビストロ・パリジャン”のシェフは、仕入れと称して釣りに出かけます。その釣果記録です。

2006年6月26日

2006年06月26日 | 6月の釣果
明日の火曜日は予約が入ったので仕事となった。  またとても釣に行けそうな天気じゃないし 釣以外の遊びをしないので暇をもてあましてしまうのでとても助かる。

そういえば5年前までの6月は石鯛釣ばかり行っていた。
海底の地形を覚える為、天草の下田と上甑の里に絞込み船頭に覚えてもらう為 黒地に金で名前を入れた派手なライフジャケットを着て 一生懸命通ったものである。おかげでこの頃は7割5分の確立で取っていた。前の日に赤貝を買いに行き全て割って塩締めと撒きえにわけ 朝一はピトンを打たず手もちで6mからそーっと入れて、、、
しかしすべての瀬を覚えてしまうとこの潮なら何時に何メートルでとか解ってしまう。 そうなると取ってもストレスが抜けきれない不完全燃焼状態になってしまったので今は初めての場所にしか興味を持てなくなってしまった。

今 つりのほとんどはチヌ釣になった。 浮き上がって食うやつ べた底で食う奴 海底に這ったエサしか食わない奴 落ちていく途中のエサしか食わない奴などなどきりが無い。 これを一つずつ頭の中で整理していくと 帰る頃にはストレスはスッキリとなくなっている。
釣っても引きも弱いし 食ってもあまり旨くも無いチヌだけど 一番なやませてくれるチヌ釣が一番面白いなあ。


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