9/9河北新報夕刊記事

地元新聞。
河北新報夕刊のevening entertainmentの所に、「人気アイドル表紙を飾るテレビ誌の増刊」
智さん。ニノ。堂本剛くんそれぞれの表紙のテレビ誌増刊号が写真入りで載っています。
嬉しい!!
なので…記事、載せておきます。興味のある方は、読んで下さい。

【テレビ誌　アイドル前面】
【地デジ化　EPG普及で部数減】
【番組表なし　増刊が好調　ファン吸引に躍起】

　テレビ情報誌が曲がり角を迎えている。
放送のデジタル化により、リモコンボタン一つでテレビ画面に表示される電子番組表(EPG)が普及する中、番組表以外の魅力をいかに打ち出すのか模索が続く。
　表紙を飾るのは人気グループ「嵐」の大野智、中身は大野のほかAKB48メンバー、綾野剛らの洗練された写真とロングインタビュー…。週刊「TVガイド」を抱える東京ニュース通信社が8月に発行した増刊「TVガイドPESON」に、番組表はない。
　昨年3月に不定期で刊行を始め、同11月から月刊に。発行部数は、増刊51年を迎えた最古参の週刊「TVガイド」本誌の約35万部に対し、平均10万部といい、好調だ。
　「週刊ザテレビジョン」も番組表なしの増刊「ザテレビジョンZOOM!!」を2010年から刊行。他誌も追随する。
　多くの増刊で売りはジャニーズ事務所所属の人気アイドルたち。幅広いファンを抱えていることに加え、同事務所がインターネットでの写真掲載に慎重な姿勢をとっていることが、「紙媒体の価値を高めている」(出版関係者)とされる。
　東京ニュース通信社はテレビ局と連係した番組「公式本」の出版やグッズの開発なども強化。石川究統括編集長は「多チャンネル化の中で、スタンダードとしての番組案内は必要」と従来型テレビ誌の意義を強調する一方で、「時代の変化に合わせ、様々な切り口でタレントや番組の魅力を提供したい」と話す。
　BSやCSの普及を背景に1990年代後半から月刊のテレビ誌の創刊が相次ぎ、一時はコストパフォーマンスの良さから部数を拡大したが、2007年から部数減が続いている。出版科学研究所によると、週刊なども含めた12年の推定総発行部数は1998年のピーク時の約半分という。
　EPGの普及に加え、「雑誌を定期的に買う習慣が薄れ、興味ある号だけ買う『単号買い』の傾向が強まっている」と指摘、タレントを前面に打ち出した各誌増刊が相次ぐ背景にあるとみる。
　一方、テレビの側から、テレビ誌を番組化する試みも現れた。WOWOWは7月から、サブカルチャーに力を入れる独自路線の「TV　Bro's」と連携したバラエティー「TV Bro's　TV」を月1回放送中だ。