鎌倉彫

鎌倉彫の記録です

お盆を一枚彫り始めました

2016-07-31 00:28:53 | 鎌倉彫
鉄線を彫っているのですが、数年前に図案だけ写した竹のお盆を彫り始めています。

どんな風に彫って良いのか眺めつつそのままに・・・
まずは地スキを一寸深めに彫って周りを少しずつなかなか重なりの多い図案なのでどうしていくのが良いのか、重なりの部分にも注意しつつ下図を書き直しながらです。




今回の新しく購入した彫刻刀7本の内5本が活躍してます。

平 刀 1mm 3mm 6mm 9mm
極浅丸 4.5mm
浅 丸 6mm
丸 刀 4.5mm 6mm
曲り平 1.5mm 3mm
曲小刀左 3mm
小刀 右 9mm

砥石
 大村砥 荒砥
 伊予砥 中砥
 山城砥 仕上砥

その他
 彫刻刀置き板
 油壺
 スプレー
 歯ブラシ
 竹串
 定規
 



 今回の竹のお盆を彫っている道具です。
 片付けるのに彫刻刀を仕舞う箱か布袋が画像に写っていません。
 シャープペンシル 0.5mm H 2B が写っていません。
 黒カーボン紙が写っていません。

 彫刻刀は、彫るものによってもう少し増えたり減ったりします。
 置き板は、どうしても使用している彫刻刀の数が多い為に,刃があたって欠けない様に使用しています。
 
 油壺は、袋や箱に彫刻刀を仕舞うときに椿油を塗るのに使用・2008年からの使用です。

 砥石もこの他にもありますが普段はこの3本で仕上げています。
 人工砥石の場合 一寸研ぎたい時に水に漬けたりと直に使えない為最近は殆ど使っていません。
 天然砥石だと、1回のスプレーで使用出来る便利さが手元から離せない理由です。
 砥石の面直しは、ダイヤモンド砥 150 600番 が両面にあるものを使用しています。写っていません。

 竹串は冶具として幅・深さを測るのに使用しています。