鎌倉彫

鎌倉彫の記録です

本番 図つけ

2016-09-24 14:48:30 | 鎌倉彫
いよいよ本番の木地に図を付けていきます。

 最初に中心から放射状に12本の線を書き込みます。
 中心に写した図の中心と合わせてテープで留めてカーボン紙で写します。

 小生は、カーボンで写した図は参考として、再度点を合わせて書き直しています。
 絶対はないですからね。

 さて、側面の丸みをどう書いていくか。多分フリーハンドだけではそれぞれに違いが出てしまうので基準となる点を決めて、放射状に引いた線を元に点を出してつなげてみました。

 線幅が何ミリか、何処で交わるか、全体の丸み等眺めて修正していきます。
 それでも実際に彫っていくと0.*ミリの誤差が合ってくれないなんてなりますから神経質にならず基準点をしっかり把握していくと良いのかも知れません。

   







倶利香合

2016-09-18 00:44:06 | 鎌倉彫
曲面と側面の彫り

 この部分はフリーハンドで書き込んだ所を彫りますが、一寸コツさえ判ると楽です。

 この倶利を彫っていて、スケートで言う規定演技ですね。

 ここから何ミリ・幅も何ミリと仕上げてみると全体がバランス良くキッチリです。



 



 12本の線を側面まで延ばして左右均等に幅を決めると綺麗に仕上がってくれます。

 板面の残り幅は4mm まあ