「短歌と写真」 ✿すみれの花咲くころ. ✿

 

趣味の短歌を中心に、旅行のこと、日常のちょっとしたことをかきとめよう!!。

 

 睫毛  踏んづけちゃった

2013-01-14 | Weblog

阪急電車の乗り換え階段を、しっかり足元をみて上っていたときのこと、付け睫毛がおちていることに気付いた。勿論さっと次の階段に足を運んで上り切り、乗り換え電車に乗ったわけであるが、妙に気になってしかたない。落とした彼女は泣きながら階段を歩いていたのだろうか?何があったのだろうか?
今でも彼女は、落としたことに気づいていないかもしれない。もしかしたら おめかしして、彼に会いに行くところだったかもしれない。
コーヒーを飲みながら、今「アレッ」と彼に気づかれていないだろうか?

もうすこししっかり接着剤をつけるべきだよ、つけたら、泣いたりしちゃあだめだよ。


即詠のわが短歌一首

おもしろておかしゅてかなし片方の睫毛が駅におちて踏まるる


芭蕉の「面白くてやがて悲しき鵜飼かな」の本歌どり・・・・・・・・・のつもり。


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