タカラ時代のお人形

数十年ぶりにドール趣味を再開した記念に、タカラのジェニーやリカちゃんをお披露目するブログです。

35周年記念復刻2代目リカちゃん・後編

2024-11-26 | 2代目リカちゃん

ご訪問ありがとうございます。

また、コメントを下さった方、本当にありがとうございます。

元記事の方に返信させて頂きましたので、良かったら見てみて下さいね。

 

前回に引き続き、今回も35周年記念復刻2代目リカちゃんです。

 

 

2代目リカちゃんを象徴するポックリ靴こと、マグネットシューズ。

 

このように、シューズにマグネットが仕込んであって「磁石がつくものなら どこでも 立っちゃうの」です。(パッケージより引用)

白バラ柄の赤い台座はスチール製。支柱が無くても立つ!便利!

ちっちゃいあんよが可愛いな。

オビツボディの足裏にマグネットが仕込まれているものがありましたが、2代目リカちゃんにインスパイアされたのだと勝手に思い込んでいます。

 

くるんとした外巻きカール。これまた可愛いなあ…

覚悟はしていましたが、前髪を後ろで括っているゴムが劣化してベトベトになっていました。

いややっぱ、お人形は出して遊ばなアカンわ…

 

 

箱の裏。

1972年から1981年にかけて生産された2代目リカちゃん。

荒い写真で恐縮なのですが、箱上部の3人、箱中心、復刻ちゃんで少し表情が違うのが分かりますでしょうか?

ご多分にもれず、2代目リカちゃんも10年間の間に何度かマイナーチェンジがありましたが、復刻版の子は【それらの平均的な表情】になっているように思います。

2代目リカちゃんが好きな方なら、皆様納得のお顔なんじゃないかしら。

 

 

白バラちゃんの足元にあるのは…

昨年出た歴代ミニチュアパッケージコレクションです。

 

 

一発で2代目リカちゃんを引き当てましたのよ。オホホ。

再現度高い!これで箱の中が青なら完璧だったなあ。

もしかしたら、当時は黄色い台紙の箱もあったのでしょうか?

 

 

ポックリ靴と並んで2代目リカちゃんを象徴する白いバラのヘアピンですが…

 

 

これ、正面から見たらこうなりますよね。バラの断面図状態。

パッケージ写真みたいに、バラがきれいに正面を向く付け方ってどうやるんでしょう?

ヘアピンをとって、モチーフをダイレクトに貼り付けないとああはならないような気がします。

 

 

子供の頃は持っておらず、あこがれ続けていた2代目リカちゃん。

大人になり2度目のドール沼にハマり、それがまた終焉するのを見計らっていたかのようなタイミングで、35周年記念復刻2代目リカちゃんは発売されました。

自分の中でドール熱が冷めつつあるのは自覚していましたが

 

「嬉しい!この子は…この子だけは手元に置いておきたい!」

 

そんな想いで買ったのが、このリカちゃんです。

 

 

子供時代のもどかしさを巻き返すべく、すぐに箱から出して遊ぶつもりだったのですが、いざ本人を前にすると、もったいなくて出すことが出来ない。

箱入りのまま眺めて、箱入りのまま飾って、箱入りのまましまって…

その後自分の中で2度目のドール沼が完全に終わりを迎え、引越しの際に他の多くのお人形さんたちと共に新居に送られて以来、ずっとそのまま。

 

昨年新たに3度目のドール沼がやってくると同時に、購入してから21年目にしてついに箱から出された35周年記念復刻2代目リカちゃん。

もしかしたらまた、熱が冷める日が来るかもしれませんが…

その時が来るまでは目一杯遊んでもらおうと思っています。

 

 

 

 

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35周年記念復刻2代目リカちゃん・前編

2024-11-21 | 2代目リカちゃん

ご訪問ありがとうございます。

前回の更新では我ながら胸焼けをおこすほどクドい文章を書きましたので、本日の更新はサラッと行きたいものです。

 

読書の秋、食欲の秋を満喫していたシッポナちゃんと白バラちゃん。

自分にとってはふたりとも、大変思い入れの深いお人形さんです。

まずは白バラちゃんこと、35周年記念復刻2代目リカちゃんの開封時の写真をば。

 

 

初代リカちゃんが誕生したのは1967年。

1992年に25周年を記念して、初代ちゃんの復刻販売がありました。

そこから更に10年後の2002年。35周年の記念に復刻販売されたのが、35周年記念復刻2代目リカちゃんです。

 

 

おすまし顔の正面。少し緊張気味?

 

 

箱左側。「キマッテル~~~~~。」が良いですネ。

(字が見辛くてスミマセン…)

 

箱右側。2代目リカちゃんの象徴、ポックリ靴!

 

ついに開封!

 

 

ようこそ、お外の世界へ。可愛いなあ…

 

 

そしてこれまた2代目リカちゃんの象徴、白いバラのヘアピン!

 

 

2代目リカちゃんが活躍していたのは1972年から1981年。

自分の幼少期はちょうどこの世代で、人生初のドール沼にハマった時期でした。

大好きなリカちゃんとはお風呂も一緒、寝るのも一緒、何をするのも一緒で、それこそリカちゃんのお顔が真っ黒になるまでたくさん遊んだものでした…

などと書きたいところなのですが。

 

 

持っていなかったんですよね。リカちゃん。

 

 

あれは自分の未就学児時代。

お人形さんにはだだハマりしておりましたが、憧れのリカちゃんは持っておらず、欲しくて欲しくて堪らなかった頃。

仕事で不在がちだった父が電話をしてきて、「明日帰るわ。お土産におもちゃ買うたるよ。何がエエ?」と、聞いてきたのです。

父の言葉を遮るように、「リカちゃん!リカちゃん買って!」と絶叫。

帰ってきた父から渡された包みをドキドキしながら開けると、そこには…

 

90度に曲がった肘。グラマラスなボディ。ニッコリ笑った口元からのぞく真っ白な歯。

マテルが誇る史上(市場)最強のファッションドール、バービーことバーバラ・ミリセント・ロバーツ嬢が威風堂々と佇んでいたのでした…

 

幼いながらも父の気遣いは理解していたので、「ダディ…これ、リカちゃんやない。バービーや」とも言えず、かと言って喜ぶことも出来ず、かなり曖昧な態度だったと思います。

父は何も言いませんでしたが、その後お土産に何かを買ってくることはありませんでした。

 

バービーももちろん、素敵なお人形さんでした。

けれどね…

 

 

リカちゃんが欲しかった。

大事なことなのでもう一度言いますね。

 

 

リカちゃんが欲しかったです。

 

 

結局はクドい文章のまま後半へ続く。

 

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