ご訪問ありがとうございます。
前回の記事にコメントを下さった方、本当にありがとうございます。
元記事の方に返信させて頂きましたので、良かったら見てみて下さいね。
また、ミスバンビ様よりご快諾頂きましたので、我が家のシッポナちゃんが大変お世話になった多美子おしゃれ美容室様をリンクさせて頂きました。
左カラムの【ブックマーク】より飛べますので、皆様ぜひご訪問下さいませ。
本日は2代目リカちゃんに代わり、幼少期のもずめの元にやって来た、バーバラ・ミリセント・ロバーツ嬢のその後のお話を。
「リカちゃん買って!」とせがむ娘に対し、大人あるあるの知識不足でバービーを買ってきた父。
憧れのリカちゃんで無いのは確かに悲しかったのですが、自分のお人形さんに新たな仲間が増えたのはやはり嬉しく、気が付けばバービー嬢も我が家の一員になっておりました。
ただですね…
自分はお人形さん遊びが大好きでしたが、巷のお淑やかな女児たちのように、「アイドルごっこ」「お姫様ごっこ」と言った可憐な遊び方ではなく…
どちらかと言うと、男児のブンドドに近いごっこ遊びが多かったです。
具体的には、銀行強盗ごっこだのインディ・ジョーンズ的冒険ごっこだの。
そんな中でバービーは、「人質にとられる女性行員」「敵の女幹部」「指名手配中の賞金首」「謎の女スパイ」と、八面六臂の大活躍を見せてくれました…て、ヒドいなオイ。
すべては彼女と対面した瞬間、「リカちゃんちゃうやん…てか、バービーめっちゃ強そう…」と思ってしまったのが、彼女のその後を決定付けてしまったのでしょう。
肘の曲がりが90度に固定されていたので、戦闘時のバーバラ嬢の必殺技はチョップ系でした。何やらせてるんだか。
(因みに、ブンドド遊びは基本ひとりの時で、お友達と一緒に遊ぶときはちゃんと可憐なごっこ遊びをしておりましたわよオホホホホ)
そんな彼女に付随していたお洋服は2種類。
ピンクのブラウス部に、黒地にバラ柄の模様が付いたスカート部で構成されたワンピースと、淡い水色のナイティ。
どちらも薄く柔らかい生地でシルエットが大変美しく、子供用玩具とは思えない程に繊細な出来でした。
バービー嬢本人の扱いとは裏腹に、それはそれは丁重に扱っていたものです。
今でも同じものが欲しいくらい。
我が家ではハードな役割を与えてしまいましたが、【おとなのおねえさん役】として正に名女優でしたので、結局は気に入っていたバービー。
彼女もまた引っ越しのどさくさで、他のお人形さんと同じように勝手に処分されてしまいました。
…何でそんなことするかなあ。引越しってだけでも子供にはダメージMAXなのにホンマ。
その後の自分のバービー歴ですが…
それぞれ別タイプの子を2回迎え入れて、2回とも扱い切れずに手放しております。
ひとりは彼女。
1995年に販売された、Enchanted EVENING Barbie
初代バービーのリプロですが、今見ても大変美しいお人形だと思います。
その美しさが逆に仇となり、何を着せたら良いのか、どう彼女に遊んでもらえば良いのかが自分にはわかりませんでした。
高嶺の花感がありすぎると言うか、凄みがまるで違う感じ。このあたりは流石、バーバラ・ミリセント・ロバーツ嬢。
【非売品エクセリーナのようにそのまま飾る】と言う楽しみ方で良いと気付いたときには、すでに手放した後でした。
飾るどころか箱入りのまましまいっ放しの子も多いのに…やってもた…
そして、もうひとりはこちら。かなり最近の子です。
バービーコーヒーショップ店員さんのバーバラ嬢。
こちらの彼女、身に覚えのある方も多いと思いますが、【ショップ目当てで買ったらバービーが付いてきた】パターンです。
ただですね…当初は手放すつもりは無く
「せっかく“ガンガン遊んでね”派のピンクボックス、遊ぶで!自分も大人になったから、もうバビ姐にムチャはさせへんし!これからは素敵な大人の女性として大活躍間違い無しや!」
などと考えていたのですが…
カービィータイプだったんですよね、彼女。
いや…自分がバービーコレクターで、新たなバリエーションとしてなら全然良いのです。
体格も自然でかえって扱いやすそうですし、お顔もピンクボックスバービーらしい愛らしさ。
(カービィータイプ=ぽっちゃり型らしいですが、普通にナイスバディですよね?ぽっちゃりって言うの絶対無理あると思うわ…)
ただね、バービーなら手元に置くにしても1体だけかな?と考えていたお人形ですので、ベーシックなスタイルの子が欲しかったのです…
上部にまとめたおでこ出しお団子ヘアも可愛いですが、乱れてきたときの対応も手こずりますし…
悩んだ末、結局は手放してしまいました。
話には聞いていましたが、台紙に止めつけるタグが直接頭部に打ち付けてあったのには驚愕しましたよ…
今でも欲しい子はいます。だけどね。
自分の手元に来ると、何かと無責任に手放される運命となる、バーバラ・ミリセント・ロバーツ嬢。
それこそ高嶺の花として、遠くから眺めている方が彼女の為になるような気がしてなりません。