ご訪問ありがとうございます。
本日はいつもと少し違う雰囲気の更新となりますがご容赦を。
あかりをつけましょ ぼんぼりに
おはなをあげましょ もものはな
本日は3月3日。
もずめのハートが勝手に決めた、我が国唯一にして最高峰の【誰にも気兼ねなくお人形さんを愛でまくれる日本公式お人形さん祭り】の日。
そう。お雛祭りです。
素敵ですよね!
だって、日本全国津々浦々で、綺麗なお人形さんやミニチュアの和家具を飾って、それを見ながらお菓子やご馳走を食べるんですよ?これって凄くないですか?控えめに言う必要もなく最高ですやん。
実行する・しないはさておいて、そういう日が存在していると言うのが、大変素晴らしいことだと思っております。
それでは早速、我が家のお雛様を。
括目せよ!(小さいけれど)この、豪華絢爛七段飾りのお雛様を!…って、何でそんな偉そうやねん。
いやスミマセン。このお雛様は大人になってから自分の稼ぎで買ったものでして…
率直に本音を申しますと見て頂きたいだけなのです…
シッポナちゃん(ペティーナ・プードル)「私、お雛様って初めて見たんだけど…凄い…」
白バラちゃん(2代目リカちゃん)「リカも間近で見るのは初めて!迫力あるね!」
いやあ…子供の頃に持っておらず、リカちゃんと双璧をなすほど欲しかったのが、“お雛様”だったんですよ。
毎年出し入れは面倒ですが、こうして見る度に『買って良かったな~』と、しみじみ噛み締めております。
購入したのはもうずいぶん前のことですので、記憶も曖昧なのですが…
『よっしゃ!お雛様買うで!』と決めてから、まずは条件の絞込みを行いました。
・絶対に七段飾り。お人形もさることながら【嫁入道具】が欲しいので、これは譲れない
・自分の性格から言って、本格的な仕様のもの(木目込や胡粉)は管理が出来ない。出来れば現代的な素材が良い。
・素材は現代的なものが良いが、お雛様自体は伝統的な仕様が良い。可愛らしいものやモダンなものではなく、古風な仕様のもの。
・何を言っても日本で一番高いのは土地。狭小住宅の我が家にスペースの余裕などない。1/6ドールにも使えるかもしれないし(本音)、とにかく小さいものを。
・金に糸目は付けねぇ!…と言いたいところだが、流石に付ける。バイク(当時から今に至るまで、もずめの持ち物の中で一番の高額品。但し中古・小型MT・栄一十数人分・今は乗っていない)より高いものは買えねぇ…
上記の5点を念頭に置き、時にはお値段に仰け反り、時にはサイズに涙しながらも、ついに購入に至ったのがこのお雛様なのです。
改めてみると、シッポナちゃんたちにもぴったりサイズ。
彼女たちと共有出来るのは嬉しい限りです。こだわって良かった。
お雛様の前でおやつタイムのふたり。
ミニチュアの桜餅を持っていた筈なのですが、肝心なときに出てきやしねぇ…
代わりと言っては何ですが、桃の節句らしいお色のおやつを用意しました。
イチゴのカップはセリア、缶入りのお菓子はトイズスピリッツのものです。
今回は白バラちゃんにもバッグを。
このバッグは…プティットアンティークリカちゃんのドレスセットだったかな?自信無い…
プラスチック成型、分かり辛いですがバラ柄の型押し模様、真ん中にラインストーン。
古き良き正統派な女の子のおもちゃ。上手く言えないのですが、【リカちゃんの持ち物感】が凄い。
靴はまた、別のセット…と言うか、ジェニーのものだった筈…いやでも確か、リカちゃんでもこの靴は出てたな?どっちだったっけ??
ふたりとも楽しんでね。
姫と殿の位置は関東と関西で違いますよね。
我が家では年毎に入れ替えているのですが…年々記憶があやふやになってきております。
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幼少時の怨念が開放されたと言っても過言では無い、我が家のお雛様。
そんな大事な大事なお雛様なのですが、実は飾っている場所がかなり劣悪な環境でして…
有り体に言えば『自室のクローゼットの中』なんですよね。
もちろん購入当初は居間にでも飾るつもりだったのですが、我が家には【すれ違っただけで家が軋むレベルの紛争状態に突入】するほど、仲の悪い猫が数匹。
とてもではないですが、共用部に飾ることは出来ません。
毎年2月の節分が終わる度
①魔境と呼ばれる自室のクローゼットの扉を撤去(開くのではなく撤去)する
②押し込んでいたものが大量に雪崩落ちてくる
③雪崩が起きて空いたスペースにケースと雛壇をセットする
④お雛様を飾る
⑤雪崩落ちたものは部屋の隅にでも転がしておく
…我ながら書いていて情けなくなってきました。現実です……!これが現実…!
唯でさえ冴えない写真が、いつも以上に冴えないのはまあ…色々お察し下さい。
そこまでして欲しかったのかと問われれば、そこまでして欲しかったお雛様。
日出処の我が国が誇る、究極のドールハウスセット。
せっかくの晴れ舞台が毎年この始末で、姫と殿には大変申し訳ないのですが…
これからも我が家の3月を彩って下さいませ。