ご訪問ありがとうございます。
また、前回の記事にコメントを下さった方、本当にありがとうございます。
元記事の方に返信させて頂きましたので、良かったら見てみて下さいね。
復帰お祝いパーティー中の白バラリカちゃんとシッポナちゃん。
(壁紙が変わっておりますが、気にしない方向でお願いします)
こちらのダイニングセット、昭和リカちゃん世代ならピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです!【リカちゃんの白い白い家具セット】シリーズ…
クルクルお食事テーブルです!懐かしいでしょ!
自分の記憶が確かなら、クルクルお食事テーブルは2種類あってですね…
①テーブルの中央にあるプレートをクルクル回すと、それぞれにキャンドル・ターンテーブル・銀の大皿の3種類をセット出来る“テーブルセッティング系”
②テーブルにセットされているお皿をクルクル回すと、何とビックリご馳走が現れる“配膳系”
自分が持っているのは ①のテーブルセッティング系になります。
ひと通り並べてみたところ。
豪華なお食事はビニールプリント。下地の白い部分をお皿に見立ててあります。このおもちゃ感が凄く好き。
ですので、各料理の下に敷いたお皿(と、立体的なチョコレートケーキ)は別口。セリアのものです。
白バラのピンはもちろん、お食事テーブルではなくリカちゃんの付属品。
こちらのクルクルお食事テーブルは中古ショップで購入したのですが、ほぼほぼ完品。
子供ならまず最初にダメにしそうなお花が、綺麗に残っていたのには感動しました。
箱もなかなか良い感じ。
2代目リカちゃん。可愛いなあ…
この子もまた、表情が違いますね。リカちゃんはホンマ、バリエーション多いわ…
これは箱から出したときの写真。
右側が食器類の一部。グラスとお皿に欠品ありだったかな?全然OK!
左は先に述べた、セッティング用のターンテーブルとキャンドル。
キャンドルの中心の炎が欠けていますが、これもOK…と言うより、気が付いたのは最近のことです。
銀の大皿は元からテーブルにセットしてあって、外れない仕様。
こちらのプレートは少し痛んでますね。
痛みの形状から察するに、ご馳走をずっとのせてたのかな?
普通ならこう言った素材の痛みは嫌なのですが、これは何だか微笑ましい。
大事に遊ばれてたんだろうな…
大好きな小物その1。
一流ホテルにも引けを取らないカトラリー!香山家の経済力、恐るべし。
メッキ、柄の形状、70年代のおもちゃでこれだもんなあ。本当に凄い。
写真では分かり辛いですが、フォークも溝が埋まらずにキチンと先がわかれているのですよ…
大好きな小物その2。
透明感が美しい各種ボトル。
左から、ファ●タオレンジ、ラムネ、コ●コーラ、恐らく瓶入りジュース。
特徴的なボトルが見事に再現されているのに感動します。
ラムネ以外は王冠の形状になっているのも、その王冠部分が塗られているのも素晴らしい。
これが欲しくて買ったと言っても過言ではないです。
さて、ここからは長い長い思い出話をば。
憧れの2代目リカちゃんが欲しいのに、持っていなかった未就学児時代。
ご近所にAちゃんと言う年下の女の子がおりました。
このAちゃん、それこそ当時自分が欲しかったリカちゃんを筆頭に、お友達・ママ・双子ちゃんから家具セット、お洋服、お店etc…と、それこそ思いつく限りのものは大抵持っているという、それはそれは羨ましい環境でした。
しかも育ちの良い彼女、それらを自慢することも無く、「もずめちゃん遊ぼ~。いづみちゃんも持っておいでよ~」と誘ってくれるのです。地上に降りた最後の天使かマジで。
忘れもしないあの日。
その日も仲良くふたりで遊んだ後、お片づけをしている最中…
Aちゃんのクルクルお食事テーブルの椅子を、自分が踏んで割ってしまったのです。
ボクっと言う鈍い音、一瞬の間ののち、大きな声で泣き出すAちゃん、涙ぐんでしまうもずめ。
恐らく自分の人生において、【罪悪感】と言うものを初めて知った瞬間でした。
あのときの足の裏の感触、大げさではなく今でもハッキリと思い出せます。
飛んできたAちゃんのお母さんに震えながら状況を説明したところ、お母さんはAちゃんをあやしながら、「もずめちゃんもビックリしたね。お片づけ手伝ってくれてありがとうね。明日また遊ぼうね」と言って、見送ってくれた上にお菓子まで持たせてくれました。
天使の母君は天女だったようです。
Aちゃんのお母さんはああ言ってくれたものの、とてもじゃないけれど遊びに行けない…
悲しさと申し訳無さで数日間グズグズ落ち込んでいた自分のところに
「もずめちゃん遊ぼ~。いづみちゃんも持っておいでよ~」
何とAちゃんが誘いに来てくれました。何事も無かったかのように。
恐る恐るAちゃんのお家にお邪魔すると…
クルクルお食事テーブルの椅子が4脚、すべて揃っていたのです。
お家の方が修理されたのか、タカラのお客様サービスセンターが当時既にあったのか、詳細は分かりませんが…
まるで狐につままれたような気分で、ポカンとしたのを覚えています。
以前にYouTubeでリカちゃんキャッスルの動画を見ていたとき。
子供の頃に、当時持っていたクルクルお食事テーブルを転んでダメにした…と言う、男性コレクターの方が出演されていました。
それ以来、持っていたとき以上に思い入れの強い一品になり、大人になってから買い直したのだとか。
気持ち、痛い程分かります。
大人になってからクルクルお食事テーブルを手にした自分。
今でも気にかかっているのは、「自分はあのとき、Aちゃんにちゃんと謝れたのかな」と言うこと。
震えながらつっかえつっかえ、Aちゃんのお母さんに説明したこと。
おもちゃを壊したにもかかわらず、また誘ってくれたAちゃんにお礼を言ったこと。
これらは覚えているのですが…
リカちゃんの白い白い家具セットで持っているのはこれだけ。
クルクルお食事テーブル。
自分にとっては切なくも懐かしい、思い入れの強い一品です。
でも、子供心に、大変だっただろうな・・・って、思います。
私だったら、泣いてばかりいたかも?
リカちゃんの白い家具・・・何となく覚えていますが、家が貧乏だったので、リカちゃんハウスも父の手作りでした。
(当時の背広の箱をリサイクルしたもの)
双子の赤ちゃんは、持っていたんですよ。
ただ、私が、「オムツを作ってあげる」と言っていたら、何故か?双子の赤ちゃんが居なくなってしまって・・・。
黙って、父が処分したんでしょうね。
後で、再度、我が家に来ましたよ。
https://blog.goo.ne.jp/lovecatrose/e/7184ec9712be0893f4ffa311e212681b#comment-list
白い二段ベッドも付いていたんですが、状態が悪くて、ベトベトになったので、ベッドは手放しちゃいました。
今振り返ってもAちゃん…本当に優しいお嬢さんです。もしも自分だったら…で考えると、かなり心の狭い子供だったので、泣き続けるどころか、二度とおもちゃは貸さない!などと宣言してると思いますので…
そして大人になって思うのは、Aちゃんのお母さんの対応の完璧さでしょうか。これも自分なら、泣く我が子と涙ぐむ近所の子に挟まれておろおろしているだけになりそうです。
子供時代にこういう素敵な方たちに触れ合えたのは、ちょっとした心の宝物かもしれません。
>リカちゃんハウスも父の手作りでした。
ハウスを作ってくれるお父様!素敵!
いや~、すごく羨ましいです…などと感動していたら、双子ちゃん…お父様どうして…(涙)
そう言えば自分が小さい頃は、子供がお人形にのめりこむことに対して、妙に警戒心が強い大人がいたように思います。
今にして思えば、我が家の大人たちもまさにこれでしたね。
双子ちゃんの記事、のぞかせて頂きました。旧タイプのミキちゃんマキちゃんですね。可愛い!
この時代の子も欲しい子がいるのですが、なかなかご縁が無いままです。