東洋はり医学会 大阪支部

(一社)東洋はり医学会は60年、大阪支部も50年以上、経絡治療はり専門臨床家の学術を支えてきた勉強会・講習会の団体です。

1月27日支部会の感想 其の1 東洋はり医学会大阪支部

2019年02月11日 22時31分06秒 | 支部会感想
1月27日支部会の感想 其の1 東洋はり医学会大阪支部

1月支部会のメニュー

事業報告・3分間スピーチ
 大阪支部総会 第1部 2018年事業報告
  大阪支部総会 第2部 2019年事業計画

午後1時00分より  
指導講座 高等部「補助療法 奇経治療・子午治療・刺絡治療」座学

実技 基礎班、研修班合同「経絡治療の実際」研修班主体
実技 基礎班、研修班合同 支部年間研究テーマ復習

実技纏め・質問、臨床質問、本部会音声を聞いて
    午後5時 終講
   
感想 其の1の1
3分スピーチはネットニュースからでした。
建造物に亀裂が入り、それに対するコメントが、亀裂を生じないようにする工法なのに発生させるとは、何をしているのか、と。
方法を知っているが原理を知らない事によるミスである。
というものでした。
これは、我々にもいえることで、原理原則を知れば、おかしな事にならず、応用も利くようになるというものでした。
改めて本会の意義にも納得するものでした。

次に1月は、総会でした。この一年の色々な事が決まりました。
終わったときには、やはり、
爽快ですね?

感想 其の1の2
午前中は支部総会で、昨年の各部事業報告と本年の各部事業計画の決定が行われました。
今年より、支部員が一名休会となり、寂しくなりますが、今後会員が増え、これまで通りにぎやかで楽しく学ぶ事が出来ればと思います。

感想 其の1の3
総会、今年は首尾よく終わって爽快、so good ‼

感想 其の1の4
午前は総会。
総務部、学術部、広報部、会計部、そして支部長よりそれぞれ前年度の活動報告とまとめが行われ、ついで本年度に向けて、より良い学びの環境構築についての方向性を協議しました。
主に第三日曜日に開催の大阪支部の支部会が本年も変わらず支部員にとって実りのある時間になるよう精進しなければならないという意気込みを持つ貴重な時間となりました。


■お問い合わせ

随時、聴講・入会受け付けております。
聴講初回は、無料、2回目以降は、学生1500円、有資格者3000円となっています。
聴講等の際は、事前に御連絡下さい。

お問い合わせやご質問は、メールにて 

または、お電話にて、
  0721-52-5999   阿部はりきゅう院

までご連絡下さい。


東洋はり医学会 趣意書

 文化の進展は瞬時の猶予をも許さず、今や鍼灸術も世界の医学界に登場するところとなった。
 翻って国内においては、これが科学化の掛け声と共に種々な研究が進められてはいるが、その大勢は鍼灸の臨床における諸現象を現代医学によって解明せんとするものの如くである。即ち、経穴を刺激の部位となし経絡はほとんど顧りみない状態であるが、かくては数千年の伝統を誇る東洋医学の真髄を学ぶことは全く至難となる。
 病体を気血の変動とし、その病変を経絡の虚実として統一的に把握し経穴を診断と治療の場として補瀉調整する経絡治療こそ鍼灸術本来の正道である。しかして、この学理と術技を体得せしめて、真に病苦除去の実力ある鍼灸人を育成することこそ、その科学化に優先すべき必須要件であるが、不幸にしてこれを誤る時は、その鍼灸術、すなわち我が祖先の偉大な文化遺産を後世に伝承することは全く不可能となる。
 ここにおいて、我々志を同じうする者、相図って東洋はり医学会を結成し別紙綱領の完遂を期す。
 以上の主旨を諒とせられる同志は、来って本会に投ぜられんことを広く業界の諸君に訴える次第である。

綱  領
1.我々は臨床を通して古典を再検討し、病体を通じて経絡経穴を把握し、以て伝統的な鍼灸術の本道を体得せんことを期す。

1.我々は正しい経絡治療の学理と術技を修得することによって、鍼灸人としての人格と実力を涵養し、以て鍼灸家の社会的地位を確立せんことを期す。

1.我々は古典による経絡理論を正しく理解実践し、経絡経穴の普及啓蒙に努め、以て偉大な祖先の文化遺産を伝承せんことを期す。




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