3月17日支部会の感想 其の1 東洋はり医学会大阪支部
3月支部会のメニュー
事業報告・3分間スピーチ
実技 基礎班・研修班 其の1「脉診」
支部年間研究テーマ、「刺鍼と脉状変化の検証 其の5 瀉法の脉状変化」実所見の取穴
実技 基礎班・研修班 其の2「取穴」
実技 基礎班・研修班 其の1「脉診」
支部年間研究テーマ、「刺鍼と脉状変化の検証 其の5 瀉法の脉状変化」実所見の取穴
実技 基礎班・研修班 其の2「取穴」
午後1時00分より
研究発表「冷えと熱」実践講座より
実践講座実技「冷えと熱」
霊枢九鍼十二原篇 其の一 座学
実技纏め・質問、臨床質問、本部会音声を聞いて
午後5時 終講
感想 其の1の1
3/17はいつもの午前・午後のスケジュールを入れ替えて、午前・実技、午後・座学にしました。
スタートダッシュ午前・実技は、とっても集中できます。
午後の座学はやや試練が必要になりますが…。
其の1の2
3分間スピーチは、サッカーを教えている方のお話、子供が学校でいじめにあっているという話で、「死ぬこと以外はかすり傷」という本の言葉を出されました。
若い時だけでなく、色々ないじめが有りますが、乗り越えるというか、流すというか、とにかく生きていってもらいたいと思います。
其の1の3
実技 基礎班・研修班 其の1「脉診」
各自、脉状診・六部定位脉診等の姿勢や力の入れ具合のチェック…とそのチェックの方法
個性…癖は色々と有るもので、自分一人では分かり難いですが皆でやれば色々と分かるものですね。
其の1の4
支部年間研究テーマ、「刺鍼と脉状変化の検証 其の5 瀉法の脉状変化」実所見の取穴
一つ目
年間研究テーマ「刺鍼による脉状変化の検証」今月から瀉法が始まりました。
切経から取穴まで。
実的所見の中心部に取穴した場合と中心部の手前に取穴した場合の脉状変化の検証。
正直、あまり違いがわかりませんでした。
時間はかかりそうですが、感じ取れるようにしていかなくては‼
二つ目
年間研究テーマで実の所見をとりましたが、さわっている内に、自分自身の感覚がわからなくなり、諦めてしまいました。
どの所見も最初が勝負という事ですね。
後、積み重ね…ですね。
其の1の5
実技 基礎班・研修班 其の2「取穴」
実技では、(基本七穴)取穴をしました。
思っていた所よりもずれがあり、難しいものです。
大阪支部のホームページを閲覧してくださってる鍼灸師の皆さん、私達と一緒に経絡治療を学びませんか。
聴講、実技お試し大歓迎‼
今なら経絡治療を一から手取り足取り学べる大チャンスです‼
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■お問い合わせ
随時、聴講・入会受け付けております。
聴講初回は、無料、2回目以降は、学生1500円、有資格者3000円となっています。
聴講等の際は、事前に御連絡下さい。
お問い合わせやご質問は、メールにて
または、お電話にて、
0721-52-5999 阿部はりきゅう院
までご連絡下さい。
次回、大阪支部会は、平成31年 2019年
4月21日 第3日曜日 エル大阪608号室
基礎講義 第19章 相剋調整の治療法則
霊枢九鍼十二原編
東洋はり医学会 趣意書
文化の進展は瞬時の猶予をも許さず、今や鍼灸術も世界の医学界に登場するところとなった。
翻って国内においては、これが科学化の掛け声と共に種々な研究が進められてはいるが、その大勢は鍼灸の臨床における諸現象を現代医学によって解明せんとするものの如くである。即ち、経穴を刺激の部位となし経絡はほとんど顧りみない状態であるが、かくては数千年の伝統を誇る東洋医学の真髄を学ぶことは全く至難となる。
病体を気血の変動とし、その病変を経絡の虚実として統一的に把握し経穴を診断と治療の場として補瀉調整する経絡治療こそ鍼灸術本来の正道である。しかして、この学理と術技を体得せしめて、真に病苦除去の実力ある鍼灸人を育成することこそ、その科学化に優先すべき必須要件であるが、不幸にしてこれを誤る時は、その鍼灸術、すなわち我が祖先の偉大な文化遺産を後世に伝承することは全く不可能となる。
ここにおいて、我々志を同じうする者、相図って東洋はり医学会を結成し別紙綱領の完遂を期す。
以上の主旨を諒とせられる同志は、来って本会に投ぜられんことを広く業界の諸君に訴える次第である。
綱 領
1.我々は臨床を通して古典を再検討し、病体を通じて経絡経穴を把握し、以て伝統的な鍼灸術の本道を体得せんことを期す。
1.我々は正しい経絡治療の学理と術技を修得することによって、鍼灸人としての人格と実力を涵養し、以て鍼灸家の社会的地位を確立せんことを期す。
1.我々は古典による経絡理論を正しく理解実践し、経絡経穴の普及啓蒙に努め、以て偉大な祖先の文化遺産を伝承せんことを期す。