旅の裏の手&ポエポエの日々

幸せになった元野犬「紋二郎」日記と本業旅情報

またまた看護で毎日大変

2009-04-29 17:45:39 | ネコ日和

父の看護・通夜・葬儀と怒濤のような日々が終わり、その間全く手を付けていなかった確定申告を一気に作成 期日ギリギリで提出。通夜・葬儀の忙しさで体調を崩した母を病院へ、心臓に持病があり入院か?ってレベルまで悪くなっていたけどなんとか通院で大丈夫だと結果報告を聞いてホッしたその日の朝・・・


猫(文月14才)が吐血・・・


急いで病院に行くと“ストレス性胃潰瘍”との診断・・・「愛してくれなかったら死んでやる!病」が、悪化してしまいました。 だって・・・本当に忙しくて・・・その中で精一杯相手していたつもりだけど全然足りなかったようで・・・


約2週間毎日徹夜に近い状態で24時間看護。治療はいつもと同じ“遊ぶ!抱っこ!”ベタベタに甘えさせ2週間目には完治!したよね?と、病院で血液検査・・・結果“腎臓病悪化”が発覚 レベル3で本当は入院が必要なくらいの深刻な状況・・でも性格的に入院は無理!だって「愛してくれなかったら死んでやる!病」が悪化するのは目に見えている・・


最初の2週間は毎日点滴、今は2日に1回の点滴。+食事療法+サプリでなんとか体重を増やし24時間一緒でベタベタに甘えさせ現状をキープしております。

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点滴は、上記のように私が自宅でやっています!日頃から絶対服従の関係なので、比較的点滴も楽で又気持ちも良いようでゴロゴロ喉を鳴らしながらご機嫌な状態で点滴。そんなに症状が悪いのか?と言うと・・・昼間は会社でこんな感じ

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犬のように“取って来い”が出来る文月。猫じゃらしの先っちょを投げては持って来て、投げては持って来てを朝から繰り返すくらい元気 朝から晩まで「遊べ~かまえ~抱っこしろ~」とワガママ度UP!断ると病気悪化するし・・・これは脅し?血液検査でBUN60前後・PCVも20で貧血・・・本当に?っていうくらい元気!朝は少々貧血おこしていますが、とりあえず現状キープが出来るよう連続看護でヘトヘトだけど頑張っております 腎臓病になんか負けるもんか


おまけ

点滴のやり方を、病院で教わっているとき・・・

「これをこ-して、ここをつまみ、ここに針を刺して下さいね。」

「はい」 猫の背中に針をグサッ!

「えっ」獣医さんビックリ顔

「えっ!なにか私間違えましたか?」

「・・・いえ間違ってはいないんですけど。。。なんの躊躇もなくペットに針を刺した飼い主さんをはじめて見たもので。。。」


聞くと、最初怖くて断る人や、ビクビクしながら針を刺す人や、何度も確認をしながら刺す人が多い中 1回の説明で根元までキッチリ針を刺した人は初めてだそうな・・・テヘますます変な飼い主のレッテルがグレードUPしてしまいました。

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猫の罰金1万円 その後

2009-02-23 22:20:26 | ネコ日和

治療完了普通に食事・運動・排泄してくれるようになりました。しかし。。。毎日大変閉店後残業+猫のお世話で毎日深夜帰宅。帰宅してお風呂に入っている時よく目にする時間はAM00:48。。AM07:00には起床・・つらい


PM23:00帰宅しょうとする私に「遊んで~」とPM21:00寝かしつけた婆ちゃん猫が復活「今からですか?体力限界でつらいんですが・・・」「大丈夫!いっぱい寝たから!」そりゃ君はいっぱい寝たよね「わかりました・・遊ばせていただきます。」と気がつけばAM00:00過ぎ「翌日なっちゃった(泣)」・・・そんな毎日


でも本当に開店中は「遊んで~」ってめったに言わないし・閉店まで我慢している良い子。閉店後ぐらいワガママきいてあげなくっちゃね(体力が続く限り)。仕事・家事・看護で毎日本当に大変でも、猫だからそんな人間の都合なんて「わかりませ~ん」てな感じ。。しかし「寂しい」って感情はひしひしと伝わってくるから無視は出来ません。猫に愛情を注ぐ余裕がないなら日毎大変になっていく看護に余裕を持って対処できないとも考えます。


しかしAM00:40 24時間営業のスーパーにて普通にパンや牛乳・肉なんかを買い物している時ふと「なにやってんだか・・」と“普通の生活”という文字が遠くに感じる時があり苦笑いしております。でも不思議と元気そういえば昔友達に「もし飛行機が落ちても“熱っ~”って笑って燃えている飛行機から出て来そう」だの「船が転覆したらクジラに乗って“ただいま~”って帰ってきそう」だの言われたことがありました。。。遠回しに化け物って事だったのかな?

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大好きなパンフレット立てジャングル遊びも何故か?一緒に傍にいないといけない様子。。見ているだけですが上機嫌でパンフレットにスリスリ。。アメリカは遠いいよ?

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猫の罰金1万円

2009-02-02 22:15:01 | ネコ日和

毎日30分から1時間以上抱っこしています。食事は、口内炎も酷いので缶詰をほぐし一口大を「はいど~ぞ」と一口ずつ朝夕与えています。おはよう・おやすみ時は、きちんとハグしています。近くを通るときは、必ず声をかけナデナデしています。呼ばれれば必ず行きます。「抱っこ」を要求されたときは、よほどのことがない限り答えています。。。。なのに、不満のようです


命名「愛してくれないんだったら死んでやる!」病、お医者曰く 猫版 分離不安症ぽいやつ・・・排泄失敗とかではなく、食べない・飲まない・寝ない・動かない


先日上記症状になりました「病気?わがまま?ふてくされ?・・・どっち?」、やっぱり心配なので速効病院に行き検査!結果コンピューターからプリントアウトしてきた用紙には、堂々ストレスの文字が

治療は簡単!徹夜で遊び・長時間抱っこ!1晩か2晩・・・しかし飼い主は寝不足でボロボロに


検査費用1万円。。これを私は「猫の罰金」と言っています。前回は検査入院したので3万円でした。毎回々病気を心配して検査・入院させては異常なし返却で「またか」の連続。


仲の良かったママ猫ミヤ君・お兄ちゃん猫睦月が亡くなって、寄り添う相手もなく・飼い主は毎日バタバタしていて・・・不安にさせしまい反省ゴメンネ

あ~1日30時間あったらいいのに仕事・看護・家事etc毎日睡眠時間5時間のハードスケジュール・・猫に迷惑かけないよう努力していたけど足りなかったみたい・・なので更に努力し心に余裕を持って、きちんと相手するよう気をつけます本当にごめんよ~


しかし・・・抱っこ3時間はちとつらい

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老猫介護の思い出

2008-12-15 22:07:11 | ネコ日和

ミヤ君が旅立って半年経ちました、早いような遅いような・・・介護中の思い出が次々に浮かんできて「思い出は宝物」って意味を痛感。そんな少し笑える介護の思い出

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上の写真は亡くなる5日前の写真、すでに自力で食事・水分補給・歩行・排泄も出来ない体重1キロになってしまった状態・・・しかし「自力でここから出られないんだから早く出してよ」って表情イキイキ。顔だけ見るととてもそんな状態と思えないけど実際体は この写真を見る な状態。


筋力低下で歩けない・座れない・・・ならば私は這ってあのクッションに移動するの!ってソファーから落下しても安全な様に下に置いてあったクッションに這って移動「ひょえ~やめて!」と半分ずり落ちたミヤ君を無事キャッチ!それがなんと亡くなった当日の行動。まったく凄いというしかない肝っ玉母さん。


ひどい時は1晩に2~3回呼吸困難を起こしていたミヤ君。お医者さんからもらったチューブ付き注射器でタンを吸引するか、少量の水を入れるかして対処していました。安心できるよう心臓の音が聞こえる左側に寄り添わせ腕(肩?)枕で1ヶ月以上一緒に寝ていました。呼吸が困難なので「ゼーゼーハーハー」と苦しそうな呼吸が耳元・・・私も眠れるわけはありません。そんなある日・・・深夜突然の呼吸困難!「注射器!注射器!」とベットから飛び起き注射器を取りに~・・・バン!「痛っ」あらあらドアは数センチ右側、みごとに顔面から壁に激突!痛くてクラクラしながらも「注射器・・・注射器・・・」と無事処置終了。頭は起きているのに体は寝ているというのは初めて体験し処置後深夜一人で大笑い


車の助手席で一緒に通勤していたまだ少し自力で座れた時、けやき通りを走行中まるで犬のように助手席の窓の縁の前足を乗せ外の景色を堪能するミヤ君。左側の景色を見て・正面の景色を見て・私を見て「すごいね!なんか人や車やいっぱいいるね!」ってなんだかわくわくした表情で私に同意を求める様子。車が止まる度にヨロっとするので片手でミヤ君を支つつ天神へ。PickUpの為、駐車場に車を止めキャリケースにミヤ君を入れ(いつ呼吸困難が起こるかわからないので24時間体勢)天神の街へ、怯えているかな?と歩きながらキャリケースを覗くと「すごいね!人いっぱいいるね!」とまたもやわくわくした表情で同意を求める様子。本当に・・・肝っ玉母さんなミヤ君


まだまだ寝相の悪い私に怒ったミヤ君に土下座で謝ったり・深夜「なんか左手が暖かいな」って目を覚ますと、すっぽり私の左手にミヤ君の前足が乗っていて嬉しくって軽くニギニギするとミヤ君もニギニギして返してきてなんかほんわか幸せになったり・・・本当に沢山の思い出があるので触れないけどずっ~と一緒にいるような感じお盆には帰ってきたし


この先一生ミヤ君は自慢の肝っ玉母さんです!

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連休自宅連行婆ちゃん猫

2008-11-08 18:50:53 | ネコ日和

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↑上記連休中自宅へ連れて帰って、会社の駐車場に戻ってきた時の写真この何とも言えないうつろな目つき車嫌いなので運転中はず~っと小さな声でブツブツなんや文句を言っておりました。


信号待ちで停車する度に顔を出し、発進するとバックの中へ・・・まるでインドの蛇遣いの蛇のよう~。ちなみにバックは、本当は小型犬用のキャリーバックですがファスナーを付けたりしてお手製で猫用に改良しました。貧乏人は、手先が器用じゃなくっちゃね


今回の自宅連行で生まれて12年目にして初“コタツ”を体験!あまり自宅にいないのでず~っとコタツなしで生活していましたが、猫も年をとったしせっかく日本に生まれてきたのだからと連休前にコタツを購入いたしました。予想通り大喜び2日間食事・トイレ以外はコタツの中!写真を撮ろうしたけれど薄闇の中の黒猫・・・なにがなんだかさっぱりわからん写真となり断念。。。経験積んで再度頑張ります。


コタツでダラ~としている姿を見て、「あ~若いときは寝ててもぷっくらしてたけど、年をとるとなんやペッタンコになっちゃうんやね~」とあらためて婆ちゃん猫になったことを実感。白髪(白毛?)も多くなったしますます取扱注意と再認識した、猫も人間もダラ~としていた連休でした

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恐れられてるの?

2008-10-27 21:37:57 | ネコ日和

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若い頃のシャンプーは、大雑把にバケツにジャボーン!前足を掴みまるで洗濯物の様に上げては浸けの繰り返し(大雑把すぎるよね・・・今更ながら反省今はしてないから~)。そんな状況でも泣き叫ぶけど咬まないし・爪を出さない・・1度私に向かって「シャー」と威嚇したことがありますが、「ん?誰に向かってシャーって言っているのかな?」って笑顔で言うと次回からは壁に向かって「シャー」見えない相手に怒っていました。


1匹だけ弁当盗みの常習犯がいますが、弁当におそるおそる向かっている様子をなにも言わず黙って見ていると、視線を感じたのかふっと私を見て慌てて耳を伏せ後ずさり・・・一言も発していないのに・・・


動物病院・投薬でもわたわたと暴れるけど咬みつかないし・爪を出さない(抱っこ状態でしがみつくけど)たまに爪が出る時「爪出てるよ」って言うと泣き叫びながら引っ込める・・・


会社には、観葉植物が沢山あるけど一切悪戯なし。でも猫草を買ってきて「ど~ぞ」って言うとムシャムシャ・・・植物の違いが分かるのか?それとも私の怒りのオーラを読み取っているのか?


しかしこの咬まない・爪を出さないうちの猫が、唯一咬み(マジ咬みで病院送り)!爪を出すのがお医者さん・・ではなく!うちの母!過去2度病院送りに~なぜ?母は咬んでもOKなのか?まぁもうお婆ちゃんニャンコなので深く追求しないでおきましょう。

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老猫 食事の仕方

2008-08-16 22:07:27 | ネコ日和

ミヤ君が亡くなって3ヶ月、その間多くの問い合わせいただきました食事の件を今回まとめてみました。少しでも食べてもらおうと、いろいろな方法を試行錯誤している苦労・心配。。大変な日々を過ごしているとは思いますが、今の1分1秒を大切に頑張って下さい。


ミヤ君は、舌が腫瘍のため変形してしまい水も食事も自力ではまったく出来ませんでした。そんな状態でも約1ヶ月以上下記方法で頑張ってくれました。治す食事ではなく、1日でも長く傍にいて欲しい為の食事方法です。又病気・症状によりダメな場合もありますので、必ず主治医の先生に相談・確認をして下さい。


■オススメ缶詰:注射器利用缶詰についてきます 犬もOK

退院サポート!昨年発売された動物病院のみの販売で1缶400円位少し大きめの缶詰です。その前は、腎臓サポートをやっていましたが、味があわないのと注射器でやるときあまり水状にならないのでダマみたいのが詰まってやりにくいし、食べてくれませんでした。それが退院サポートだと、簡単に水状になり注射器での食事がスムーズに!又味も美味しいようで調子のいいときは自分から注射器に顔を近づけ催促をするくらいでした。


少量でも栄養が補えるよう開発された缶詰!私の場合、退院サポート+老猫用牛乳(ホームセンターにて販売)で与えていました。


注意しないといけないのは、気管に入らないようにすること!なので、少量(私の場合1回の食事は、注射器の目盛り約1.5センチを7~8回。それを体調に合わせて1日に10回以上)ピューと入れて完全に口の中が空っぽになったら次、その時飲み込むのが困難な症状の場合口の両端からダーと流れ出る時があるので先に大量のティシュを準備!食事は、ゆったりとした気持ちで慌てず与え1口食べるたびに褒める!結構時間がかかるので本当に本当に大変だけど「今回は、ここまで」と食事を終わらせると満足げに前足で顔を洗っている姿を見るとこっちも満足。


1回に与える量は・・・感?飲み込む勢いが弱まる・表情が満足げになる・顔をそむけるetc見ているとなんとなく分かってくると思います。又水も飲めない症状の場合、注射器で少し与えてみて注射器に顔を近づける・勢いよく飲み込むetc様子を見ていると喉が渇いているか?これも分かってくると思います。・・・スミマセン結局は感?なんですが(^_^;)


■注射器で与えるときの体勢 ※右利き


【自力で座れる】

テーブルぐらいの高さの場所に座ってもらい、耳の下の・・人間で言えばエラ?顎の骨が曲がっている場所を左手でつかみ上を向かせる。のど元が十分にのびた状態で与えると与えやすいです。口を開けないときは、右手小指で少しこじ開け与えていました。


【自力で座れない】※とんでもない姿になるのでズボンがオススメ

まずあぐらをかいてその中心に猫を置く、左足(膝・足首を巧く使って)・自分の体(お腹)で猫が左右に倒れないよう支え、右足(膝・太もも)で上体をあげさせ安定した状態になったら上記に様に与える。痛がるようでしたらやめて下さい。


結構無理な体勢なので、長時間は無理・・・終わった後、いつも「痛たた・・・」と言いながらゆっくり立ち上がっていました。


残念ながら、少しずつ筋肉が落ちてきていろいろ猫自身が出来なくなっていく事が日を追うごとに多くなっていきます。自力でトイレに行けなくなったら出してあげる。トイレに連れて行き、前足を取りサクサク砂を触らせ膀胱を刺激する(ぬるま湯でしめらせたキッチンペーパーでお尻を刺激・お腹を触り膀胱を軽くおす。)大の時は、お腹を触り骨盤のギリギリの所(詳しくは病院の先生に教えてもらって下さい)を下からすくい上げるようにおして出してあげる。


天神のど真ん中・車の中で大をしたい様子「ウソ~ここで!?」路肩に車を止め、狭い車中で押しだし・・・「でた~」とたんに、プ~と臭いが車中に充満(>_<)「クサイ!クサイ!」と窓全開!愛していてもクサイものはクサイのさ・・・


1人でもお役に立てたら幸いです。笑顔の介護頑張って下さい。

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老猫介護 その後

2008-07-01 21:52:57 | ネコ日和

ミヤ君が逝って1ヶ月経ちました。悲しみではなく寂しさで時々苦しくて仕方のない時があります。多くの動物達との別れを経験してきました。去年は、ミヤ君の息子睦月との別れ・・その前は、12年間一緒に過ごしてきたうさぎの権蔵君との別れ・・今回ミヤ君との別れは、約3ヶ月間という長い闘病だったのでより多くのことを学ばせて頂きました。以前書いた、触れることの大切さを教えて頂いたお医者さんのアドバイスを含め、今回私が学んだことを今介護中の方々、今後介護予定の方々へほんの少しアドバイス。お役に立てたら幸いです。m(_ _)m


●介護中は、苦しみ・悲しみ・迷い・恐怖・そしてど~してあげることも出来ない自分への苛立ちの感情が渦巻いています。でも・・動物達に触る時・声をかける時は、その負の感情をおさえて穏やかな気持ちで触れ、そして声をかけてください。特にその子の名前を呼ぶ時は、「大好き」ただその気持ちだけで声をかけるよう気にかけてください。


悲しみ・迷い・恐怖・苛立ちは、声色(こわいろ)に出ます。その微妙な変化に敏感な動物達は、気付いてしまいます。自分も苦しいのに、飼い主の心配もしてしまうかもしれません。又触れる時、中国の気(き)の考えですが。。悲しみ・迷い・恐怖・苛立ちの悪い気より、大好きという良い気の方が、触れられる側にとっても心地よいもののはずです。自分の元気の気を与えられるよう穏やかな気持ちで触れてく下さい。


簡単な事ではありません。吐血した時、パニックを起こしそうになりましたが不安げなミヤの目を見て、「大丈夫、すぐに病院にいこうね」と笑顔で話しかけると、ほっと安心した穏やかな表情に戻りました。自分が、もし病気で苦しんでいる時。。大好きな人がその事で、苦しみ・悲しんでいる姿、泣き叫ぶ声を聞くのは心が苦しくなります。体も苦しいのにその上心まで苦しんでしまいます。せめて心だけは、幸せで穏やかであるよう触れそして声をかけて下さい。


●最初の病院は、10年以上通院した動物病院でした。最近獣医師・看護婦がかわり不安に思っていた矢先・・血液検査採血の際、噛まれることを恐れた獣医師・看護婦に猫袋+エリザベスカラー+2人がかりで押さえ込み・・で、ミヤ君バニックを起こしました。舌が飛びだし呼吸困難になりショツク死させられそうになったので、治療をストップさせ別の病院に行きました。そこで受けた点滴後、具合が悪くなったので電話するといつもの倍の量点滴をしていたことが発覚。「当院は、いつもその量です。老猫の場合心臓に負担がかかり具合が悪くなることもありますが、じきに元に戻ると思いますよ。戻らなかったら連れてきて下さい。」と(怒)で更に病院探し・・・次の病院は、可もなく不可もなく。。。病状は悪化。またまた病院探し、最後に行き着いたのが最後までミヤ君を診てくれた病院でした。時間外の診療・紹介無しのもかかわらず快く診察していただき、呼吸もままならなかった症状が改善、穏やかに逝かせることが出来ました。病院選びは、本当に大切です。近いから、ずっと診てもらっているからという理由ではなく、本当に心から信頼できる病院を探すのがある意味飼い主の責任だと痛感しました。


動物嫌いだった母が、ミヤ君を火葬に連れて行く時「最後に、見せて」と言ってきて泣きながら「頑張ったね。本当によく頑張ったね」とやさしく撫でていました。命つきるまで精一杯生きることをあきらめない姿に、大切なことを学びました。本当に、最後まで肝っ玉母さんだったミヤ君を誇りに思います。

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老猫介護3

2008-06-09 21:17:03 | ネコ日和

先月下旬ママ猫ミヤ君穏やかに旅立ちましたm(_ _)m

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ベット独り占め。枕を使ってご満悦♪



最後の1週間前、完全に歩けなくなりました。でも、彼女は歩く気まんまんで歩けないことにパニックを起こし夜中大暴れ。壁にぶつかりながら必死に歩こうとしていました。「もういいよママ、何時でも何処でも私が連れて行くから」と、一晩中介護・・・翌日から座ることも完全に出来なくなり、トイレは膀胱を常にチェツクして溜まったらトイレに連れて行き支えて膀胱を刺激して用を足していました。大きいときは、私が押し出していましたが巧くいかない時は病院でやってもらっていました。


飲み込むという動作が出来なくなり、注射器でも食事(退院サポート)・水の補給がままならなくなり1回にわずかな量+点滴で頑張り続けました。最後の体重は、わずか1キロ(3ヶ月の子猫の体重)・・・


が!しかしさすが肝っ玉母さん♪最後の最後まで青い瞳をキラキラさせ、苦しそうだけど幸せそうな表情をしていました。主治医の先生からも、「本当に表情が穏やかですね。」と言っていただきました。呼吸も吸引で少し楽になり亡くなる少し前の血液検査では、あれほど悪かった数値がほとんど問題がない数値まで安定してきていて、又主治医の先生から「今亡くなってもこれといった原因がないので老衰と言っていいと思います。」と・・・腫瘍は、そのままなのに本当に尊敬出来るほどの生命力!


そんな状況の中ある知人から電話で、「そんな状態なのに生かしておくのは逆に可哀想じゃない?安楽死も考えた方がいいよ」と言われました。その電話を受けながらミヤ君を見るとキラキラした青い目でじっとこちらを見ていました。そっと手を差し出すと、嬉しそうにスリスリ目を細めながら本当に幸せそう・・・「この子には、安楽死という選択はないから」と、電話を切りました。


最後の日、夜中AM0:20お漏らしをしていたので蒸しタオルで綺麗にしてあげて、綺麗なお布団に変えて「すっきりしたね♪」とやさしく撫でた直後シャックリの様な呼吸を3~4回して静かに旅立ちました。最後の最後まで青い瞳は、キラキラしていて生命に満ちあふれていました。時々呼吸もままならず、リンパの腫れで顎の下も腫れ、時には熱を持ち痛そうにのけぞることもありました。苦しかったし、痛かっただろうと思います。でも・・・彼女は最後まで、生きる事を諦めず穏やかな表情で旅立ちました。


妊娠の為、元の飼い主に捨てられ・・それでも一生懸命生き、そして子供を産み・立派に育て、更に誘拐され3週間目に救出されたり(首輪・迷子札が付いているのに・・連れて行った人がいて、ここから約20キロ位離れたところで迷子札のお陰で救出。あの時、電話してくれた人には本当に感謝しています。)そんないろいろあった彼女の一生。。。命つきるまで精一杯生きるということを成し遂げた彼女を、心から尊敬しています。こんな猫が、旅行会社に住んでいた事を少しでも皆さんが憶えていてくれたら嬉しいです。


最後に、時間外でも休みの日でも常に診察を快く受け付けていただいた動物病院のスタッフの方々(最後の診療の時、別れを惜しむようにず~っとミヤ君を撫でて頂き本当に嬉しかったです)・突然のスケジュール変更にも快く対応して頂いたお客様方・チケット配達の際、わざわざ駐車場まで取りに来て頂いた配達先の企業の方々・前代未聞の打ち合わせ猫同伴を快く受けて頂きました取引業者の方々。本当に有り難うございました。心から感謝しております。

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老猫介護2

2008-05-16 22:29:51 | ネコ日和

ご無沙汰しておりました<(_ _)>


ママ猫今なお頑張って闘病生活をしております。現在の体重1.3キロ・・・本来3.5キロあった体重が半分以下になってしまいました。舌の根元に腫瘍が見つかりましたが、高齢の為手術・詳しい検査が出来ず・・その腫瘍の為、舌が変形してしまい自力で食事・水も飲めない状況です(すべて注射器で1日10回以上にわけて与えています。)。又免疫不全の為リンパが腫れ気道が狭くなり呼吸困難の発作を何度も起こしました。今日は、トイレで2度倒れ込み起き上がれなくなっていました・・歩行も困難・きちんと座ることもままならない状況です。


が、しかし!さすが肝っ玉母さん(^_^)v子供達が食べているカニカマを奪ったり(飲み込めないのに)・抱っこして~とヨロヨロ催促しに来たり・私が食べているパンにかぶりついては吐き出しを繰り返したり・リンパの腫れを抑える為あてていた冷えた缶ジュースに噛みついたり・・・体力ないけど精神的には元気です。


現在24時間一緒です。仕事中・打ち合わせ中・通勤(車)・就寝etc 通勤時は、助手席に座布団を置いてその上で丸くなっています。隣りに止まったバスの乗客が指さして笑っていました。犬ならあるけど猫だからね~

又仕事も一緒なので、JTB・JR西日本・日本旅行etc本来猫が行くことのない場所に出没しております。先日は、博多駅屋上駐車場から「ほらあれが列車だよ~」と抱っこして見せると興味深そうに見ておりました。チケットの配達も一緒で、お客様のご厚意により動物が入れない施設の配達の時は、わざわざ外まで取りに来てもらっています。本当に、感謝です。


お客様・獣医さん・皆様のお陰で、最後の日々を体調的には辛そうですが、表情は幸せそうに過ごさせていただいています。間もなく旅立つと思いますが、本当に感謝しています。残り本当にわずかですが、今の1分1秒を大切に最後の介護頑張ります(^-^)

                                   Dvc00106



ベランダの手すりにて日向ぼっこ中♪

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