ミヤ君が亡くなって3ヶ月、その間多くの問い合わせいただきました食事の件を今回まとめてみました。少しでも食べてもらおうと、いろいろな方法を試行錯誤している苦労・心配。。大変な日々を過ごしているとは思いますが、今の1分1秒を大切に頑張って下さい。
ミヤ君は、舌が腫瘍のため変形してしまい水も食事も自力ではまったく出来ませんでした。そんな状態でも約1ヶ月以上下記方法で頑張ってくれました。治す食事ではなく、1日でも長く傍にいて欲しい為の食事方法です。又病気・症状によりダメな場合もありますので、必ず主治医の先生に相談・確認をして下さい。
■オススメ缶詰:注射器利用缶詰についてきます 犬もOK
退院サポート!昨年発売された動物病院のみの販売で1缶400円位少し大きめの缶詰です。その前は、腎臓サポートをやっていましたが、味があわないのと注射器でやるときあまり水状にならないのでダマみたいのが詰まってやりにくいし、食べてくれませんでした。それが退院サポートだと、簡単に水状になり注射器での食事がスムーズに!又味も美味しいようで調子のいいときは自分から注射器に顔を近づけ催促をするくらいでした。
少量でも栄養が補えるよう開発された缶詰!私の場合、退院サポート+老猫用牛乳(ホームセンターにて販売)で与えていました。
注意しないといけないのは、気管に入らないようにすること!なので、少量(私の場合1回の食事は、注射器の目盛り約1.5センチを7~8回。それを体調に合わせて1日に10回以上)ピューと入れて完全に口の中が空っぽになったら次、その時飲み込むのが困難な症状の場合口の両端からダーと流れ出る時があるので先に大量のティシュを準備!食事は、ゆったりとした気持ちで慌てず与え1口食べるたびに褒める!結構時間がかかるので本当に本当に大変だけど「今回は、ここまで」と食事を終わらせると満足げに前足で顔を洗っている姿を見るとこっちも満足。
1回に与える量は・・・感?飲み込む勢いが弱まる・表情が満足げになる・顔をそむけるetc見ているとなんとなく分かってくると思います。又水も飲めない症状の場合、注射器で少し与えてみて注射器に顔を近づける・勢いよく飲み込むetc様子を見ていると喉が渇いているか?これも分かってくると思います。・・・スミマセン結局は感?なんですが(^_^;)
■注射器で与えるときの体勢 ※右利き
【自力で座れる】
テーブルぐらいの高さの場所に座ってもらい、耳の下の・・人間で言えばエラ?顎の骨が曲がっている場所を左手でつかみ上を向かせる。のど元が十分にのびた状態で与えると与えやすいです。口を開けないときは、右手小指で少しこじ開け与えていました。
【自力で座れない】※とんでもない姿になるのでズボンがオススメ
まずあぐらをかいてその中心に猫を置く、左足(膝・足首を巧く使って)・自分の体(お腹)で猫が左右に倒れないよう支え、右足(膝・太もも)で上体をあげさせ安定した状態になったら上記に様に与える。痛がるようでしたらやめて下さい。
結構無理な体勢なので、長時間は無理・・・終わった後、いつも「痛たた・・・」と言いながらゆっくり立ち上がっていました。
残念ながら、少しずつ筋肉が落ちてきていろいろ猫自身が出来なくなっていく事が日を追うごとに多くなっていきます。自力でトイレに行けなくなったら出してあげる。トイレに連れて行き、前足を取りサクサク砂を触らせ膀胱を刺激する(ぬるま湯でしめらせたキッチンペーパーでお尻を刺激・お腹を触り膀胱を軽くおす。)大の時は、お腹を触り骨盤のギリギリの所(詳しくは病院の先生に教えてもらって下さい)を下からすくい上げるようにおして出してあげる。
天神のど真ん中・車の中で大をしたい様子「ウソ~ここで!?」路肩に車を止め、狭い車中で押しだし・・・「でた~」とたんに、プ~と臭いが車中に充満(>_<)「クサイ!クサイ!」と窓全開!愛していてもクサイものはクサイのさ・・・
1人でもお役に立てたら幸いです。笑顔の介護頑張って下さい。