岡山県高梁市、備中松山城が臥牛山の山頂にそびえていますが、南麓には備中松山の城下町が広がっています。 ここは、”武家屋敷通り”と言いますが、どこからか武士の声が聞こえてくる錯覚におちいりました。 この通りを進むと右手に”旧埴原家(きゅうはいばらけ)”があります。 江戸時代の中期から後期にかけて、百二十石から百五十石ぐらいの近習役や番頭役などを勤めた武士の住宅です。 この通りを先の方へ行き、きた通りを振り返った風景です。 ”石火矢町”の名前が、いかにも城下町の雰囲気を想像させます。