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ウォーキングと旅行でのひとり言

ときどき水彩画 2023/3月9日(木)

前回に続いて、奈良県宇陀市大宇陀にある大宇陀松山地区を歩いています。



森野旧薬園





江戸時代中期に開設された、江戸小石川薬草園に並ぶ日本最古の薬草園です。

当時の森野家当主の森野通貞によって開園されました。



黒川本家





愛宕祈祷札に寛政3年とあります。

屋号は”山ノ坊屋”と言って、一時期薬も売っていましたが、代々葛を商なっていました。

作家の”谷崎潤一郎”も愛した店です。



都司家住宅





明治4年の愛宕祈祷札があります。

屋号を”更紗屋”と言いました。

慶恩寺の普山式の時には、都司家が僧侶の支度控えに利用されます。



川尾家住宅





正確な年代はわからないそうですが、外観構造から江戸時代末期のものと考えられています。

元は、豆腐屋を営んでいました。

表には、格子、格子戸があり、この地区ではここにしかない菱形の虫籠窓を待っています。

スリアゲ戸の痕跡もあるみたいです。
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