本題に入る前に呟き。
昨日は東京スピリチュアリズム・ラボラトリー(TSL)を始めてから6年になる日でした。(その前にもスピリチュアリズム研究の会はやっていたのですが、まあそれはそれとして。)
6年なんて短いもの、とも言えますが……
このブログを始めたのは2010年6月4日です。まだ2年も経っていませんね。
できるだけいろいろな情報を発信しようとしてきましたが、
思ったほど拡がりませんでしたね(笑い&・゜・(ノд`)・゜・)……現実的な御利益がないからかなあ。
さてこれからどうするか、どうなるか、思案中でございます。
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514 本当にあった怖い名無し sage 2010/01/24(日) 23:54:16 ID:Nz89AzOq0
去年の6月、母方の祖父が亡くなった。
無事に旅立ったもんだとばかり思っていたが、何人かの所に様子を見に来ていたらしい。
まずはうちの弟のところに来た。
弟は難病を患ってて職に就けず、無職。
亡くなる直前からの徹夜続きで体調を崩し、通夜の前に自宅で休んでいたところ、
玄関と居間のドアが開く音がしたので振り向くと、そこに満面の笑みの祖父。
思わず泣きじゃくって抱きついたらしいが、弟を確認した後、すぐにいなくなってしまったとのこと。
次は従妹のところ。
従妹もやっかいな病気を抱えてて、これまた仏事の無理がたたって祖父宅二階で休んでいた。
そこに、ドアを開けて祖父登場。ニコニコ笑って普通に世間話をし、去って行ったそうだ。
2人とも、最後の最後までずっと心配をしていた孫。
仏間にも居間にもいないから、どこ行ったんだと探しにきたんだろうなと、みんなで納得。
最後はうちの母のところ。母は更年期障害で体調がものすごく悪かった。
葬儀までの数日間に、血圧が上がって2回ほど倒れている。
まあ、それでもなんとか葬儀を終えて、明日みんな帰りますよという日の夜。
私と2人で食器を洗っていたところ、はっきりと、「○子」と母を呼ぶ祖父の声がした。
腰抜けそうになりながら仏間にダッシュしてみたら、超長い線香が消えていた。
祖母いわく、さっきつけたばっかりだったとのこと。
みんな帰るから、寂しかったんだね。娘のことも心配で、様子を見たかったんだね。
線香も点けてほしかったんだねと、みんなで泣いた。
一通り心配な人たちを巡回したあとは、一度も現れないらしい。
母さんのついでじゃなくて、私のところに直接来てくれなかったのはちょっと寂しい。
でも、いらぬ心配はさせてなかったということで、結果オーライなんだろうなあ。
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106 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/22(木) 00:06
二泊三日の中学生の修学旅行。新幹線で母の実家のそばを通った。
暫くして遠くに小高い山が見えて、そこに母の実家のお墓があり
小さい頃、祖父が亡くなったとき一度お参りした事を思い出して
なんとなく新幹線の中からこっそり手を合わせた。
修学旅行から帰ったら母が言った。
「夢であんたのおじいちゃんが出てきて言うのよ。あの子もでっかい
やんちゃなやつになったなーって。でも、いい子だ。手ぇ合わせて
いったって。うれしそうに言ってんのよ」
おじいちゃん、見てたんか…?
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198 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/28(水) 01:31
小さいときかぎっ子だった私は、小学校からまっすぐ祖母の家に
行って、パート帰りの母に迎えに来てもらって母と一緒に祖母の家の
隣の自分の家に帰る毎日だった。
その日は冬の寒い日で、いつものように祖母の家に行ったけど祖母は
いなくて、田舎だからかぎも掛けてないしそのままあがりこんで
茶の間のこたつに入っていた。
いつのまにかうとうとしていたらしい。男の人がどなる声を聞いた。
「おいっ!!」 …お客さんかな、でも何か聞いたことあるような…
ぼんやりと思ったけど眠い。居留守をつかおうとしたところ、
もう一度、どなられてふらふらと玄関に出た。その後の記憶がない。
気が付いたときは心配そうな祖母と母がわたしの顔を覗き込んでた。
祖母は買い物先の店で友人に会い、ちょっとした用事があってその友人
の家にそのまま出かけていたらしい。帰ってきたら私が玄関に倒れて
いたそうだ。私は小さくて気がつかなかったけど、こたつの部屋には
火鉢があってまだ火が残っていたそうで、もしそのまま部屋にいたら
中毒になっていただろうという事だった。
そして、私は思い出した。どなり声が一年前に亡くなった祖父の
声に似ていた事に。いつもにこにこ穏やかに笑っていた祖父だから
怒鳴り声を聞いた事がなかった。祖父が助けてくれたんだと思う。
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857 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/20 16:48
学生の時、爺さんが末期癌でこの世を去った。
悲しかった。ただ、葬式では泣かなかった。泣けなかった。
「人前で泣くな」が、爺さんの教えだったから。
数日後、母から思わぬ話を聞いた。
「爺さんは、あんたにキツく接していたけど、実は一番可愛がられていたのはあんたなんだよ」と。
「爺さんが肩車したのは、子供・孫の中であんただけだったんだから」と。
この話を聞いた時、物凄い後悔をした。
なんでもっと孝行出来なかったんだと、自分を責めた。
ただ、泣くことはしなかった。
さらに数日後、交通事故にあった。
自転車 対 自動車(自分が自転車)で、自分は10メートル近く吹っ飛ばされた。
しかし、地面に激突する、という時に、凄い力で自分の体が支えられた。
大事故だというのに、すり傷程度で済んでいた。
何かの気配を感じ、顔を上げた・・・。
爺さんだった。生前には見たことも無い優しい笑顔で、こっちを見ていた。
守られている・・・と言うのが分かった時、涙が止まらなかった。止めれなかった。
爺さんに心の中で謝った。
「出来の悪い孫でごめん・・・泣いちゃったよ」
爺さんは優しい笑顔のままだった・・・・。
爺さんが、俺の夢か幻でなければ、全て実話です。
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790 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/28 20:15
3年前、俺のじいちゃんが亡くなった。
89歳だったから、きっと大往生だったのだと思う。
葬式が終わり、気づくと、すでに正午を回っていた。
その日は、雪が降っていて、夕刻過ぎから降り続いた雪は、辺りを白一色に染めていた。
遺体が置かれてある客間のヒーターを切って、茶の間へ行くと、親父もお袋も疲れ切っている様子だった。
とりあえず、何か食べさせようと、コンビニに行った。
家から歩いて5分程度の所にあるコンビニで3人分の弁当とお茶を買って、じいちゃんが好きだった、ワインを買った。
コンビニから出て、ちょっと歩くと、大通りの脇の歩道で、誰かが立っているのが見えた。
雪がすごくて、辺りは薄ぼんやりとしか見えないのに、その人影だけ、はっきり見えたような気がする。
ちょっと警戒しながら近づいていくと、それは、亡くなったはずのじいちゃんだった。
俺が呼ぶと、じいちゃんは微笑んで、こっちにゆっくりと近づいてくると、静かに頭を撫でてくれた。
俺はもう高校生で、じいちゃんに頭を撫でてもらったのは、多分、小学生の時以来だったかもしれない。
涙が溢れ出した。
「じいちゃん、大好きだよ」
のような事を言った様な気がするけど、よく覚えていない。
じいちゃんは、微笑んだまま、大きくうなずいて、舞い落ちる雪の中に溶け込むように消えていった。
俺は、じいちゃんが立っていた場所に、しゃがみ込んで、しばらく泣いていた。
家に帰り、親父とお袋に弁当を食べさせて、俺はじいちゃんの遺体が置かれてある客間に行った。
なぜかヒーターが付いていて、何となく、じいちゃんの遺影が微笑んでいるように感じた。
俺は、じいちゃんが愛用していたワイングラスと、俺は、ワインを茶飲みに入れて飲んでいた。
しばらくして、親父がワイングラス片手にやって来て、ドカッと床に座って、ぶっきらぼうにグラスを突きだしたので、注いであげた。
ワインを一口飲んで、親父はボロボロと涙を流し始めた。
俺は、生まれて初めて、親父が泣いた姿を見た。
俺は、結局、今でも子供だから、親父とお袋を支えてあげる事はできない。
でも、子供なら子供なりに、何かできるかもしれない、と思えるようになった。
じいちゃん、俺は必ず天国へ行けるように頑張るから、天国で、また抱っこしてくれよ。
大好きだよ、じいちゃん。
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