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「黎明」考察1

2010-10-13 00:00:02 | birch99的「黎明」考察
私は、霊の存在を信じ始めた頃、まだ、向こうの世界とこちらの世界には、大きな隔たりが
あり、霊は存在しても、それは死後の事であって、この世での生き方とは、あまり関係ない
と思っていました。しかし、「シルバーバーチの霊訓」と出会って、顕幽両界は、けして隔
たれているのではなく、繋がっていることを知りました。また私たちは、この世に生きてい
る間も霊的な存在なのであり、何が大切で大事かということを知り、そこに目標を置き、そ
のために生きることこそが霊的な成長を促すということを知りました。

今回から取り上げる、この「黎明」という本は、顕幽両界は、けして隔たりがあるのではな
いという事を、こちらの世界から非常に解りやすく、またイマジネーションが広がるように
解説しています。
自分自身のためにも、今一度、整理して勉強しながら載せていきたいと思います。

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「黎明 上巻」 葦原瑞穂 太陽出版

●序章

自分とは何でしょうか
なぜ意識と言うものが在るのでしょうか
どうしてあなたは今ここにいるのでしょうか
人生には目的があるのでしょうか
私達の生活している この世界の本質は一体何でしょうか
世界は何のために存在しているのでしょうか

本書では、こうした人類にとっての永遠のテーマに真正面から取り組みます。ここでは様々
な専門分野の多くの知識の中から、それぞれでは単独でほとんど意味を為さなかったり、説
明することが難しかったテーマを、分野を超えて関連させていく作業から始めて、その背後
に浮かび上がってくる、人間の意識と宇宙の驚くべき仕組を探っていきます。

1990年代までの人類が抱えていた数々の問題、例えば個人やグループ、民族や国家の間で生
じる争い、病気、貧困と飢餓、犯罪、教育の昏迷、そして環境の破壊や自然災害といった
様々な不調和な現象は、その全てが人間の内面的な問題に起因しているということでした。
このような不調和な現象は、物事を宇宙全体との関係として把握するのではなく、表面的な
幾つかの現象の間でしか捉えることができないという、二十世紀中頃までの地球人類の平均
的な意識レベルと思考様式そのものに本質的な原因があり、その必然的な結果として、特定
の目的を全体への影響を考慮せずに実現しようとしてきたこと、つまり個人や特定のグルー
プ、一企業、一つの民族や一国家、もしくは人間のみの利益を、全体の調和よりも優先させ
てきたために生じたものです。

これらの問題の一切を消滅させ唯一つの方法は、私達のひとりひとりがこれまで主に使って
いた、感情の意識レベルや論理的思考の意識レベルを超えた、宇宙全体を一度に把握するこ
とのできる、本来の意識状態を取り戻すことにあります。

この宇宙全体を一度に把握する意識(以降では「普遍意識」と呼ぶことにします)は、これ
までの数千年間の地球の歴史に限ってみても、人類の進化の魁となった様々な人々を通して
顕れてはいたのですが、周囲のほとんとの人達は、それを自分達の制約された意識状態で判
断することしかできなかったために、それについて理解することは勿論のこと、その存在に
ついてさえ、なかなか知られることがありませんでした。それは様々な分野で先駆的な仕事
を為した天才達の意識であり、宗教家の言う悟りの体験でもあります。

真理は永遠不変なものであって、新しい真理などというものはない
それが識られるのは、それぞれの魂の成長において、実在するものに気付く過程である
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この宇宙全体を一度に把握する意識(普遍意識)へ向かうことが、悟りの境地へと達するこ
とのようですが、果たしてこれから先、この本を読んでいって、そのヒントとなるような
事、もしくはその意識状態を得ることができるでしょうか?楽しみです^^

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