アドレスでのアライメント(方向)についてです。
久しぶりにこんなこと書きますが・・・・わりと勘違いというかこだわってしまった結果おかしくなってしまう人が多いので書きたいと思います。
まずは「スクエアにはこだわらない」ということだけ覚えておいてください。
基本的な構え方の写真です。
マットのセンターにあるクラブ(一番右にあるクラブ)がターゲット方向です。
そして、一番左にあるクラブの方向がスタンスです。
ターゲットラインに対してオープンに立ちます。ちょっとわかりやすくするために極端にオープンにしてありますが、これぐらいでも全然問題ないです。
そして、真ん中のクラブが肩の向きです。
スタンスはオープンで肩の向きはターゲットラインとパラレルになる(胸がターゲットラインに正対している)ってことです。
これだとインサイドアウトにもアウトサイドインにも振れますので基本的と書きました。

そして、こちらが推奨するアライメントです。
スタンスの向き(いちばん左のクラブの方向)はオープン。つま先は開き気味のほうがいいですね。
※ターゲットラインは一番右のクラブの方向です。
そして、肩の向きはターゲットラインより右に向ける感じになります。
すこし極端にやってもらうとわかりますが、こうすると普通にインサイドアウトに振ることになります。
こうすると基本的にスイング軌道はアセンディングブロー(アッパーブローと同じ意味です)になってひっかけになることが少なくなりますし、球がつかまりやすくなるのでドロー回転の球筋になりやすくなります。
実際に打つ場合はターゲットラインよりも右に球を打ち出すことになります。こちらのほうのアライメントで80%ぐらい練習してもらって、上のアライメントで20%ぐらい練習してもらうといいですね。

あくまでフェースはターゲットラインに向けて構えます。それとアドレスに入るときに片手でセットアップするよりもグリップを決めてフェースをターゲットラインに向けて構えると肩がスクエアになりやすいので、開いてアウトサイドインの軌道になりにくくなります。カット打ちになっている人はとくにこのグリップを決めてから構えるというのをお勧めします。
スタンスがオープンで肩がクローズになっていても見た目にはよくある「すごく右を向いている」というようには見えませんから大丈夫です。