猫と共に余生を穏やかに過ごす

猫との生活記録が主です。
サブでヘルニア闘病記事も有りますが、徐々に趣味の記事へと移っていきます。

2022-05-23俳句

2022-05-23 07:47:42 | 日記

「境内の 苔むし返す 走り梅雨」 

季語:走り梅雨 初夏の季語 「はしりつゆ」ではなく、「はしりづゆ」と読みます。文字通り、梅雨入り前の雨の日などを指します。

昨夜は激しい雷雨でした。線状降水帯ですので短時間でしたが。

毎朝通っている中神社での作法も完全に身に付きました。ストレッチに忙しくて、祈る暇もありません。まったくの無信心者です。左右の足のかかとを均等に使って中心線(ちょくちょくずれています)を歩き、いつも特定の場所(5か所あります)で立ち止まり、ヨガの山のポーズをします。他のポーズもします。地面を強く踏みしめるので、私の立つ場所だけ苔が消えてしまっていました。しかし、昨夜の豪雨で苔が一気に復活していました。驚異の回復力です。程よく湿った苔が素足に心地よいです。なお、雨の当たらなかった部分は苔がむし返すことはなく、禿げたままです。鳥居の中央の真下です。

左手の木に居た幼鳥はしばらく声を聞いていません。もう自力で餌を獲れるようになったのでしょうね。さすがに五月も下旬ですので、生育の遅い種であっても巣立ちは終えたのだと思います。


2022-05-18俳句

2022-05-18 06:12:11 | 日記

「朝露や 雉を撃ちたる オオアザミ」

季語として、オオアザミは歳時記に載っていませんでしたが、まあ、この時期に花を咲かせるのでいいでしょう。

朝は分厚いスリッパを履いて家の裏を偵察しがてら、雑草を踏みつけて回ります。オオアザミの巨大な株があり、高さ1m以上、幹は直径2㎝近くあります。蕾が10個弱あり、一番上の蕾は完全に咲いています。朝はまだ寒く、独特の棘を持つ葉には朝露がかかっています。そこに私は雉を撃ちます。完全に誰からの視界にも入りません。こうして育っていったオオアザミが数日前に花を開かせたのです。全ての蕾が開花するとなかなかの壮観になりそうです。隣に別の巨大な草が生えていて、蕾もあります。そのうち、そちらも調べたいと思います。

 

2022-05-23追記

21日の夜に今シーズン最後の焚火をしました。このオオアザミはウチの焚火場に自生しています。焚火をすると、どうしても熱と炎に焼かれてしまいます。写真では撮影のために焚火台を建物側へ寄せています。

この状態から雉を撃ち続けても、この株はもう駄目でしょう。生えた位置が悪すぎました。もう少し右に種を落としてくれたら、来年は位置がマシになります。なお、右手にも少し見えていますが、別の草花がほぼ同じ高さで生えています。これの花が咲いたら、記事にしたいと思っています。


2022-05-17俳句

2022-05-17 13:42:19 | 日記

「どくだみの 咲きし初花 藁簾」

本日、庭に大量に自生しているどくだみの、ごく一部の株に花が咲きました。昨日は咲いていませんでした。株の数は概算ですが500ほどありそうで、とても収穫し切れません。これらのうち、咲いたのは5株でした。明日には一斉に咲き始めると思います。

どくだみはお茶にします。毎年作っているのですが、非常に美味しいです。市販の物は、もう飲めません。何が違うのか良く判らないのですが、とにかく私の口には合うようです。排気ガスを(私の車以外)一切受けていませんし、地下を山から流れてくる水(上水「うわみず」といいます。地下水脈のことです。対になる言葉はあると思うのですが、それは水脈として流れているのではなく、地中から湧き出てくるものを言います)は一切、汚染されていない山で漉された綺麗な水です。人が飲めるし、飲んでみるとミネラルが多くて水道水よりもまろやかです。

どくだみ茶作成は一回当たり、せいぜい50株くらいが製造能力限界です。シーズン中に作業を10回繰り返せればよいのですが、期間が一か月強しかないので無理です。今までの最高記録でワンシーズンで4回作りました。この時は日頃飲みまくって新年明けまで持ちました。大量製造でした。今年は少なくとも3回は作りたいです。年末近くまで持つと思います。

どくだみ茶がなくなったら、体に良いと評判の枇杷の葉茶に移ります。もう二袋買ってあるのですが、どくだみ茶を先に飲むのか、交互に飲むのか、どちらになるでしょうか。

ちなみに藁簾の上に一週間以上放置して乾燥させ、その後、フライパンで炒ります。七年干したら漢方薬(和方かもしれません)として認められるそうです。数日前から藁簾を二枚、天日干しにして準備を始めています。

 

季語 どくだみ 仲夏 本来は十薬(じゅうやく)と書くのが俳句の世界では普通のようです。私はなんちゃってなので、そのまま「どくだみ」を使いました。

 

★夕方に庭を見てみると、50株以上のどくだみが花を咲かせていました。実は花ではないのですが。明日は第一回目の収穫をしたいと思います。


オランダ芍薬のその後

2022-05-14 08:51:33 | 日記

まずは布テープで折れている幹をグルグル巻きにしました。ギブスみたいなものです。なお、折れている幹は一か所の間違いでした。次に添え木を大き目の物にしました。幹自体を支えると同時に、花が正面を向くように添え木の枝を巧みに(笑)利用しました。ちょっと角度に苦労しました。これは松葉づえのようなものです。最後に添え木を固定させるために瓦を一枚置きました。これでも強い風が吹くと倒れるでしょう。いたちごっこになりそうです。

花弁は既に散り始めました。隣家のご親戚の方は、自然に任せて来年に期待しよう、と言いつつも、敷地全体を近いうちに更地にするそうです。今年限りかもしれません。となりには私のお気に入りの金木犀の大きな木が立っています。とても良い香りを毎年させていましたが、いつお別れになるのか、とても気になります。


2022-05-13俳句その3

2022-05-13 20:30:58 | 日記

「軒下に草履こごえる梅雨気配」

季語は梅雨です。仲夏の季語ですが、今はまだ初夏の扱いです。草履は夏の季語であるという記述が知恵袋に合ったのですが、歳時記に載っておらず、ネットの季語辞典にも記載がありませんでした。冬でも藁草履は履くものなので、夏の季語というのもしっくりきません。

雨の時や地面が濡れている時、苔を踏んだ時は藁草履が濡れ、放置しておくと傷みやすいです。軒下に置いて風を当て、乾かしています。まだ、ちょっと寒いです。横には猫類補完計画中の猫砂を置いてあります。雨が降っていて湿気が高いですが、徐々に乾いていきます。ひと月くらい時間はありますが、梅雨時はもっと大変になりそうで、これが季節の移ろいというものなのでしょう。なお、家の中に置いている多数の藁草履をつばさは気に入っていて、爪で引っ掻き、藁を一本一本切っていきます。草履の表面はつばさにより、裏面は歩くことにより傷んでいきます。両面がバランスよく痛んでいくかのようです。

ついでに一句紹介しておきます。

「夏河を越すうれしさよ手に草履」 与謝蕪村

素人でも判る、素晴らしい一句だと思います。私もしょっちゅう、草履を手に持ちます。排水溝の鉄蓋(あみあみになっているやつです)の上で足つぼマッサージをする時などで、風情もへったくれもありませんが。