「主なき 芍薬の頭 折れ落ちる」
芍薬は仲夏の季語です。
通常ですと、住居不法侵入なのですが、よく片付けに来られる御親戚の方とも親しくしていて、電話番号も交換していますので、あと数時間してから電話をして、敷地内に入って写真を撮らせていただいた事を事後的ではありますが伝えます。
これはどうやらオランダ・シャクヤクと呼ばれるもののようで、初めて見つけた時はその大きさに驚きました。花の直径が20cm以上あります。見えている木の枝は写真撮影のため私が添えたもので、既に撤去済みです。幹の部分が折れています。花の重みに耐えられなかったようです。更に昨日私が別の添え木をしたのですが、添え木は風雨で折れ、更に添え木を当てていた芍薬の幹の部分も折れていました。幹は合計二か所折れている事になります。このあと、しおれていくのではないかと思います。残念ですけど。
ウチのメイン部屋の窓からこれが非常によく見えて、なんだ? と思ったのがきっかけでした。逆画像検索により、種別を推定しました。大歳時記によりますと、似ていますが牡丹は木で芍薬は草だそうです。牡丹もどこかで見かけた気がします。