猫と共に余生を穏やかに過ごす

猫との生活記録が主です。
サブでヘルニア闘病記事も有りますが、徐々に趣味の記事へと移っていきます。

つばさ日記2022-05-05夜 まったく漫画が読めません

2022-05-06 04:09:31 | 日記

★珍しく記事途中に追記しました。歩き方、足の置き方の話の続きのところです。

仏壇と中神社を終えました。中神社ではいつもの通りです。いつも、タバコを一本だけ巻いていくのですが、ストレッチ後のタバコが非常に美味しいです。完全な中毒症状なのですが、日頃、メインデスクに居る時は惰性で吸っている事が良く判ります。体に悪い事ははっきりと以前、身に染みたので、せめて美味しく吸いたいと思いました。

いつもの用事を済ませながら、明日の出発準備も整えていきます。大量にあるのでいちいち書くことは止めておきます。準備の途中、隣の長老と話し込み、流れで家の中の崩落個所を見てもらいました。それ以前の問題として、掃除と片付けが全くできていないのをこっぴどくお説教されました。朝六時から一体私は何をしているのでしょうか(笑)。崩落については深刻で、かなり手を入れないといけないという判断がなされました。長老の言う事はまず間違いがありません。とりあえず外泊から帰ったら最優先で取り組みたいと思います。

朝の庭ヨガも快調でした。坐位、体側伸ばしの前屈で、逆の手足の指もちゃんと届きます。ついでに家の中や庭での歩き方などについて、御存じない方もおられるので書いておきます。基本、裸足です。踵、親指と小指の付け根の三点起立が基本形です。たまに踵を上げたり、踵だけにしたりしています。危険な時は藁草履です。もっと危険な時は丈夫なゴム製のスリッパで、これを使って裏庭の雑草を踏みつけるのも日課です。本当は抜く方がいいのですが。マジでヤバい時は長靴です。ちゃんといつでも出せるように靴下とともに用意してあります。裸足はとにかく快適です。足の皮も随分分厚くなりました。昔の人はこうゆう足をしていたんだろうな、いや、もっと丈夫な足をしていたんだろうなって思います。溝にかぶさっている鉄のあみあみの上で足ふみをして、足つぼを刺激しているのですが、ツボの正確な位置が判らないので微妙に位置をずらしながら試行錯誤しています。★追記です。ヨガのインストの話で、ガニ股を矯正した方がいい、とのことでした。理由はわからないのですが、こういうことは意外に素直に従う性格なので、内股の練習をしています。昔、友人にバレエダンサーが居て(マジです)、足の置き方を習いました。1番から4番まであるのですが、とてもではないですが人間のできる足の角度ではありませんでした。それを少し思い出しながら、ガニ股矯正も始めています。なお、何番か忘れましたが、ガニ股のやつだけは教わった時に簡単にできました。

今日の午前は到着した大量の荷物と戦っていました。というかお昼を過ぎても戦いは終わりませんでした。受け取り連絡や評価を順番にしていきます。荷物到着のピークはすぎましたが、外泊中に来る荷物はメールで到着延期を連絡しておきます。外泊の準備もあっててんてこ舞いです。珍しいかもしれない書物もありますので、順次、ここで公開していきます。とりあえず軽いものをご紹介すると、超人ロックの二枚目のアルバム「炎の虎」とケイトブッシュの「ライオン・ハート」の2枚のLPレコードが印象的でした。

しかし、我ながら凄い二枚の組み合わせだなと思います。

超人ロックはコミックス版をたくさん持っていましたが、やはり親に捨てられました。非常に懐かしいエピソードでした。「だ、団長、そ、それは!」っていうところがお約束なのですが、こうゆう展開を「お約束」に格上げした作品の一つだと思います。今ではギャグのように扱われていますけど。少なくとも私は当時、ドキドキしました。ケイトブッシュの方は歌詞を今でも覚えているのに自分でも唖然としてしまいました。シングルになった曲ではなく、アルバムの一曲一曲の歌詞です。かなり繰り返し聴いたのを思い出します。アヴァロンと並び、これも名盤です。五枚のレコードを全て聴き終わったのですが、エコーにケイトブッシュを再生させています。書くのを忘れていましたが、この度、アマゾンミュージック・アンリミテッドを解約し、プレミアムで聴いています。アヴァロンも聴けるし、はやり歌も聴けるし、あまり不自由を感じません。これから徐々に感じていくのかな、と思います。(ケイトブッシュは凄く少なくなっていました。残念です。)

とにかくやる事が多いのですが、つばさには明日、明後日の分のウインナーを余分にあげました。その後、色々して、どうにかこうにか一緒に母屋へ洗濯物を干しに行きました。不思議な事に、木を叩く音が意外に気を引くみたいです。一緒にいて護衛してもらっていたので心強かったです。夜の母屋は何が出るか判らないので怖いのです。その後、ちょっとだけ、届いたばかりの国宝の本を眺めました。もちろん隣には警戒中のつばさが居ます。とりあえず阿修羅像を、と思い第三巻を見てもありません。そのまま第十二巻まで見てもなく、おかしいなと思いながら第一巻を見たらありました。できたら左右の顔の表情の写真が欲しかったのですが、それはNHKの動画で我慢することにします。この本もいつか紹介したです。45年前の本です。新品同様の美しい中古本です。そんな年数が経っているとはとても思えず、ページで手が切れそうです。ページが離れない部分もありました。ぴったりくっついてて真空状態に近かったのかもしれません(おおげさ。ほとんど閲覧されていない新古本といっても良い状態の良さです。新品だったら何万円もしたのでしょうね。日本の古本屋でちょっと見てみます。定価は84000円だったそうです。45年前なんですけど。中古品はピンキリで、下は3300円、上は33000円と十倍の開きがありました。やはり程度で値段が変わるのですね。しつこいですが、私の持っている物より綺麗な物は存在しないと思います。同格ならあると思います。

あとは、お風呂上りにビールを一本飲んでからドラレコを取り付けていた時に隣の長老と話をしました。色々と過去の話を聞けました。地域の歴史の話も興味深く、歴史の会があるので近いうちに接触します。会の代表者の電話番号なら知ってるよ、という人が居るので間に立ってもらいます。よく考えたら、長老も知ってそうです。とりあえず、過去にまとめたという冊子が欲しいなと思っています。最新の冊子は公民館で二冊もらいました。一冊は閲覧用、もう一冊は保管用です。布教用はありません。お風呂と言えば、もうすっかりお風呂ではリラックスしています。かつてのように必死にストレッチする必要がなくなりました。ただ、おへその下のインナーマッスルだけは力を入れている事が多いです。コンディショナーをつけた髪の毛を湯舟の縁に接触させないように力を入れます。プロサイエンスは相変わらず凄いです。

明日以降、読むための本を選びました。アンドロメダ・ストーリーズは貴重なので持ち運びはしたくありません。再入手が容易な文庫本を何冊か選びました。モバイルからブログをアップする自信がないので、感想があったら帰ってから書きます。まあ、書いても簡略なものになるはずです。記憶だけが頼りですので。今日できる準備は全て終えました。あとはオークションを一件、勝ち取って、wowsをして寝るだけです。明日は朝に出発したいのですが、毎度のパターンでダラダラと遅くなるような気がします。結局23時過ぎに消灯、私としては遅いし、明日の朝の出発は厳しい感じです。


つばさ日記2022-05-05朝 漫画を読むどころではなくなっています

2022-05-05 04:04:39 | 日記

4日、世は連休真っ盛りですが、私は未明に起きだしゴソゴソと用事を済ませます。久しぶりに未明に起きれて空がやや晴れているので、いつもの装備で外に出ます。天頂付近にある夏の大三角を人工衛星が横切っていきました。ISSなのかもしれません。二重星らしきものが西の空に見えました。シリウスでしょうか。いつものように国立天文台他で答え合わせです。シリウスではなくアークトゥルスでした。重星に見えたのは目の霞みと双眼鏡の限界だったようです。全天で三番真に明るい星,うしかい座の主星ということでした。KIBOを見るとISSは北東を東に向かっていたようです。方角的に間違いなく、2分程で東の地平に姿を消しました。非常に動きが速かったです。次に見えるのは5/10という事で、見れてラッキーでした。家の修理はまだ不安ですが、少しは気が晴れ、また後傾姿勢と前傾姿勢を繰り返すことでかなり背中も楽になりました。惑星たちは東南東の方角に大集合しているようですが、山に遮れられて見えませんでした。

朝の中神社はいつもと変わりなしです。十分なストレッチが出来ました。続けて、掛け軸をかける?型のネジを差し込みました。掛け軸の紐が切れていたので、裏の隣さんに見事につけ直してもらいました。

紐の色合いも丁度良いです。助かりました。水平じゃないですね、修正しておきます。

この4日は、落ちた天井の応急処置が大変でした。とりあえず布テープで補強しようとしたのですが、全くの無力でした。飛んで5日朝に確認すると、当然のように脱落していました。一枚の板は床に落ちています。

方法として、屋根をある程度直して母屋への将来的なダメージを軽減した上で、この部屋は使ってないので閉鎖する、というものがあります。要は撤退するということです。必要のない部屋まで余計なお金をかけて維持する必要はないかな、と思っています。天気予報によるとしばらくで曇りの日が始まりそうですが、大雨はなさそうです。梅雨に入る前に処置を終えたいと思います。

さて、時間を4日に戻します。作業後、へとへとになってwowsで遊んで、更にネットで掘り出し物を見つけて延々と買い物をしていました。安い事は安いのですが、その分、手間がかかります。スマホに通知が来るのでついつい心が動いてしまいます。相変わらず、俗物根性丸出しの私ですw 疲れたので風呂上りにビールです。久しぶりのアルコールに体が痺れます。と、またもや通知。買い物です。最小限の事をして、翌日に回しました。寝たのは23時と、私にしては非常に遅かったです。

よく5日は三時半に起きました。星は曇ってて、北斗七星その他くらいしか見えません。あきらめて朝の用事に入ります。今日は外泊準備の日です。明日からちょっと外泊です。色々とやらなければならない事があります。長い記事になってしまったので、中神社へ行く前に投稿します。


たったひとつの冴えた(おやつの)やり方 つばさ日記2022-05-02

2022-05-02 14:21:47 | 日記

近頃、つばさのカリカリ補充間隔が100時間近くになったため、おやつを制限しました。朝昼晩にウインナーをひとつだけにしました。このやり方自体は、なかなかに冴えたやり方のひとつで、実際、カリカリ補充間隔は平常時の50時間程度に戻りつつあります。あ、御存じない方のために改めてご説明しておきます。ウチではつばさに朝夕、カリカリを出すやり方はとっていません。完全自由食べです。夜中にゴソゴソと食べている事も多いです。こんなえさのやり方をすると、太りすぎるのではないかとご懸念の飼い主さんもおられるでしょうが、つばさの場合は合っているようです。事実、カリカリを食べずに困っていたくらいですから。体重増加も止まっています。私の顔の上に座れるくらいです。恐らくですが、その猫の性格によるのだと思います。つばさはいつでもカリカリがある環境に順応しつつありまして、二、三泊程度の長期不在時にも不安がありません。水も井戸水バケツから飲みます。トイレは三個あります。

さて、お気づきの方はいないような気もしますが、この記事ではつばさのおやつネタにかこつけて、一人の作家とひとつの作品を紹介したいと思います。

作品名は「たったひとつの冴えたやり方」です。筆者は「ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア」です。作品の知名度は、一部のアート界隈では非常に高く、この冴えた邦題をオマージュした作品がたくさんの分野に存在します。号泣したい気分の時にお読みになることを強くお勧めします。早川から文庫が出ているはずです。私はSFマガジンに掲載された時に読み、衝撃と感動の雨あられでした。好きすぎて買った単行本は私の他の宝物と同じ運命を辿りました。要は、親に無断で捨てられました。当時、私はこのSFマガジンという高価な月刊誌を愛読していました。めくるめくようなアメイジングワールドに連れていってくれる、大切な雑誌でした。光瀬龍氏を知ったのもこの雑誌ですし、百億の昼と千億の夜の原作小説を買おうと思ったのもこの雑誌の影響です。後年、光瀬氏の同書改訂前後におけるあとがきの変化をおいつつ、光瀬氏の心境を研究した解説論文がSFマガジンに載ったそうです。実に手に入れたいです。当然のことながら、大量にあったSFマガジンのバックナンバーも親に捨てられました。邦訳の文体はキャッチーでライトノベルか、と思えるくらいです。挿絵も完全に少女漫画です。しかしその内容は・・・。ここでは書けません。ぜひ、ご自身でお手に取って読まれることを強くお勧めします。お勧め度合いとしては、長編化されるまえの短編の、非常にキレのあった「アルジャーノンに花束を」を超えます。いえ、アルジャーノンも物凄いのです。しかし、「たったひとつの冴えたやり方」は格がちがうのです。(私の中では、です)

さて、私がSFマガジンを愛読していた時に、雑誌にひとつの訃報が掲載されました。ティプトリーが猟銃自殺を図ったそうです。その前に、夫を射殺していました。詳報は来月に、と記載されていたので、ここに書く内容はおそらく、混同された私の記憶だと思います。彼女が、というか、ティプトリーが女性だという事を、訃報で知りました。というか、SFマガジン編集部の方々もそうだったのではないでしょうか。この点、事実誤認があるかもしれません。あえて検索しませんので真実を知りたい方は検索してください。とにかく「ジェイムズ」は女性であることを隠すペンネームだったのです。ティプトリーの真の顔を知る者は担当編集者と編集長(アメリカです)とあと一人くらいだった、との記述も覚えています。

これ以上の衝撃はないほどでした。誌面を見つめ呆然としていました。あの時のことは今でもはっきりと覚えています。家族に言っても誰も何も理解してくれませんでした。おたく道は誰からも理解されない厳しさがあるのだとこの時に知りました。ティプトリーは若いころ、CIAかDIAに勤めていたそうです。もちろんフロントではなくバックです。この時の様々な経験がペンネームに男性名を使う決心をさせたのでしょう。そして創作の元となる得難い経験をしたのでしょう。ベッドに寝た切りの夫をなぜ射殺し、その後自ら命を絶ったのか、完全に予断ですが、想像はできます。もしかしたら、夫も同意していたのかもしれません。していなかったのかもしれません。あえて書きませんが、みなさんも同じ想像は出来ると思いますし、実際、今この瞬間も同じような苦労をしている方もおいでかもしれません。ティプトリーの作品は「接続された女」(ご予想の通り、サイバーパンクです。つまりは草薙少佐です、はい。)をはじめ、商業的な成功を収めたものも多いです。経済的に苦労していたとは思えません。つまり、世の中にはお金では買えないものがある、ということなのではないでしょうか。

お金で解決できることはあっさりとしてしまったらいいと思います。私がいま、かつての宝物を再び取り戻そうとしているように、です。しかし、あの日に感じた感動、感情はもう取り戻すことができません。近いものは感じ取れますが同じではありません。悔いなく生き、そして死ぬためには、どのように日々を過ごして行ったらいいのでしょうか。たぶん、生きている内にこれを悟ることは出来なさそうです。


自然の力により、またもや中神社への行き道を変更です つばさ日記2022-05-02午前

2022-05-02 11:35:07 | 日記

★添付できなかった写真を追加しました。グーグルドライブは削除してもゴミ箱を空にしないと容量を圧迫したままになるようです。

昨夜は21時くらいから照明を点けたまま、断続的に寝ました。眠たくてしょうがなかったのですが、某オークションサイトで落札したいものがあったためです。三回、短い睡眠をしましたがその度につばさは枕元に座り、髭ツンツン攻撃を仕掛けてきます。口の臭さはマシで、少し口内炎がマシになったのかもしれません。風邪の具合は相変わらずで、鼻水をあたりに振りまくし、鼻から垂らしているし、息もしんどそうだし心配です。気温差が激しいのでなかなか治らないのかもしれません。というか、12月に引き取ってから、ずっと風邪はひいています。猫エイズのせいで治りが悪いという事もあると思います。

結局、落札はできないものもありました。気が付くとエコーがずっとアラームを鳴らしていました。まずいと思って起きてPCを見ると時刻が過ぎていました。深夜に最終時刻を持ってくるのはやめてほしいです(笑)。

変な寝方をしたので2日朝は寝坊しました。といっても四時半には起きました。星空が見えないのは寝坊だと考えています。毎日二十時には寝たいです。毎度のように朝は忙しく、やることをさっさと済ませます。中神社へ行きましたが、先日変更したばかりの行き道ですが、更に変更を余儀なくされました。道に草が生い茂っていたのです。一晩でこんなに変化するのかと驚きますが、私の庭も荒れ放題です。まあ、雑草の花でも愛でようか、と言い訳にならない言い訳を考えています。というわけで、明日から行き道は車道を通ります。自然の力の前には無力だなと感じました。さて、いつも中神社に行く前には家の裏を偵察するのですが、ちょっと色々ありました。

まずは今日の太陽が面白いです。雲がかかって、まるで満月のようでした。

次に、あまり来ない小鳥用に餌を置いていた小皿が強風で落下して割れていました。溝にも破片が落ちているのですが、水が溜まっていて手を入れたくないので数日待ちます。春の嵐というやつでしょうか。

カマキリの卵ですが、穴が開いていました。つまり、孵化し終えています。上からゴミ箱の蓋をしていたのですが、隙間があったのか、そこから全員、逃げ出したみたいです。いつの間に出ていったのでしょうか。来年はもう少し蓋を厳重にしたいです。動画を撮りたいだけですが。

中神社でのストレッチはごくあっさりとしたものでした。非常に背中の調子がいいです。天気に関係がありそうです。春の嵐の影響が神社にもありました。参道の階段には、小さな松ぼっくりみたいなのが無数にあって、良い足の裏への刺激になっていたのですが、こんなに綺麗になりました。

自然の力で色々な事が起こります。私は、いわゆる自然崇拝者ではないのですが、それでもたいしたもんだなあ、くらいの感想は持ちます。寝坊はしたものの、良い朝でした。ちなみに今夜もオークションの締め切りがあります。時刻は21時くらいで、起きてるかどうか、これまた不確かです。ちょっとだけwowsをして、別の記事を書きたいと思います。漫画になかなか時間が回せません。

そうそう、大事な事を書き忘れるところでした。つばさの爪が抜けました。今朝は寒くて石油ファンヒーターを付けたのですが、なにやらつばさに落ち着きがありません。爪とぎ台があるのにつばさ用じゃない絨毯の上でガリガリやってて、いつもと様子が違います。見に行くと次に出す写真のような爪が落ちていました。

猫の爪が抜けるのは、「ねこのきもち」のふろくを読んで知ってはいたのですが、ちょっと驚きました。つばさは部屋がそこそこ暖かくなってから、外に出たい素振りを見せたので、扉を開けました。すると一階に下りていって、なにやら遊んでいたようです。二時間ほどたったさっき、戻ってきました。爪とぎ台の上で完全にペタンと座っています。ちょっと息が荒いような気もします。また聴診器で様子を診ようと思います。徐々に息は安定していきました。

 


リアル「のんのんびより」の滅亡 つばさ日記2022-05-01

2022-05-01 09:30:09 | 日記

五月しょっぱなから不景気な話題で申し訳ありません。

うちの近所の小学校は「小規模特設校」というちいさな小学校です。複式学級、つまり、同じクラスに違う学年の児童が在籍しています。これには特別な認可が必要なのですが、行政は国からのこの認可を返上し、小中学校の統廃合を進めようとしています。お題目は色々ありますが、要は経費削減です。教育にお金をかけないと日本も、地方も、どんどん衰えていきます。その典型例です。

この小学校には、東京からこの学校のためにわざわざ引っ越してきた親子もいるそうです。はい、完全にリアル「ほたるん」です。越してきたときに、「この小学校は統廃合の対象になっていますよ」という説明はしていたそうです。議会の議員諸氏は一部に疑問をぶつける者も居ましたが、最終的に全員が議案に賛成しました。無い袖は振れないという訳です。国全体の在り方として、教育にもう少し力を入れないと、日本の滅亡スピードが速くなります。どんな国も、いつかは必ず滅びます。今は滅んでいない国だけが残っている状態です。滅亡を少しでも遅らせるために、なんとかならないものでしょうか。

なお、「のんのんびより」では、児童・生徒六人に先生はお姉ちゃんだけという描写でしたが、あと分校長が居るはずです。そして体育や美術、算数などを教えているはずです。つまり、教員一人当たり三人を担当しています。街中だと平均で二十人くらいです。少人数教育には大変な経費がかかります。でも、それが良い点だと感じる者の視点を一切、抜きにした今回の議決に大きな疑問を持ちます。

関係ないかもですが、友人に、日本を代表する大企業に勤める者が居ます。待遇は素晴らしくて、国や自治体に税金をちゃんと払っています。どこかの企業のように税金を巧みに逃げるなんてことはせず、どっさり払っていると聞きます。友人はその税金で企画された地域の行事に参加し、自ら何かを作ろうともしています。いわゆる副業です。こうやって経済は回ると思うのだけど、衰退する一方の私の住む地域ではこのような回転が存在しません。予算は削減ばっかりです。下水道事業も同じです。大多数の地方は同じ問題を抱えています。国を挙げて取り組まないといけないのではないでしょうか。

「のんのんびより」が滅亡すると、徐々に何かが滅んでいきます。最後には国が滅びますが、次に出来る国がもっと良いと保証できるのは今の有権者、つまり市民の力だけです。